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- / ISBN・EAN: 9784776400684
作品紹介・あらすじ
ウサギさんときたらいつだってはなうたまじり。「ネズミくんしんぱいすることないですよ。なんのこれしきのこと、フフフンフンだい」と、この調子。ところが…。コールデコット賞受賞。
感想・レビュー・書評
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トラブルが起きてもいつも前向きなウサギさんの話かと思いきや、トラブルを「起こしても」いつも前向きなウサギさんの話だった。
反省しないトラブルメーカーというキャラクター像が自分はすこし苦手なのだが、ポップな絵柄や台詞回しは好みだった。
特に、ウサギさんがカバやクマを持ち上げて連れてくるシーンはユーモラスで笑ってしまった。
お説教くさくない絵本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2003年度コールデコット賞受賞作品
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[江戸川区図書館]
原題は、「My Friend Rabbit」
2003年にコールデコット賞をとったいうだけあって、版画による力強く味のある絵なのですが、文章がイマイチの本でした。
原文を見ていないので元と訳とどちらのせいかわかりませんが、特に最初のページでは違和感を覚えて一瞬読みがストップしてしまいました。最後は「はなうたまじり(マイペースで余裕があるみたい?)のくせに、いつも失敗して面倒を起こす」的なオチを理解していたために何とか流れを止めることなく読めましたが、個人的にはちょっと、、、な本。
[追記]
作者のサイトに、You Tubeにアップされている原書の読み聞かせ動画を見つけました。
http://www.ericrohmann.com/pages/books/bk_myfriendrab.html
それによると、原文は「My friend Rabbit means well, but whatever he does, wherever he goes, trouble follows. 」となっているみたい。直訳すると、「友達のウサギくんってば、良いやつなんだけど、何しても、どこ行っても、トラブル起こす名人なんだよね」って感じかな?自分で書いたからだろうけど、この訳だったらしっくり理解できるから、個人的には訳文が良くないために初回の評価が下がってしまった残念な本。
でも、絵柄はとても魅力的だったし作者のサイトは気に入ったから、星を2→3に変更しときます。できれば今度は原書で読みたいな。 -
まぁ、深刻に考えすぎるよりは、マシですか?
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2011年11月5日
<MY FRIEND RABBIT>
訳/今江祥智 -
まったくもう
ウサギさんときたら、いつだってはなうたまじり。
そのくせ、ウサギさんがなにをしようと、どこへいこうと、きまっててこずることになる
(本文より抜粋)
ねずみくんの大事な飛行機を木に引っかけてしまったウサギさん。いつもの通り、鼻歌まじりで飛行機をとるためにとった行動とは・・・?
ユーモアたっぷりに、軽いテンポで見せる絵本。
でも、黒く縁取られた動物達の絵はなかなかの迫力で、ウサギさんの軽さと対照的に、なかなか重厚です。
文章にも歌のようなリズムがあり、原文も読んでみたい絵本です。 -
おせっかいなあいつに困っている人、集まれ!
詳しくは、えほんキブンで。
http://www.ehonkibun.com/kibun/ehon_tomo.php -
【11/2】学図。(はなうた)(ウサギ、ネズミ)(ともだち)(どうぶつ-ゾウ、サイ、カバ、シカ、竜、クマ、鳥、リス)(個性)
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(外語翻訳:My Friend Rabbit / 我的兔子朋友/Mi Amigo Conejo)