田原総一朗責任編集オフレコ! BOOKS この世界を知るための教養 10のキーワードですべてがわかる (オフレコ!BOOKS)

著者 :
制作 : 田原総一朗 
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776209430

作品紹介・あらすじ

「知の武装」で未知の脅威から身を守る。ポピュリズム、ナショナリズム、新・帝国主義、非介入主義、汎ゲルマン主義、シーパワー、ユーラシア主義、ランドパワー、グローバル化、第三次世界大戦…日本と世界をズバリ先読み。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすく、内容も豊富だと思う。

    ただ、与党寄りの人が話すと、
    野党寄りの人に対する言葉が
    必要以上にキツくなる印象がある。

    幅広い情勢に触れることができた。

  • らくだ書店本店で見かけて、これも、電子版がなかったので購入。最新に近いので、世界情勢を見ておくのに良いかな、と。面白かったです。段々同じ話が目につくようになってきたかな。だいぶ読んだもんねぇ。

  • 同じような本を繰り返し読んでいるように思われるかもしれないけど、
    毎回面白いし、新しい発見があります。
    10のキーワードはあまり重要でなく、
    全部ためになります。

    今回特に面白いと思った二点は、「ヨーロッパ世界」と「中国における宗教」。
    トランプ・アメリカとプーチン・ロシアは、ちょっと食傷気味かも、私。
    (↑上で書いたことと違うだろ、違うだろ、違うだろ!注:クレッシェンドすること)

    まずヨーロッパについてですが、私たちは、ヨーロッパ大陸のすぐ脇にイギリスがあり、大西洋を隔ててアメリカがあると思っています。
    ドーバー海峡を泳いで渡れるほど、イギリスはヨーロッパに近い。
    しかし地理的にはそうでも、政治的・思想的には、イギリスは大西洋の真ん中くらいにある島と思ったほうがいいんです、と佐藤さん!

    また、「歴史学者エリック・ボブズホーム曰く、20世紀は第一次世界大戦勃発から91年のソ連崩壊までで、ふたつの世界大戦は20世紀の“31年戦争”だった」というのは他の本でも読みましたが、「ヨーロッパがドイツの封じ込めに失敗したのが20世紀だった」。
    「ドイツはボロボロに負けたけど、いまヨーロッパを見渡すと結局勝ったのはドイツじゃないか」と。
    「試合に負けて、勝負に勝った」というじゃないですか。
    (↑この言葉、好きです、私)

    そして佐藤さんは、中国がSGI(創価学会インタナショナル)を解禁する日がくるのではないかと言います。
    韓国や台湾にもSGIがあって、慰安婦問題、竹島問題、尖閣問題の大きなクッションになっているそうです!
    私は創価学会なんて全く好きではないけど、そういうことなら頑張ってほしいです。
    世界中で、20世紀の後半に宗教は終わると言われていたけど、21世紀になって復興してきたようです。

  • この世界についての雑談。「10のキーワード」ではまとまっていないような気がするが、ざっくりといまの世界情勢について語っている。

  • ロシアネタに関しては、佐藤優さんの本で読んだけど

  • ワイルドな対談です。
    ロシア外交の失敗の話、本質を聞きたいですね

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著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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