- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776403708
感想・レビュー・書評
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全て音読で読んでみた。
何かを探す旅。果たしてそれは見つかったのか、見つからなかったのか。でも何かは得られたような気がした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夢の中にいるときみたいな気持ちになる
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[江戸川区図書館]
「百年の家」を読んで最初はその絵柄に、そして作者が別であることに気付き、「J.パトリックルイス」で行きついた一冊。早速入手して読んでみた、けど、、、これは大人でも難しいな!
話自体はある男性がふと辿りついた「ラストリゾート」で、そこに集う珍客たちを男性視線で眺めていくという、子どもにはあまりストーリー性を感じられない状況説明的な絵本なんだけど、実はその珍客たちは過去の人物(?)たちをモチーフにしたもの。流石に人魚姫、はわかるかもしれないけれど、ハックルベリ・フィンとか、メグレ警部補とかになると、存在を知っている私でもその作中からは決め手に気付かず思い至らなず、、、せめてシャーロック・ホームズとか、アガサクリスティとか、その辺りにしておいてくれ~~~!
これは全てを知っている人がクイズ的に読むか、巻末の"答え"を読んで内容を既知のものにしてから読むと楽しめるかな。
でも、流石に翌日提示したせいもあって、「百年の家」と同じイラストレーターだということに気付いてくれた!し、外でパラリとめくったせいもあるだろうけど、何が何だか分からなかっただろうけど、最後までグダグダ言わずに読みに付き合った息子。それとも案外、分からなくても子どもの目には面白く映ったのかしら??? -
過去記録。2014年?読了。
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絵柄やカット割は結構好きですが、文章が...あとがきにある有名な文学作品の主人公たちの解説を読んでから読んだほうが良かったのかも。
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探しきれない何かを探し続けている。
そんな人のためのホテル。
白い貴婦人の話が好き。
私的には飛行機の話が何を風刺しているか、なぞでした。
サンテクジュペリは好きなんだけどな。 -
どんよりと曇っていた日だった。わたしの想像力がどこかに行ってしまったのに気がついた。」いぃですね〜。そこで遠くに出かける訳です。わかるわかる。
たどり着くのが海辺のホテルというところがまたステキ。2ページを使って描かれた夜の荒れた海と小さなホテルの佇まいがすばらしいです。
強いて言えば、絵がすこし漫画的すぎるかな、という点と、ところどころのベージのフォントと文字の大きさと行間のセンスが・・・。なんとかならなかったんでしょうか?なんだか違うような気が・・・原書見たいです。 -
海辺にたたずむ一軒のホテル。
ここを訪れるお客はみんな、何か「さがしもの」があるようです…。
登場するのは、いつか読んだことのある物語の登場人物たち。
釣り好きの少年、義足の船乗り、砂浜に墜落した飛行士…。
ホテルの入り口をくぐると、オウムが出迎えてくれます。
「迷いびとのかた!宿帳にお名前を!」
このホテルの宿帳をこっそりのぞいてみたくなってしまいます。
あわよくば、自分の名前もそこに並ぶといいな、なんてね。