人生を劇的に変える東国原式勉強法

著者 :
  • アスコム
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776205524

感想・レビュー・書評

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  • 東国原式勉強法について知りたてく読書。

    まさに逆境から種を拾っての転身。自主謹慎中に次の目標を定め、芸能人と一般人との金銭感覚や価値観の違いを認識しようしたという下りが興味深い。人間は、贅沢するとそんな浮世離れしてしまうものなのであろうか。まだ未経験なので実感はない。

    私は自分の人生を幅を広げるための勉強らしい勉強を始めたのは、独立後の2008年くらいから。確かに本文で触れられている通り、コツコツ努力して少しずつでも進歩、成長する自分が楽しいと感じる体験を積み重ねてきた。そして、試験に合格した時の達成感は、自分に小さな自信を与え、明日への活力の源となる。

    社会人の勉強の王道は、目標設定、ひたすら反復する、集中力を高める。
    これらに尽きると思った。

    マラソンと勉強はよく似ている(p145~)
    マラソンまではいかないが、先月からランニングを始めた。距離よりも回数と習慣化させることを目標としている。走っているといろいろなことが頭に浮かぶ、何も考えないようで意外と考える。

    もっと新しいことへ挑戦して成長したい。自分のためにも。

    読書時間:約30分

  • スキャンダルによりどん底を味わい40を過ぎてから政治家になる決意をした著者の人生哲学。心構えや教えというより自分のしたことを熱い言葉で綴ってある。本当にやりたい事に目覚め、夢の実現のために全身全霊で取り組む姿には励まされる。早大二文、政経と学業をやり直し知事になって尚学問を続け、マラソンするストイックな姿は学ぶべき点がとても多い。

  • 4
    知識が増えると、上の人にも言葉をぶつけることができる。自分自身も自信が持てたということでしょう。

  • 無駄に思える学校勉強の意味を人間に深みを与えると定義しているのが良かったです。

  • 「そのまんま東」から「宮崎県知事」となった東国原英夫氏の本である。本のタイトルからすると、一見、勉強法のテクニックの紹介本かと思われる。確かにそのような記述もあることは事実だが、この本で重要なのは、東国原英夫氏が芸人から政治家を目指すために何を行ったのかという点だと思う。40代に入ってから政治家を目指した東国原英夫氏は、それまでの芸人としての生活レベルや習慣を徹底的に変えることを行った。一言でこう書いてしまうと、「なんだそれだけか」と思うかもしれないが、今までのやり方を変える決意というのはなかなか難しいものだと思う。でも、今の現状を本当に打破するには、とにかく変革のための行動を起こすことが重要なのだと思う。それは、頭の中で考えても行動が伴わなければ何も変わらないからである。この点については、今後、自分自身も肝に銘じておきたいと思う。その他、本書での備忘録事項は以下の通り。

    ・情報はA6ノート1冊にすべてまとめる
    ・資料はA4の紙1枚にまとめてみる
    ・自分のマニフェストを作ってみよう
    ・中途半端な考え方では挫折する
    ・論理的に考える習慣をつける
    ・何かをしながら、何かをする
    ・疑問点は残しておかない
    ・マラソンと勉強はよく似ている

  • 芸人から元知事になられた成功者の勉強法、大人になってからの勉強法を学びたくて読んだ本です。

    この本から学んだことは、

    ・気になった言葉はA6ノートにメモする。キーワードは四角で囲み、その言葉の意味やポイント、背景等を書き込んでいく。3ヶ月間ノートを持ち、何度も開いて頭に詰め込む。ノートゆえ検索は非効率だが、それによりいろいろなページを何度も開くことができる。

    ・できるだけ何かをしながら何かをするという効率的な時間の使い方をする。

    ・疑問点はすぐに解決する。その時にすぐ調べる。タイミングを逃すと結果として余計に時間を使ってしまう。

    という点です。

    この勉強法の肝は、ノートにとにかく書き、頭に入れることであると思いました。

    著者のすごさは、半端でない継続力とスピード感。まねしたいです。

  • 41歳からの勉強はすごいと思った。

    やり方は地道だけど、方法を変えないというのも一つかと。
    マラソンでバランスをとっている(精神的、肉体的)のも面白かった。

    多くの方法が書かれているわけではないけど、
    それもまたよかった。

  • 人は何かを変えようとするとき、たくさんのエネルギーを要し、そしてストレスも生じる。
    これだけ劇的な変化を遂げた東国原知事の大変さは想像を絶するのではないだろうか。
    お笑い芸人であったこと、起こしてしまった不祥事によってテレビメディアから姿を消したことなどからみんなの持つイメージを打ち破る必要性があったし、課された勉強量も半端ではなかったに違いない。
    知事の勉強法のコツは、とにかく反復することだそうだ。
    努力に勝る方法はないのである。
    40歳過ぎてからでも遅くないという言葉が励みになる。

  • 小にして学べば壮にして為すことあり、壮にして学べば老いて衰えず、老いて学べば死して朽ちず 佐藤一斎 言志晩録

    若い時に勉強を始めれば、壮年になって事を成し遂げることができる。壮年から学べば老人になっても衰えることがない。また老人になってから勉強しても、その知識は朽ち果てない

    質問をするとき まず最初の3つは自分の知っている情報をあえて聞いてみる その3つの情報が正確で正しかったら、その人のもっている情報は正しい可能性が高いと判断し、本当に知りたいあと7つのことを質問する

    山本五十六
    やってみせ、行って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たじ。

  • 誰にでも合うとは思いませんが、こういうやり方がある、というのを認識するには良いと思います。でも自分はこの手の本は2回は読むけど、それ以上、同じ本は読まない。でもノウハウの種類としてストックするにはしっかり記憶しておきたいと思わせた本です。さらっと読む本ですね。

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