断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵

  • アスコム
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776206347

感想・レビュー・書評

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  • 断捨離本5冊目。今まで割と「分かりやすく、実践しやすく、だから内容を軽め」という感じだったが、この本は結構奥深くまで断捨離を考えさせてくれる。ある程度断捨離を理解した上で、もう一歩上の理解をしたい人にはオススメ。
    以下、個人的なメモ;
    人は誰でも親の観念をひきづっている。
    物との自分の関係が生きているか、死んでいるのか。
    疑うな、信じるな、確認せよ。
    病ダレに山のように物がある。癌。
    太るのと片付けられないのは同じ。不要なものが捨てられず、断れず。。。

  • 巷ではやっている「断捨離」とは何かなと思って、購入して読んでみました。
    1時間もあれば読める本ですね。
    収納術とか、ものを溜めこまないとか、整理術かと思いきや、スピチュアル系(仏教系?)の本でした。
    40万部売れているとの帯がついていましたが、正直、いまいちでした。

    ポイントは
    1自分軸を取り戻す
    2時間軸を「今」にする
    3心身ともに健康になる
    4あらゆる執着から解放される
    といったところでです。(ByAmazon)

    ヨガの考え方をベースに、他人軸でなく自分軸で物事を考えるとか、今を大切にするとか、などが書かれています。
    また、断捨離を実践するにあたって、気が楽になるような記述もありました。これは、ありがたいですね。罪悪感や自責の念を起こさず、実践ができるようになると思います。
    ただ、全体は嫌いではないのですが、ちょっと目的と違っていました。

    アマゾンで調べたら、断捨離シリーズは、あれこれ出ているんですね。
    ほか本もこんなものなのかな?
    なのであれば、素直に、仏教の教えを読んだほうがいいなぁ。

  • ①自分軸を取り戻す
    ②時間軸を「今」にする
    ③心身ともに健康になる
    ④あらゆる執着から解放される

    人からもらったものだから捨てられない。高価だから勿体無くて捨てられないー。それはモノ中心の考え方。
    断捨離はヨガの日常修行法。
    不要・不適・不快なモノと自分の関係を問いただし、人生を整えていく断捨離。「今」の「自分」に相応しいモノ選びを繰り返して、コトとヒトにも応用して。
    「断」入ってくるのを断つ・・・食事ならば加工物や添加物
    「捨」堆積した不要・不適・不快なモノを捨てる・・・排泄
    「離」とらわれから離れる。

    家の状態を客観材料に自分を診断し、自分の心の中もセルフケアのごとく片付ける。

    健康な環境にはつねに「入れ替え」が必要不可欠。

    捨てる、見直す、手放すは自分の好きや大切にしているモノやコトの発掘作業。自分に本来あるものを見つけ出すのはとても楽しい。

    確かに、自分のものなのに、捨てるべきか残すべきか尋ねてしまいたくなる自分に気づき、自分の感覚を他者に預けるのっておかしいし鈍くなっている証拠だなあ。自分の感覚を取り戻す訓練でもある。

    ものの堆積は過去を生きているか未来への不安であって時間軸があっていない。
    モノと一緒にマイナスの感情も一緒に捨てる。だからこそ自分のものは自分で感じて選択決断すること。

    他人によく見られたい見栄のためのモノコト親から譲り受けたモノも自分にとって心地よいか?

    情報量が多くなりすぎた今、自分で考える・自分で感じる・自分の心の声を聞いて、基準にするほうがいい。
    不安で溜め込んだものは不安を呼び込む象徴として私たちを圧迫してしまう。
    自分とものが生きた関係なのか、終わった関係なのか、今の生きた関係に入れ替えていく作業。

    呼吸と一緒で出してから入れる。

    断るのは非常に勇気のいることで、気持ち穏やかでいられない。けれど、断るコトなく、なんでも引き受けて仕舞えば、それは「他人軸」。入り口を絞らないと心身を蝕む原因となることを肝に銘じておく必要がありそう。

    離れるのは、不機嫌な環境不自由な状態から離れてごきげんになるということ。

  • 断捨離の奥の深さ!大切さ!本当の意味を知る事が出来ました!とても素晴らしい本です!
    本来の自分、時間軸を今に取り戻すために、自分も身の回りの整理!断捨離としっかり向き合っていきたいと思いました!

  • 良くYouTubeも観てて馴染みのある内容だったので、二時間ちょっとで読破。


    今を大事に生きれる人になるために、物への敬意を忘れずに生きていきたいと思えた。

    自分で考え、感じて、自分軸を見つけたい。親の観念から自分の観念を身につけたい。

    過去への執着や未来への不安症が強い自分であることを自覚させてもらった。

    逃げないで、モノと真剣に向き合っていこう。できない自分をまず認めよう。

  • ●今更ながら断捨離の本を読んでみた。断捨離という考え方自体は、納得できる部分も多かった。モノへの執着から離れることで、「今」にフォーカスすることと不自由な状態からの解放を目指すことが断捨離の要点か。

  • 断捨離の起源がヨガの行法哲学の応用にあることを知った。その目標は、片付けることではなく、より快適に生きるための方法であり、自分と向き合う方法であることに共感を持った。
    住まいのモノの状態は、その人の心の状態であり、「今を生きる」のバロメーターである。
    人生を楽しく生きるには、身軽になって自分の好きな道を歩くこと。納得!

  • 自分自身をよく知り、自身の心をすっきりさせ、暮らし、人生をご機嫌に導くか〜。
    終わった関係から生きた関係に入れ替えるというのがよかったな。使わない、取っておくとはそういうことかも。ためているものは自分の何かがものとして表現されているのかもね。今なら、いる・いらないを素早く判断できそう(引っ越し前に相当捨てたから)。

  • 読了後はとてもスッキリした気持ちになった。
    断捨離は禅の教えになるので、その思想を簡潔にまとめている。

    精神的に整うことによって、衣食住が整う。
    他人軸ではなく自分軸で生きていくこと、断捨離はあくまでも手段であって目的ではなく、ご機嫌でいられることが目的だと。

  • 部屋の状態=頭の中の状態
    まさにその通り。混沌としています。
    すぐに忘れちゃうけれど、
    何度も読んでスッキリした状態にしよう。

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著者プロフィール

東京都出身、石川県在住。早稲田大学卒。学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨業・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落としこみ、応用提唱。年齢・性別・職業を問わず誰もが実践可能な自己探求メソッドを構築。全国各地でセミナー・講演をする他、新聞・雑誌・TV・ラジオ等多様なメディアを通しても、精力的な活動を展開している。著作は、ベストセラー『断捨離』『俯瞰力』(共にマガジンハウス)をはじめとし、多数の断捨離関連書籍は250万部を超えるベストセラー。



「2013年 『断捨離スケジュール帳 2014』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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