- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776208501
作品紹介・あらすじ
"ありのままで"生きる天才「のび太」が教える生きかたとは…!?無理せず自分らしく生きる37の方法。
感想・レビュー・書評
-
昔からドラえもんが好きだった。
小学生の頃に全巻揃えた。3年ほどかけて少しずつ。自転車で色々な古本屋を回って。
この作者ほどではないがドラえもんからは大きな影響を受けていると思う。脳の表面部分だけでなく心の奥底でも。
この本は大学教授が真面目にマンガを分析して、のび太の人となりをまとめたものだ。
どうでもいいことに時間と情熱を割いて取り組んだことには敬意を表する。
ただドラえもんは何も考えずに読むものだと私は思う。それで十分に心に残る。そういう作品なのだ。
持ち上げることも蔑むこともない。のび太はのび太なのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しくドラえもん見てないけど、いつもダメダメなのび太だけど本当にダメなやつなわけじゃないんだよね。のび太にも人を引きつけるところがちゃんとあって、それはけして特別なことではないってことに多くの人が勇気をもらえたんだと思いました。
-
『ドラえもん』で一見ドジで勉強もせず、失敗や怒られてばかりいるのび太の優しさや行動力のある一面を切り取り、子どもへの困難なことや挫けそうな時の乗り越え方を教えてくれる本。
ストーリーを言いたいことに紐づけていて、その紐付けが少し無理矢理なものもあったが、子どもにも分かる本になっていた。 -
ドラえもんにはテーマがあるしのび太も思想を持っているけどこの本はこじつけのような気がしてメソッド
という言葉はしっくりこなかった -
ドラえもんを研究している大学教授の著書、読了。
のび太くんのように(?)「楽して人生をうまく送るコツ」について書かれた本。
ダメな奴代表格ののび太くんなのに、困っていると誰かが助けてくれ(主にドラえもん)、最終的にはしずかちゃんと結婚する(未来もある)。
ふんふん、確かに不思議。
テレビだと結構ひどい事するジャイアンやスネ夫が、映画だとすごいいいやつになるのも不思議。
ていうか、のび太のくせに生意気だぞー
映画では、それぞれの良いところがよりよく描かれていて、アニメでは悪い方に触れて描かれている。と思う。
でも漫画とはまたちょっと違うんだよね。
うちには何故か単行本0巻が二冊だけある。
のび太くんは優しさ⇄優柔不断
スネ夫は発想力⇄悪知恵
しずかちゃんは勇気⇄気の強さ
ジャイアンは何だろう…共感力かなぁ。。少なくとも仁義に厚いタイプ。
普段は自分に共感させる方。
(個人的な見解です)
長所と短所は裏表な関係にある。
つまり、どうとでも取れるってこと。
でもこの人、ちょっとのび太くんのこと買い被りすぎだよね、と思って読んでたら、
後半不覚にも泣かされた。
いやはや年取ると涙脆くなるね。
のび太くん、全然「楽して人生をうまく送」ってないやん…って知ってたけど。
でも、困難に際して、最初は自分で何とかしてみようとしてたことは知らなかった。
サポートするドラえもんの姿勢にも感心した。
のび太くんの手の届く範囲に、道具を置きっぱなしにするのはいい加減やめた方がいいと思うけど。。
そうか、のび太くんの好奇心と実行力、無謀とも思える行動を、諦めない姿勢を、うっかり応援したくなってしまうのか。
そういうふうに周りを巻き込む力、それを全部ひっくるめてのび太くんの魅力なんだと気付かされた。
良い言葉がたくさん書いてあった。
「具体的に描ける夢は、叶う」、「のび太なり」の努力で十分、「直感で決断。とにかく動きだす」、「失敗したら、再チャレンジするだけ」、「夢は叶うと信じきる」
ポジティブな言葉は、前を向く力を与えてくれる。
よし、頑張ろう‼︎
最後に、のび太青年の言葉。
「人生はまだまだ長いんだ。これからが勝負だよ。」
貴見のとおりと考えます。 -
叶う夢には、法則がある
そんなメソッドがあったのですね。
そして、ドラえもんはあなたにもいる
困ったときは、自分のまわりにいる大切な人を思い出そう。
愛されていることを思い出そう。
そして、子どもにとってそんな存在に私もなろう! -
自分のペースで挫けることなく人生に立ち向かっていきたいと思います。
-
辻村深月の「凍りのくじら」を読んで、ドラえもんを思い出し、気になったので読んでみた。
ドラえもんを大人な見方をするとここまでしっかり分析する人がいるんだなぁと。これまで楽しいアニメとしてしか見ていなかったから、なるほどと思った。
懐かしい話が出てきたり、他にもこんな話もあって面白かったなと色々思い出して、ゆっくりまた見てみたくなった。
色んなことをアニメからも伝えられるし、教えてもらっていたんだなぁ。 -
<どんな本?一言で紹介>
「泣き虫」「ぐうたら」「運動が苦手」「テストはいつも0点」。
ドジで泣き虫といわれ続けたのび太は、将来しずかちゃんと結婚する。
そんな「のび太」の生きかたにスポットをあて、人生訓を導き出した一冊。
<どんな人におすすめ?>
『ドラえもん』が好きな人人。
漫画から「生き方」を知ってみたくなった人。
<読んだら、どんなことが分かるの?>
6年間に渡り、年平均2000時間継続して『ドラえもん』を研究した大学教授が書いた、どんなにダメでも夢が叶う魔法のような「のび太メソッド」の世界。
・ひみつ道具がのび太の長所を引き出した
・ドラえもんは現代社会の縮図
・成功体験で苦手克服
・思い立ったらすぐ行動
・妬みをプラスに転換する
・欲望丸出しの夢は叶わない
・ひみつ道具がなくても夢は叶う
<日々の生活、仕事などに活かせるポイント>
1.幸せな未来をつくる「優しさ」
のび太は友達だけでなく、敵対するような相手にも優しい。
ある日、のび太のパパは風邪をひいてしまう。のび太はドラえもんにひみつ道具「カゼをうつす機械」を出してもらい、パパの風邪を引き受ける。するとパパはすっかり元気になったが、のび太はひどい風邪に見舞われてしまう。そこでのび太は、憎いスネ夫にうつそうとするが、スネ夫のパパが心配しているのを見て、反省し、再び風邪を引き受けてしまった。それからジャイアンに会ったが、珍しくのび太のことを気遣ってくれる。結局、風邪をうつさずに通りすぎるのであった。(『ドラえもん(2)』、「このかぜ うつします」より)
のび太はどんな相手に対しても、心底憎んだり、存在そのものを否定したりはしない。
また、のび太はよくジャイアンやスネ夫にいじめられるが、野球や何かの遊びのときには、いつも誘われる。優しさを持って人に接することで、協力者や理解者を得ることができる。そしてそれが、幸せな未来の実現につながることを、のび太が体現している。
2.ひみつ道具から「成功体験」をもらって、ひみつ道具を使わず夢に挑む
『ドラえもん』に必ずといっていいほど登場する「ひみつ道具」。物語のはじめのうちは、ひみつ道具がうまく機能し、問題を解決して、のび太達に期待を抱かせる。しかし最後には、ひみつ道具では根本的な問題解決にならず、のび太は自分たちで試行錯誤しながら問題に取り組んでいる。
3.のび太は失敗の数が桁違い
のび太君はとにかく行動あるのみ。挑戦できる環境や条件をドラえもんに整えてもらっているが、思いついたらすぐに行動に移す能力は、のび太君自身のもの。成功を疑わず、常に今やっていることに全力を尽くしている。
<感想>
中学生の読書感想文の課題図書として、よいかもしれない。正直「ひみつ道具、要はドラえもんありきだな」って思ってしまった。ちょっとモヤったので、勝手な独断で、のび太の名言を紹介する。
「社会なんて知れば知るほど、デタラメなのかも。」「勉強して発明するんだ。勉強しなくても頭のよくなる機械を。」「ぼくは宿題をやるために生まれてきたんじゃない。」「一番いけないのは、自分なんかダメだと思い込むことだよ。」 -
何度でもつまづく、、でもそのたびに立ち直る強さを身につける
藤子先生の自画像
とてもいい感じ
ドラえもんプラス5 私も手元に置いておきたくなりました。