脳にいい勉強法~聴くだけで脳が活性化する次世代サブリミナル音源CD付~

著者 :
  • アスコム
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776205517

感想・レビュー・書評

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  •  苫米地さんの本は,「読まず嫌い」でしたが,読んでみたらとても面白かったです。「ドーパミンは自在にコントロールできる」「やる気のスイッチを入れるには,目標の設定⇒今の自分が目標を達成していなくて不快に感じる心の状態を作り出すことが大切」等,役立つ情報や実践したくなる情報でいっぱいでした。お勧めです。

  • 勉強法の新しい情報を知りたくて読書。

    2日前に『本当はすごい私 一瞬で最強の脳をつくる10枚のカード』を読んだおかげもあり、理解度は高かった。

    過去は変えることができないが、視点や評価は変えることはできる。その方法としてBDラベルを紹介している。自己分析の一貫として面白い方法だと思う。

    未来から逆算して現在をイメージする。目標とモチベーション2(p119) はよく分かる図と説明である。

    並列処理の訓練と直列処理でもスピードアップさせることの有効性も興味深い。直列処理のスピードアップは重要性を理解しこれまでも取り組んできたが、並列処理は自分には不向きだと思い込み、取り組んだことがない。これも自分のスコトーマなんだと氣づく。

    音楽を同時に聞いてみるなど並列処理の訓練もやってみたいと思う。

    読書時間:約45分

  • 読んでる最中は、なるほどと感心していたが、あまり印象には残らなかった。
    意外と当たり前の事を改めて確信するような行為なのだろうか?
    しかし筆者は一貫した事を様々なバリエーションで本にしている。

  • 苫米地氏の著書はだいたいチェックしているのだが
    最近また一冊出ていたので買ってみた。

    最近の氏の著書傾向としてメインメソッドからサブメソッドへと
    その形態が変貌をとげてきている気がする。

    コンフォートゾーンやスコトーマといった
    一般人にはなじみのない心理学・脳科学的な要素に焦点を当てて
    彼自身の見解およびそれを用いた自己管理・自己成長メソッドが当初の著書であったように思う。

    メインメソッドからサブメソッドを主軸としていることそのものには
    何ら問題もないことをあらかじめ断わっておく。
    他の読者からはいろんな不満の声が聞こえてきそうだ。
    実際レビューなどを参考にしてみると

    「以前の著書で書いた内容の焼き増しじゃないか!」
    「目新しい内容がほとんどない!」

    しっかり読みたまえ、読者諸君。
    そもそもメインメソッドがコロコロ変わる著者など信用できまい。
    あえて抽象的なものを最高位のメソッドとおくことで、その具体化の枝を
    著書として読者の窓口に提供しているだけにすぎないのだ。

    苫米地シリーズを読み始めたばかりの人々であれば
    そのメインメソッドとしてのスコトーマやコンフォートゾーンに目から鱗を落としたのであろう。
    著書における真実と現象を区別せねば、メインメソッドばかりを口をあけて待たざるをえない。
    人間にスコトーマやコンフォートゾーンが存在する、というのは真実である。
    それを各種訓練や行動によって操作できるというのは現象である。
    あらかじめ真実を述べた上でそれを意のままにコントロールする現象。
    本のストーリーとしては至極普通のはずである。

    例をあげよう。
    電電が好んでよく見る「X-File」シリーズであるが、
    この作品において「超常現象が世に存在している」というのが真実である。
    主人公のFBI捜査官がその真実に基づいて事件の真相に迫るというのが作品としての現象である。
    真実がコロコロ変わったらその時点でその作品は「X-File」ではなくなるのだ。
    X-Fileを好んで見る人々は「現象としての作品」を見ることを望んでいるはずである。

    だんだん話がそれて来たのでレビューへと戻ろう(笑)

    今回のメインテーマは「勉強法」である。
    最後まで忘れてはいけない。「勉強法」である!!

    効果的に勉強するために、
    苫米地メソッドをどのように使うか、どのように機能しているかを
    9章にわたってまとめてある。

    冒頭にも書かれている「がんばるとIQが下がる!」というのは
    『夢実現脳の作り方』でも書かれていたが、
    せっぱつまった状態で創造的な仕事が出来ないことは万人の経験するところである。
    かく言う電電もいまだになおしきれない欠点なのだ。

    ただ、仕事にしろ勉強にしろ、先手必勝であることはだれもが認めるが
    それに向かうモチベーションが低ければ先手必勝はただの単語と化す。
    それに関してモチベーションの向上に関する記述が本書にはある。
    今回初めて出てきた「モチベーションストーリー」手法はなかなか面白い。
    詳しくは本書を読んで頂きたいが、
    脳の「臨場感を求める」ところと「いい加減なところ」をうまく利用した手法である。

    脳を活性化し、ひらめきを誘導し、その一連の行動動機(モチベーション)を高める。
    ひらめきの誘導に関しては茂木健一郎氏の著書と併せて読むと効果的だ。

  • 勉強方法と言うより、勉強する際、何かを始める前のモチベーション論だと思った
    脳の能力を高める方法、過去を見ず未来を充実させ、未来次第で過去の概念が変わる
    なりたい未来から逆算して現在の動きを決め行動
    コンフォートゾーンに近づこうと脳が勝手に快適さに向かうらしい

  • ■本の内容・特徴
    脳を性質を踏まえた、脳に重点を置いた苫米地式勉強法。


    ■学び
    (1)頭がいいとは
    問題を認識するだけではダメ。どう処理するか、問題解決能力が高いことが大前提。そのためには「理解力」と「応用力」が不可欠。
    「理解力」・・・抽象化能力。知らない物事を既存のパターンとの共通性を見つける力。ゲシュタルト能力(統合能力)と同じ。料理はその効果的な訓練。
    「応用力」・・・最適化能力。既存の物事を組み合わせて新しいものをつくる能力。ひらめき能力。リラックスした環境が重要。

    (2)モチベーションアップには
    サーモスタット式のモチベーションアップ術が有効。目標を設定することで、コンフォートゾーン(快適な領域)が生まれる。すると現在とのギャップを調整しようとしてモチベーションが働く。無意識に目標へ近づくための行動を取るようになる。

    (3)将来の目標から逆算した、現在のあるべき姿をリアルに思い浮かべる。
    サーモスタット式のモチベーションアップ術で言うと、まずはギャップに気付くことが大事。「今なにをすべきか、何が必要なのか」はギャップに気付くことで見えてくる。モチベーションアップのポイントとなる方法は臨場感を伴いリアルに「現在のあるべき姿」を思い浮かべること。

    (4)認知症の主な原因はストレス
    強いストレスを感じると、副腎皮質からコルチゾルという悪玉ホルモンが分泌される。これが脳を攻撃し、海馬細胞を壊してしまう。結果海馬は委縮して認知症となる。


    ■感想
    衝撃的だったのは、学び(4)です。ストレスが認知症の要因となるのは知っていましたが、コルチゾルが海馬を直接攻撃して委縮してしまうとは・・・。ストレス要因はなるべく遠ざけましょうと叫ばれるのもこういったことがあるからなのですね。ストレスはその人の「モノの見方・感じ方」なので、ここを変えればストレスではなくなる、そう分かってはいても人間は感情の動物でもありますからなかなか難しいものです。なるべくなら遠ざけるのが賢明ですね。やっと、というか完全に納得しました。

  • 知識は、認識の基礎であるとともに、認識の障害(スコトーマ)でもある。

  • 頭がいいことの定義が明確で、なおかつその状態を実現する方法をわかりやすく論理的に示してあった。
    単純にゴリゴリやるよりとっつきやすい勉強法だった。

    あとは信じて継続できるかどうか。。。

  • 帯表
    ドクター苫米地、初の勉強本!
    ディスカバリーチャンネルで紹介!
    世界各国の顧問や大学教授を歴任!!
    世界が注目する機能「脳」科学の権威が最少の努力で最大の成果を上げる勉強法を初公開!!
    「がんばる」のを止めると、IQが上がる!
    効率が上がる!!
    認識力 理解力 記憶力 応用力 語学習得力 目標達成力 実践力 などが劇的にアップ!!
    著者音声セミナーを無料プレゼント
    帯裏
    「がんばらないで」目標達成できる脳を最大限に生かす勉強法!
    ●あなたのモチベーションは、なぜ上がらないのか
    ●「知識吸収力」を高める4つの方法
    ●「脳が冴える」9つの工夫、そして習慣とは
    ●「間違えたものを覚える」脳の仕組みをフル活用する
    ●英語の学習時間を劇的に短縮する秘策がある
    ●頭の回転を加速する脳のデュアルCPU化とは
    ーほか、機能「脳」科学の最新成果から生まれた方法を徹底解説!

  • 苫米地流脳科学に関することが簡単に書かれている。

    コンフォートゾーン、エフィカシー、アファメーション、スコトーマなどを知りたい人は読んでみても良いかも。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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