金の卵を産むニワトリを持ちなさい

著者 :
  • アスコム
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本棚登録 : 97
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776209058

感想・レビュー・書評

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  • 目減りしない資産を持つことで退職後も朗らかに生活できる。
    切り詰めた質素な生活で貯めた預金通帳を眺めてため息をつく老人になりたくないと思った。
    親と合同会社にすることで条件アップにつながるのはよい方法だと思った。
    何より読みやすい。まとまっていて1日で読めました。

  • 実例が多く書かれており、非常に読みやすく、早く読めました。

    全体を通して、不動産投資を推してる感があった。

    自分も不動産投資について考えるきっかけになりました。

  • お金は人の困りごとを解決する対価、ってのがズシンと響きました。
    不動産投資するなら30冊は本買って勉強しなさい、ってのも刺さる。
    何事も本気で成功するなら本読んで勉強なんだろう。そこまでやるのは大変なんだけど、そういう考え方もあるのだなとまずは認識。

  • 処女作から非常に考え方が気に入っている。今回は、「金の卵」の不動産投資についてフォーカス。自分にはまだハードル高く感じるが、挑戦するならちょうどいい時期かもしれない。

  • 何歳からでも金の卵を産むニワトリを持つことは難しくない。
    金の卵を産むニワトリとは不動産だけではなく、人的資産のことでもある。人的資産とは、知識や能力、アイデア、人脈なども。
    投資はまず自分に、そして、次に不動産という順に。

    「菅井式家計簿」月に一度の入力でいい。
    お金の流れを「見える化」するところから。
    「4大固定費」(住宅費、保険料、自動車費、教育費)の見直しから。

    銀行がどうしてもお金を貸したい人になる11箇条
    ・黒字の人になる
    ・純資産がプラスの人になる。
    ・お金のルールを理解している人になる
    ・信用情報がクリーンな人になる
    ・自分のことが説明できる人になる
    ・銀行員が欲しい物を渡す人になる
    ・長い付き合いを大切にする人になる
    ・神様ぶらず、銀行員をうまく乗せる人になる
    ・丁寧で抜け目のない人になる
    ・なんでも相談し、質問する人になる。
    ・等身大の自分を見せる人になる

  • まずは自分に投資すること、資金準備をすることの大切さをアドバイスしてくれる。
    不動産投資の勉強するときに読んでおいて損のない本だと感じた。

  • 今週は出張があり、新幹線に乗るためにコンコースを歩いていたら、品川か名古屋で、少し時間があって本屋をのぞいたら、この本がたてかけてあり、目に留まりました。タイトルもさることながら、ベストセラー、第三弾、というコピーに惹かれて手に取ってみました。

    この本には、金の卵(定期的な現金キャッシュフロー)をもたらすものを手に入れることで、老後の不安から脱しよう!ということを指南しています。

    抽象論でのみ解説するのではなく、本人ご自身の体験談や、最近に自分が実際にコンサルした人達の実例も数多く紹介していて、不安ばかり募っている代わりに、まずは貯金をしつつ、自分の得意分野(得意地方)を活用して、不動産を持ち、定期的な収入を得ることが最終目標のようです。

    元銀行員支店長の経験をもとに、お金を貸したくなる人は、どのような人なのか、そのためには何に注意をして暮らしていけばよいのかについても解説されています。特に、パート3以降の、「自分を黒字の人にする」「不動産価値の高い住宅を見分ける方法」「銀行がお金を個人に貸すときに、何を見ているか(資質・CF・純資産)」等は、役に立つ内容でした。

    以下は気になったポイントです。

    ・似たような貯金額をもったお年寄りを分けてしまうのは、キャッシュフロー。毎月新しいお金を運んでくれる「仕組み」を持っているか否か(p9)

    ・人に元気や幸せをもたらしてくれるのは、その人が持っている「金の卵を産むニワトリ」、ニワトリが金の卵を産み続けてくれることが大切、けっして、持っているお金そのものではない(p11)

    ・そのニワトリ(本業とは別)は、持ち主に、大きな「経済的な自由」だけでなく、大きな「時間的自由」をもたらす(p35、44)

    ・土地を持っていなかったのに、賃貸アパートを手に入れたお金持ちの共通点とは、銀行をうまく活用すること(p46)

    ・金の卵を産むニワトリを持つのに大事なのは、会社員として一生懸命働き、人脈・信頼・ビジネススキルを身に着け、自分への投資を行って能力を高めること(p48)

    ・お金とは、自分にどのような能力があるかを知り、誰かが困っていることを発見し、その問題を解決したことの対価として受け取るもの(p50、57)

    ・1947(昭和22)の平均寿命は、男:50歳、女:54歳であった。今は、各々、80歳、87歳であるが、年齢を6-7掛けすれば、70年前の年齢にちょうど合致する。そう考えると、いま60歳の人は、36-42歳くらい、65歳のひとは、39-46歳くらいとなり働き盛りとなる(p61)

    ・国民年金法が制定された、1959年当時の平均寿命は、男:65、女:70歳であった。年金を60歳から支給することになっていたのは、年金支給は、5-10年も見ればよい、ということであった(p62)

    ・投資は、まず自分に、次に不動産(株や外貨預金ではない)に、がお薦め。そのポイントは、ターゲットを変え、広げていくで自分の能力を高める、次に、複数のプロジェクトを繋げていく(p64、71)

    ・リスク金融資産を持てる比率は、100マイナス自分の年齢(p76)

    ・自宅マンションを買うのではなく、賃貸アパートを買い、自分もその一室に住むのも選択の一つ(p94)

    ・元手を3割用意すれば、ほとんどの銀行が7割貸してくれる(p100)

    ・銀行が見るのは、1)資質(信頼に足る人物か)、2)CF(収入と支出、手元にお金がいくら残るか)、3)純資産(p136)

    ・家計簿をつけるのは月1回でよい、支出項目の4大固定費(住宅、保険、教育、自動車、合計で収入の50%以下)をチェックする(p142)

    ・お金を産み続けるニワトリを手に入れる心得として、1)貯金をする、2)立地条件の良い不動産を手に入れる、3)つねにミクロ(自分がよく知っている土地)の視点を忘れない(p175)

    ・良い借金(自分に新しいお金をもたらしてくれるために使う)をする、その反対の悪い借金はしない(p179)
    ・注意事項として、1)手持ちのお金がないのに、収入付き不動産を買ってはいけない、2)いま勤務している会社をやめてはいけない(p182)

    ・収入付き不動産の価格と、その家賃の目安として、価格=家賃の200倍の法則がある(p187)
    ・給与が振り込まれる口座(メイン口座)を、メガバンクではなく、信用金庫にする(p215)

    2016年10月30日作成

  • お金に対する考え方がまとまってるので分かりやすい。金の卵を産むニワトリを必ず手に入れる!

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著者プロフィール

1983年、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。個人・法人取引やプロジェクトファイナンス事業に従事。2003年以降、支店長を歴任。48歳のときに銀行を退職。起業し、アパート経営を始める。現在は、10棟70室のオーナーとして、年間6000万円の不動産収入がある。また2012年から8年間、東京でカフェを開き、お金に関するさまざまな相談を受けた。銀行員としてお金を「貸す側」、不動産賃貸オーナーとしてお金を「借りる側」、どちらの視点も持っていることで安定した定期収入を築く。講演やセミナーでも一躍人気講師に。本書では、そうした経験から得た、一生お金に困らない方法を紹介。著書『お金が貯まるのは、どっち!?』(アスコム)はシリーズ51万部突破のベストセラーに。テレ朝「庶務行員 多加賀主水シリーズ」をはじめ、銀行を舞台にしたTVドラマの銀行監修を務める。報道番組や情報番組などにも、お金の専門家として出演。

「2020年 『一生お金に困らない! 新・お金が貯まるのは、どっち!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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