世界で活躍する脳科学者が教える! 世界で通用する人がいつもやっていること

著者 :
  • アスコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776207405

作品紹介・あらすじ

空気を読むな!しないことを決めろ!話題の脳科学者が世界中の「できる人」から学んだグローバルで活躍する人になる方法。

感想・レビュー・書評

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  • 自分で抱え込む人は なかなか活躍できない

    『世界で通用する人がいつもやっていること』(22ページ)

    勉強や仕事の前にする
    儀式を決めておく

    『世界で通用する人がいつもやっていること』(29ページ)


    上手に褒めれば
    人は自分に味方してくれる

    『世界で通用する人がいつもやっていること』(70ページ)

    嫌がらせをしてくる人には
    アドバイスを求めよう

    『世界で通用する人がいつもやっていること』(91ページ)

    最初はとにかく相手にしゃべらせること。話し上手よりも聞き上手に撤するのです。人は誰でも、自分の話をちゃんと聞いてくれると嬉しくなるものです。すると相手は気分が良くなってきて、自分を信頼しやすくなります。

    このようにして信頼を得る方法を、ラポールの形成といいます。クライアントとの信頼関係を築くために、カウンセラーが使うテクニックです。

    『世界で通用する人がいつもやっていること』(54ページ)

    1)「仕事を楽しくする名人」とは?
     ・いつも仕事が楽しそうな人というのは、「仕事を楽しくする名人」と言い換えることができそうです。
     ・あなたがもし、「仕事や勉強がつまらない」と思ったら、「じゃあ自分にとって、何が一番楽しいことなのだろう?」と考えてみましょう。
     ・本を読むでも、映画を観るでも、美味しい食事をするでも、自分が楽しいと思うことを、何でもいいので探してみます。
     ・楽しいことがわかったら、嫌な仕事と結びつけるようにするのです。

    2)毎日自分を褒める
     ・毎日自分の良いところを褒めていくと、不思議なことに本当にそういう人になっていきます。
     ・そのうち自分で「何だか私っていい人だなあ」と自分のことを認められるようになります。これは、健全な自己評価の高さの源。
     ・まさしくこのことが、人を惹きつける魅力になっていくのです。

    3)ストレスが適度にかかるとパフォーマンスが上がる
     ・ここで、「ヤーキーズ・ドッドソンの法則」という心理学の基本法則を紹介したいと思います。
     ・「覚醒レベル」と「学習パフォーマンス」の間に逆U字曲線型の関係があることを明らかにした法則です
     ・心理学者のヤーキーズとドッドソンが、ネズミを使った実験で発見しました
     ・この法則が言っているのは、極端にストレスがなさすぎる場合や、逆にものすごいプレッシャーがかかり、ストレスにさらされている場合には、記憶や知覚のパフォーマンスが低下してしまうこと。
     ・逆に、適度なストレスが学習パフォーマンスを最高レベルに高めてくれるのです。
     ・この法則はネズミだけでなく、人間にも当てはまります。
     ・一時的な感情によるストレスと、知覚や記憶のパフォーマンスとの間には、このような関係が成り立つと考えられています。

    4)本は先生である
     ・「自分の味方はすぐ近くにはいないかもしれないけれど、本の中には絶対にいる」 こう考えると、前向きにいろいろなことに挑戦していけると思うのです。
     ・「先生に恵まれない」「上司の教え方が悪い」「尊敬できる人がいるけど、とても私など相手にしてくれるわけがない」と悶々と悩んでいる人もいるかもしれません。
     ・確かに、教え方がうまい先生や上司なんて、そんなに多くはいないものですよね。
     ・それにたとえ、評判の良い先生に巡り会えたとしても、学費が高くて続けられなかったり、先生も忙しすぎて自分のために割いてくれる時間なんてほとんどなかったり。
     ・また、そもそも、評判が良くても、自分の傾向に合っているかどうか、という問題もあるでしょう。
     ・では、本を先生と考えてみると、どうでしょうか。 本は読者を差別することがありません。怒ることはないし、やめたければ途中でやめてもかまいません。
     ・自分のペースに合わせて、好きなときに、好きなことを勉強できるのです。
     ・本を読むという作業が苦痛に感じる人も、このように考えれば、本を開くことが楽しくなるのではないでしょうか。

    5)人間の脳の容量
     ・人間の脳の容量については様々なことが言われていますが、現在は、140テラビット以上はあるのではないかと考えられています。
     ・私たちの脳の中では、神経細胞一つ一つが、コンピュータにおける「素子」のようなものとして働いています。
     ・コンピュータと人間にはいろいろな違いがありますが、この素子同士がシナプスと呼ばれる、神経細胞間の伝達部を介して結合することによって、演算が行われます。

  • ①世界で通用する人はどんな人?
    ・苦手なことは断る(出来ないことを考える)
    ・人に任せる
    ・抱え込まない
    ・勉強や仕事前に儀式を行う(コーヒー飲むなど)
    ・5分のみ勉強する
    ・笑顔で主張する
    ・面白いことでも何でも楽しそうにやる
    ・見つけにくい相手の長所を見つける
    ・適度なストレスを与える
    ・愚痴を言わない
    ・ライバルの長所を真似る
    ・多くの趣味がある

    ②世界で通用する人になるには?
    ・外見を気を付ける
    ・魚を食べる
    ・DHAはうつになりにくい
    ・集中できる環境作りをする

    ③世界で通用する時間管理術は?
    ・やらないリスト作成
    ・目標期限設定

    ④気づき
    ・嫌がらせをしてくる人にはアドバイスを求める

  •  ほんまでっかTVに出演している脳科学者の本。あんまりテレビでの発言は知らないが、本書にあっては脳科学者という肩書きに関わらずに分かりやすさに、脳の特癖を述べて、それを利用するといったことを記載したものである。
     2012年に第一刷ということで古くはあるものの、意外にこの本で書かれていることが、例えば「決まった儀式を行う」「話し上手より聞き上手」「脳は飽きてしまうという性質を持っている」「見た目を大切にする」など、結構今になって結構馴染みがあるようになっていることがあるのではなかろうか。

  • ホンマでっかTVに出ている脳科学者の中野信子さんの書籍。興味本位で読んだら面白い。

    ルーティンの大切さが改めてわかりました。
    うまく脳を使ってる。

    【世界でも最もクリエイティブな国は日本、
    最もクリエイティブな都市は東京だそうです。】

    このエピローグの文言で、私の脳も活性化しました。
     
    脳も体の一部。健康でいようと思いました。

  • 著者の中野さん自身もすごい人だが、その中野さんの友人・知人のすごい人たちが実践しているコツを、脳科学者の視点で解明し、平易に解説しています。
    この中の一つでも多くを実践できるようになりたいなと、今から気を付けていきたいと思います。
    中野さんも苦労した話にはクスッとしてしまいます。
    でも写真の中野さんはすてきです!

  • 東大大学院卒の脳科学者による「世界で通用する人」になる方法。脳科学だけでなく、著者自身が海外勤務での体験を元にノウハウが書かれている。海外で働く為のガイドブックというと、必要な学歴やキャリアを強調する内容が多いが、この本はそうではない。
     残念ながら今後、日本経済が縮小していくことは免れないが、貧困や格差が広がれば、学歴やキャリアを足掛かりに海外で働くことは困難になるだろう。そんな困難な環境でも自分の潜在力を伸ばし、目標に向かって自信を持って生きていくヒントが、詰まった一冊。

  • 易しく書かれているので、中高生でも楽しんで読めるかも。目から鱗って内容でもないけど、メンサのこぼれ話的な箇所は面白い。

  • 自分の仲間自慢ぽいかな

  • 楽観主義とは、なんとかなるさ、ではなく、やればできる。
    才能ではなく努力を信じる。
    目標達成のためには、やらないことリストをつくる。
    集中力は、環境を整えることで生まれる。

  • 敵にアドバイスを求めようと思う

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著者プロフィール

脳科学者、医学博士、認知科学者。1975年、東京都に生まれる。東京大学工学部卒業後、同大学院医学系研究科修了、脳神経医学博士号取得。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。現在は、東日本国際大学教授として教鞭を執るほか、脳科学や心理学の知見を活かし、マスメディアにおいても社会現象や事件に対する解説やコメント活動を行っている。著書に『サイコパス』『不倫』(ともに文藝春秋)、『人は、なぜ他人を許せないのか?』(アスコム)、『脳の闇』(新潮社)などがある。

「2023年 『賢くしなやかに生きる脳の使い方100』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中野信子の作品

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