- Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776403838
感想・レビュー・書評
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短いけどいい話
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978-4-7764-0383-8 155p 2010・2・1 1刷
◯なるほど……2メートル
そういう意味だったのか -
高校に入学したハル。同じ中学から同じ高校に通うアイツとおれの距離は、四メートル。アイツの話がはじまると、それが二メートルほど縮められる。最初は、アイツのことをけむたく感じていたハルだったが…。
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毎朝、俺の後ろにはアイツがいる。
2メートル後ろから、話し掛けてくる。
仲が良いわけでもないのに、毎日話し掛けてくる。
しかも俺を口うるさく注意したりする。
アイツが話し掛けてくるのは理由があった。
設定は面白いし、読みやすい。
第一作らしいので仕方ないけど、ちょっと物足りないから☆3 -
イマドキの高校生ハル。
今まで信じてきた自分の常識が、
クラスメイトの清によって、次々とくつがえされてゆく。
清は同じ中学出身で、通学が同じ時間帯になる(電車が1本しかない)ので、
どうしても一緒に通学するかたちになってしまう。
清がハルに”お説教”する時、必ずその距離は二メートルだ。
ハルは清の説教に、はらわたが煮えくりかえるほど怒れるのだが、
後から考ると、なるほどと思えることがしばしば・・・。
ハルの家族のキャラクターが微笑ましい。
おばあちゃん、最強!! -
高1男子と同級生のお話。ちゅうでん児童文学賞の受賞作らしい。いや、素直な子達です。