超iPadバカ 2000種類のアプリをためした男のすごい活用術

著者 :
  • アスコム
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776207573

感想・レビュー・書評

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  • iPad、iPad miniを所有していて、iPhone5にMacBook Airも持っているような、こういった類いの情報には長けているので、この本を読むか迷いましたが、結論から言いますと、この本を読んで正解でした。

    僕もかなりアプリを購入して、これがいいと人に勧められるだけの知識はありますが、そんな僕でもこの本に書いてあることに、なるほどと思わさせられました。

    iPadは便利でなんでも出来そうなガジェットに見えますが、実は欠点があります。それは、まだまだハードのパワーが非力な点。情報を読んだり見るのには適していますが、情報を作るというのには、あまり向いていないという点です。それでも自らiPadバカというぐらい、iPadを愛する著者が出した結論は(パソコンなしでも生活に困らない使い方)、面倒なことはiPadではしないというやり方です。アプリや、クラウドサービスの仕組みをうまく使うことで、iPadの欠点を長所にしてしまうという考え方です。

    文字入力等に煩わされるiPadでは、ファイル名や、タグを設定するのは、骨が折れる作業です。ならば、こういった骨の折れる作業はせずに、クラウドの力を使い、ファイル名やタグを設定しなくても、瞬時に目的のファイルや情報を見付けられるようにしています。普通にiPadに保存しては、瞬時に目的の情報を見つけられませんが、クラウドサービスにアップすることで、そのファイルの中の文字情報を文字として認識してくれるという仕組みをうまく使っています。

    例えばEvernoteでは、サーバーにアップすると、その写真やPDFファイルの文字を(OCR認識をしておく必要があります)ちゃんと文字データとして認識してくれます。この仕組みを使えば、ファイル名や、タグを設定しなくても、検索すれば瞬時に自分の探している情報に辿り着けます。

    超iPadバカな著者が編み出した方法は、メンドクサイことはするな。でも、メンドクサイことをしなくても、メンドクサイことをする時以上の便利さを作ることで、iPadがで様々な事を効率化し、本来力を注がなければいけない、価値を生み出す仕事に没頭しようということだと思います。

    この事を再認識できただけでも、この本を購入した価値がありました。初心者の人は勿論、中級者から上級者の人にもお薦めの1冊です。

  • 単なるアプリの紹介本ではなく、アプリ同士の連携まで配慮して紹介してあり、とても実用的です。
    おかげでiPadのアプリに使われるのではなく、使いこなせる気がします。

著者プロフィール

経営・商品開発コンサルタント、作家、講演家。大企業勤務時代は「スーパーサラリーマン」と呼ばれた、まさに仕事術の達人。『結果を出す人』シリーズなど、ヒット作多数。

「2015年 『「結果を出す人」は、エクセルをどう乗りこなしているのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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