「話のおもしろい人」の法則

  • アスコム
3.17
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本棚登録 : 564
感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776208211

作品紹介・あらすじ

「話のおもしろい人」は、相手によってカメレオンのように言うことを変え、女のネイルをチェックし、おみやげにガリガリ君をもっていく。「話のつまらない人」は、『半沢直樹』のように自分を押し通し、女のメールをチェックし、おみやげに高級アイスをもっていく。さて、そのワケとは…。数々のヒット商品の"かげの仕掛人"が教える、話しベタでも相手をおもしろがらせる"無敵の法則"とは!

感想・レビュー・書評

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  • audiobook.jpにて聴いた。
    ひたすら人に合わせることで、人から面白いと思われるようになる、と理解。自分を消していける人ならあり?これ、しんどい人にはしんどいかと。
    出世する人ってこんな感じかもね。おべっか使いみたいのは好きじゃない。

  • 以下実践
    ■話の面白い人は相手を主語にする
    「久しぶりじゃん。最近どうなの?」
    「あ、今日はちょっと眠そうだね」
    「早くも夏を先取りしてるね」
    など相手を主語にした質問を振る。
    ■一般論でとっかかりを
    「よく〇〇ってあるじゃん」←一般論
    ■即答は相手の意思を無視すること。まず聞き、理解し、それから話す
    自分の中で相手の期待する返答を即答してしまい自分が苦労することもあるのでそういった面でもこれは当てはまる
    ■「ですよね」「なるほど」
    ■重要人物を定点観測して変化に気づく
    ■「ひっかかり」は相手の心を開くアイテム
    相手に突っ込まれるような流行のものやかわいいもの
    ■本番の前に前振りをつける理由は、そのあとで出てくる情報にあらかじめ意味づけを行うこと
    「この近くにすごく美味しいイタリアンレストランがあって、イベリコ豚のソテーが口に入れたら5秒でとろけるくらいの絶品なんですよ」
    ■相手の好きな曲をかける
    ■相手にウンチクを語ってもらう
    オススメはありますか?
    ■相手に気持ちよく話してもらうには知らないフリを
    相手に何かを教えるときもたまたま知ってたスタンス
    ■バレンタインのお返しは当日即刻で驚かれる
    ■発言集
    ★相手の心を開くとき
    「ぶっちゃけますけど、、、」
    「相談があるんですけど、、、」
    まずは自分の方から心を開く。相手にして欲しいことがあるなら自分からやろう
    Bad 「ここだけの話なんですけど、」など秘密を暴露するような内容
    前にやっちゃったから言わないようにしないと
    ★意見表明かつハードル下げるとき
    「よくわからないんですけど」
    「まだ結論は見えていないんですけど」
    ★自分の意見とはせず一般論として述べるとき
    「よく〇〇なことってありますが」
    ★角が立たないように反論する
    「確かにそうなんですけど、私は」
    「おっしゃってることはごもっともですよね。そうなんですけど」
    ★嫌味なく周囲を傷つけづに知識やウンチクを述べるとき
    「たまたま知っている」
    「偶然聞いた」
    「私もつい最近まで知らなかった」
    「知り合いにたまたま詳しい奴がいる」
    ■謝罪は絶対逃げず、誠実なコミュニケーションを
    ■ネガティヴな話は予告してから
    「これから〇〇さんに、極めて厳しい話をしなければなりません。」

  • 話の面白い人の法則というタイトルだが、話をいかに面白く聞ける人になれるかという内容だった。
    けど、仕事の際に気を付けるポイントが書かれており非常に参考になった。
    全体的に話のタイトルが惹かれる内容が多く、読んでて飽きることが無く読破できた。

  • 野呂氏の本は記憶する限り初めて読むと思いますが、彼が「話しの面白い人」と「つまらない人」の話し方の違いを48個の実例を用いて解説しています。

    彼が属している業界だから通用するのかもしれませんが、中には私の仕事にも活用できるものがありました。面白いと「つまらない」の差は案外小さいのですね。

    言葉を発する前には注意が必要で、準備が大事なのを痛感しました。

    以下は気になったポイントです

    ・何を、どう、話すのか、の前に「誰」に話すのかを考えることが大事(p4)

    ・女の人が「おもしろい!と感じる男性」とは、「私が面白いとおもうことをしゃべってくれる男性」である(p7)

    ・何を話すかよりも、相手の「波長」によって話し方を変えられるかどうかがポイント(p23)

    ・相手を主語にした質問を振って、返ってきた答えをオーバー目に反応しながら、広げられれば質問を続け、続かないのであれば別のネタを振る(p31)

    ・相手より長く話してはいけない、一般論でとっかかりを作って話題を広げる(p35)

    ・その場を支配している「一番えらい人」には絶対に反論せずに、つねに同調するようにする(p46)

    ・大切なことは、「事実」を求められているのか「意見」を求められているのかを同時に見極めること(p125)

    ・事実、伝聞、想像を分けて話す、話の出所を明確にすれば話が混乱せず信頼度もアップ(p129)

    ・大原則として、必ず相手から先に「うんちく」を語ってもらうこと(p163)

    ・相手に気持ちよく話してもらうためには、知らないふり、会話で大事なのは効率ではなく優しさ(p173)

    ・相手が心を開いてくれる魔法キーワードは、「相談があります、ぶっちゃけ・・・」、それに対して使ってはいけないのは、「ここだけの話、絶対内緒「(p182)

    ・「そうですよね」は、絶対に否定にならない鉄板キーワード(p184)

    ・雰囲気、料理が気に入ったお店を見つけたら、あまり間隔をあけずに通う(p187)

    ・トラブル発生した場合には、どんなに忙しくても時間をひねり出して、直接会う(p197)

    ・あなたの失敗談は、他人に笑ってもらえるネタの宝庫である(p201)

    ・メールはタイトルで9割決まる、メールソフトはタイトルから見る構造になっているので(p217)

    ・Facebookで書くことは、1)自分の快感ではく、広く一般に有益な内容か、2)読み手にとってポジティブか(p229)

    2014年8月17日作成

    • satomin1011さん
      会話で大事なのは効率でなく優しさφ(._.)メモメモ
      あなたの失敗談は、他人に笑ってもらえるネタの宝庫(^_^)v
      会話で大事なのは効率でなく優しさφ(._.)メモメモ
      あなたの失敗談は、他人に笑ってもらえるネタの宝庫(^_^)v
      2014/08/18
  • おもしろい人に加え、仕事ができる人、頭がよく見える人などの章があり、具体的に書かれているため読みやすかった。しかし、極端な例もあり、自分の場合に置き換えて想像するのが難しいと感じた。

  • 愛知大学図書館のOPAC
    https://libopac.aichi-u.ac.jp/iwjs0012opc/BB00983223

    「話のおもしろい人」は、相手によってカメレオンのように言うことを変え、おみやげにガリガリ君をもっていく。「話のつまらない人」は、『半沢直樹』のように自分を押し通し、おみやげに高級アイスをもっていく。
    数々のヒット商品の“かげの仕掛人”が教える、話しベタでも相手をおもしろがらせる“無敵の法則”について本書で解説しています。

  • たぶん自分とは面白いの基準が違うと思った。さんまさんの面白さをオーバーリアクションだからと言っていたが、それだけではないと思った。たしかにリアクションがいいことが面白いことに繋がっているが、ワードセンスやツッコミの引き出しなど、そこについて無視してほしくなかった。あと俺の中で「おもしろい」のために「かっこいい」を度外視しているなという印象。ださいと思うことはしたくないのが男の子としての感想です。あと話が極端すぎると感じてしまう部分もあり、リアリティの面では少し考えにくかった。

  • 自身が他者に面白いと思ってもらうために何をしているかなぜそれをするか具体的な経験や例を元に書かれておりわかりやすかった。
    ちょっと1万円のボールペンを何も言わずにプレゼントをするなど極端な例もあると感じたが、基本的には「自信を貫くより他者を基準にした行動を取る」という根底が強くあるように思ったので、早速読み得た行動を実践に移したいと思った。

  • 著者と一緒に過ごすと楽しいんだろうなと伝わってきた。
    自分では真似できないような内容も多かったが、ネタはネットではなく街から探すということなどいい取り入れようと思った。

  • おもしろい人間になるのは人生の目標である。

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著者プロフィール

放送作家・戦略的PR コンサルタント
中学生の頃からラジオに親しみ、「人が読みたくなる投稿」を追究した結果、「オールナイトニッポン」などで連日投稿が読まれるようになる。大学時代には学生マーケターとして、学生向け家電の企画立案・宣伝・PRに携わる。愛知工業大学卒業後、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で放送作家デビュー。『ザ!鉄腕!DASH‼』『特命リサーチ200X』『奇跡体験!アンビリバボー』などの構成を担当する。30 歳のとき、戦略的PRコンサルタントとしての活動をスタート。テレビ番組作りのノウハウを生かし、数々の企業の商品・サービスを次々とヒットに導く。これまでに「Softbank」「ライフネット生命」「hulu」「ビズリーチ」をはじめ、140社以上のコンサルティングを担当。常に20社以上と契約している。国内有数のプロジェクトに関わることもあるなど、幅広く活躍中。

「2022年 『なぜか「好かれる人」と「嫌われる人」の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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