じゃがいもアイスクリーム?

著者 :
  • ビーエル出版
3.26
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本棚登録 : 78
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776404590

作品紹介・あらすじ

4000mもあるアンデスの山に、ルーチョのむらはあります。じゃがいもは、むらでとれる、たったひとつのたべものです。あさもひるもばんも、そしておやつもじゃがいもをたべます。ルーチョは、いちど町でたべたアイスクリームがわすれられません。「むらのおまつりでもアイスクリームがあったらなあ…」ルーチョの願いをきいたのは、アルパカのおかあさんでした。

感想・レビュー・書評

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  • かんせいしたアイスクリームのいろや形が気になった。

  • 2018年度 5年生
    アンデスの高地に住む男の子が主人公の絵本。
    作者の市川里美さんは、スケッチブックを持って(カメラはなし)世界中を旅し、いろんな国を舞台にした絵本を描いておられるそうです。
    異文化を感じてもらえたらいいなと選びました。

  • 978-4-7764-0459-0 30p 2011.7.25 1刷

  • アルパカの出てくる絵本ってあまりないなあ、と思いながら、たどりついた一冊。
    アンデスの暮らしが垣間見える絵本。
    アルパカに話しかけられる展開に「えっ?」となってしまいますが、甘いじゃがいもとアルパカミルクのアイスクリームっていったいどんな味なんだろう、と想像が膨らむお話でした。

  • 3食じゃがいもはきつい‥

    アンデスで(どこの国かわからん)暮らす少年

    岩の裂け目に落ちたアルパカを助けて

    甘いじゃがいもとアルパカのミルクとお砂糖でアイスクリーム!食べてみたい!

  • アンデスの山にある村に住むムーチョが主人公。

    細かいところまで書きこんで、いろんなものを見つける楽しさを味わえる作家さんでしたよね。
    「クリスマス」や「おだんごスープ」など。
    そう思って見ていると、電気もない村で飾りのない家の中。
    村のお祭りシーンの背景は線だけで書かれていて、まだ下絵の状態のようにも見えてしまう。

    アルパカのミルクで作ったじゃがいものアイスクリーム、食べたかった(見たかった)な。

  • 男の子、ルーチョの表情がいきいきしていて、笑顔がたまんなくイイです。
    アルパカの表情も。
    アンデスの山での暮らしが、よく伝わってきます。
    (出版社のサイトによると、市川里美さんが、実際、アンデスを旅し、子供たちと交流し、その体験をもとに描かれたものらしい。)
    たったひとつのたべものが、じゃがいも。
    そのじゃがいもで、アイスクリーム。
    いったい、どんな味なんだろう。
    食べてみたいなぁ。

    レッドアンデスというじゃかいもが、甘み強いらしいけど、これを使うのかなぁ。

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著者プロフィール

岐阜県大垣市生まれ。1971年、旅行で訪れたパリにそのまま移住。その後独学で絵を学ぶ。こどもの世界をあたたかく、生き生きと描き、世界で出版された絵本は70冊を超える。『春のうたがきこえる』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、『はしって!アレン』(偕成社)で第28回サンケイ児童出版文化賞美術賞など、受賞多数。『じゃがいもアイスクリーム?』『こうまのマハバット』『カイマンのダンス』など、世界各地を旅してその土地の子どもたちとの交流や暮らしを描いた絵本のほか、『とんでいきたいなあ』『ぼくのきしゃポッポー』『ハナちゃんのトマト』『ペンギンのパンゴー』(以上、BL出版)など多数の作品がある。

「2023年 『ぼくのともだちガムーサ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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