「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史

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著者 : 角田陽一郎
  • アスコム (2015年11月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776208785

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「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史の感想・レビュー・書評

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  • 世界史に興味は持ってはいるものの、どの分野から学べばよいのか分からず今に至っています。塩野七海女史のローマ人の物語だけは以前に読破しましたが。。。

    そんな私にとって、この本のタイトル「24のキーワードでまるわかり、最速で身につく世界史」は私の好奇心を十分に惹きつけてくれました。

    さらに嬉しいのは、この本は世界史の「通史」になっています、紀元前から現在、更には未来の予測まで、全部で24のキーワードで時代別に解説をしてくれています。一人の人が全ての歴史を解説してくれるのは、解説される方は大変だとは思いますが、読む方にとっては嬉しいばかりです。

    この本の著者・角田氏の渾身の力作を、私は楽しませて読ませてもらいました。贅沢な時間でした。

    以下は気になったポイントです。

    ・人類の祖先を辿ると、約20万年前の東アフリカの女性に行きつく。14万年アフリカにいて、6万年前に世界各地に広がった(p27)

    ・寒冷化していた氷河期は、海水面が今よりも約13メートル低かった、シベリアとアラスカは地続き、日本も大陸や朝鮮半島と地続き、日本海は湖、だから大移動が起きた(p29)

    ・1万年前に最後の氷河期が終わり、地球は温暖化に向かい、北緯20-40度では乾燥が進み、西アジア・北アフリカで裁くが広がった(p32)

    ・4大文明は全て乾燥地帯で起きている、氷河期が終わった1万年前に農耕と牧畜という「農業革命」が、その乾燥との闘いの中で始まったから、日本列島は環境が良かったので縄文時代が続いた(p33)

    ・乾燥地帯では、乾燥に耐えうる、最適な栽培種の野生種が、「たまたま」繁殖していた。麦(ヨルダン渓谷)、アワ(黄河流域)である(p34)

    ・麦やアワが育てられると、そこに、羊・ヤギ・牛・馬・ラクダが群がってきた。それを追い払うのではなく、飼い始めたのが牧畜の始まり。陸生の大型草食動物148種のうち、人類が家畜化したのは、14種、メジャーなのが、羊・ヤギ・牛・馬・ラクダ。この家畜がいたから、人類は文明化できた(p34、35)

    ・キリスト教、イスラム教は、歴史的には、ユダヤ教が元になってできたもので、神様は同一。その神を、ヤハウェとするのがユダヤ教、ゴッドとするのがキリスト教、アッラーとするのがイスラム教(p53)

    ・3宗教の対立は、「我々の神様への崇拝のやり方が正しい、崇拝の方法が間違っている」というニュアンス(p54)

    ・キリスト教は、11世紀にカトリックというローマバチカンを本拠とする西方教会、コンスタンチノープルを本拠とする「ギリシア正教=東方教会」に分裂、さらに16世紀に、カトリックに反抗するプロテスタントが現れた(p55)

    ・アーリア人はカースト制度を作った理由は、褐色系の現地民である、ドラヴィダ人を隔離するため、固有の感染病を持っていて、アーリア人は免疫を持っていなくて距離を置きたかった(p66)

    ・各民族が形成する王国を、さらに上から強力に統治する体制、それが帝国(p75)

    ・金日成が国家主席を名乗った後、二代目の息子の金正日が格下の総書記を名乗ったので、現在の金正恩がさらに格下の「第一書記」をへりくだって名乗っている(p83)

    ・ムハンマドは、メッカで布教するもアラブ人達から迫害を受けて、622年にメディナに移住する。この年がイスラム歴元年となる(p90)

    ・神聖ローマ帝国は、962年にドイツ地域(東フランク王国)のオットー1世がローマ教皇から戴冠して、1806年にナポレオンに滅ぼされるまで、800年以上続いている(p118)

    ・易姓革命で交代する中国の王朝は、それぞれテーマカラーがある。木(青)→火(赤)→土(黄)→金(白)→水(黒)(p127)

    ・東ローマ帝国が1453年に滅亡すると、モスクワ大公国こそが東ローマ帝国の後継国家であると自称し、ツァーリ(皇帝)を名乗り、それがロシア帝国へとつながる。ロシア人が、東ローマ帝国と東方正教会文明の継承者になった(p145)

    ・冷凍技術のなかった昔の食糧の長期保存法は塩漬けのみ、腐り気味の肉の臭み消しとして、香辛料は必須であった(p155)
    ・王国と共和国との違い、一番偉い代表者をどのように選んでいるか。王様を選ぶのは神様、大統領は人により選ばれる。王様の次に偉い公爵が支配する国が公国(p180、183)

    ・国家主席とは、その偉い会議の中で一番偉い人のこと(p186)

    ・今まではモノに価値があったが、これからは、モノが存在する本来の意味=情報に価値がある(p319)

    ・21世紀は、大量生産・大量広告・大量消費というマス時代から、適量生産・適量宣伝・適量消費という、全く新しい個人の経済に向かう(p321)

    ・どれだけお金が儲かったかから、どれだけ時間を、何のために使ったのか、という、資本主義から「時本主義」へ移行する、大量消費社会から、少量共鳴社会へとパラダイムチェンジする(p339)

    2016年9月19日作成

  • 世界史をかいつまんで通史で学ぶことができる良著。
    世界史については、さまざまな側面があることを忘れてはいけないということを何度もおっしゃられていて、非常に好感が持てた。そりゃコロンブスからしたら大陸を発見したわけやけど、いやいやそもそも先に住んでる人いますからーってな感じ。
    あとは四大文明の成り立ちと、人の移動が縦にではなく横に行きやすかった、多神教は森の宗教など、新しい知識を得ることができた。

  • 苦手な世界史だったが、少し全体感を理解出来たし、なにより興味を持てるようになったことがとても大きい。苦手な所は飛ばしても良いので、一度目を通してみるのがオススメ!!!

  • 本当に分かりやすい世界史ガイドブック。
    常に「現代の視点」が入っている書かれ方で、その時代へすんなり入っていける感じがとても楽しいです。
    キャッチーな言葉もたくさん、『テレビマンの視点てこうなのか…』驚きと納得に心動かされながら読んでいます。
    「オトナの!」のファンになって知った角田さんの本、他も読んでみたいです。

  • 歴史の専門家でない著者による本だが、出来事を時系列に並べるような真似はせず、世界史の原理原則を強調させる等、分かり易い解説を試みている。テーマ毎に章を区切ったり、末尾には日本史の関連事項を纏めたりと工夫も見られ、歴史に興味がない(けど勉強しなければならない)人向けという点、評価出来るように感じた。

  • 世界史は、自然環境と人間の体の尺度の関係から生まれ、複雑に絡み合いながら、時間を経て発展してきたのかな、と思った。体の尺度、即ち、本源な欲求。暑い、寒い、のどか渇いた、お腹が減った、知りたい、豊かになりたい。

  • 歴史は大の苦手。歴史関連本は読むと直ぐ眠くなるのですが、この本はちょっと違った切り口から語られてるので読むことが出来た感じ。

  • 世界史はすべてを覆い尽くす。

  • 2016/8/4

    第24講 未来の話がためになった。
    当たり前だけど、これから世界が動いていく。

    生徒のときにこんな先生に出会いたかったなぁ
    出会っててもあの頃の自分にはわからなかったかなぁ。

    知性の価値、、、、

  • 大人になると、世界史が面白いんです。
    だからと言って、色々読んでいる割に、頭には入っていません。
    でも、世界史は面白い。
     
    大きくかいつまんで、分かりやすくまとめてくれている1冊です。
     
     書店の平積みで、即買いでしたが、著者の方はTVのバラエティーを仕事にしている人らしい。
    こういうまとめ方、得意なんでしょうね。

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