「ビミョーな人」とつきあう技術 ことごとく期待を裏切る「あの人」の正体 (アスコムBOOKS 11)
- アスコム (2011年3月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776206637
感想・レビュー・書評
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著者の本は「上司は部下より先にパンツを脱げ」に続いて2冊目ですが、
前回同様様々な気づきをもたらしてくれました。
まず、最初の
「人は自分の価値観や信念をもとに行動を選択する。
そして自然に相手にもそれを求める。」
という言葉にガツンとやられた。。
著者はそれをエレベーターでの譲り合いで学んだそうな。
ほんのささいな体験から、様々な学びを得ている著者にただただ驚いた。
自分も「本来ならば学ぶチャンスがあったのに、
何気なく通り過ぎていないか?」と反省させられる。。
著者の体験や出来事から、一般論へ話が進んでいくので、
わかりやすくて、すーっと腹に落ちていく感じ。
オススメです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間関係について知りたくて読書。
他責しない。無意識に他責しているなら意識して自責とのバランスを取る。
エネルギーを燃やすために陰徳を積む。
相手を変えるのではなく自分が変わる。そのほうが早い。
相手の正義に合わせる。
過去だけはなく、未来を見る。
ビミョーな人とどうつきあうとかというノウハウよりもビミョーな人を反面教師にして自分がそう思われない、そうならないための事例紹介という印象。
読書時間:約1時間10分 -
この本を読んで自分も色々ビミョーな点があるなと改めて感じ、反省することができた。例えば仕事を任せるときは、細かく指示命令するか放ったらかしかどっちかに近いものが多かった気が…
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タイトルはビミョーな人と付き合う技術ですが、それについての技術だけがたんたんと載せられているわけではなく、著者の体験談で具体例を見ることで人間関係の形成のしかたを分かりやすく学べました。上司や部下だけでなくプライベートの関係性などの見直しにとても役立ちそうです。
人間関係で悩んでいる時に読んだので大きな助けになりました。 -
自己啓発本的なのを久しぶりに読んだけど、これは良作。
表題のような内容はあまり書かれていない!(◎_◎;)けれども、最後まで読めばその理由に納得することになる。なるほどですな。 -
「ビミョーな人」とつきあう技術、とあるが結局「ビミョーな人」がでてきたのは最初のごく一部で実は著者(小倉広)の経験に基づく啓発本。というよりも、「ビミョー」たらしめている根本は自分自身ということ。これはこれで面白い。この著者に対し若干のひいき目もあるけど。もっかい読み返しアウトプットだ。
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ビミョーな人への対処法というよりは、こういう人にならないように気を付けましょう、という指南書。
人のフリ見て我がフリ直せとはまさにこのこと。 -
郊外型書店で
P.F.ドラッガーの隣に平積みしてありました。
サブタイトルと帯に惹かれて買ってきました。
“ことごとく期待を裏切る「わたし」の正体”
“ビミョーな「わたし」にならない為に”
って見えました(汗) 真摯に読みはじめます。 -
サンフランシスコでのホテルと空港での待ち時間に読了。メルマガの傑作選らしく、さまざまなテーマについてのエッセイのような印象。
さらっと読めて面白いが、「ビミョーな人との付き合い方」が書いてある訳ではない。
自身の身の回り(会社やご家族など)を事例とした自己啓発書と言った方がいい。
買った当時の私のメモとして「メルマガが素晴らしいので保存版として購入。」と残してあったのだが、今きちんと読み返してみて、そこまでの強い印象は受けなかった。
[more]
(目次)
第1章 人間関係編―飲み会で王様のように振る舞うビミョーな人(エレベーターを降りる順番
飲み会で王様のように振る舞うビミョーな人 ほか)
第2章 プロ意識編―一流のコピー取りと三流のコピー取りの違い(すぐに優先順位をつけるビミョーな人
もしもBGMが突然止まってしまったら ほか)
第3章 習慣編―オリーブの木が枯れたワケ(手帳のマス目を8分割すると未来が変わる
読書する時間がない!をなんとかする ほか)
第4章 リーダーシップ編―自分ができていないことを部下に教えてはいけないのか?(新入社員は喉が渇いていない!?
ビミョーな先輩のイキなはからい ほか)
第5章 モチベーション編―自分の心に火を灯せないビミョーな上司たち(自分の心に火を灯せないビミョーな上司たち
クルマ買うなんてバカじゃないの? ほか) -
「ビミョーな人」とつきあう技術 というタイトルから、周りにいるビミョーな人へのノウハウが書いてあるとおもって読んでみたところ、著者を含めた、ずれた人のエピソード集のようだった。コンパクトな話なのですきま時間に読んだり、気づきを感じることができれば良い本だと思う。