- Amazon.co.jp ・マンガ (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776790105
感想・レビュー・書評
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1ページ作品を中心にした短編集。短い話なのにキャラクターがそれぞれ魅力に溢れてます。
自分の人生を映画で辿る話は似たものが別作品でもありますがこちらの方が爽やかな読後感。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作品自体は何年も前から知っていたけれど、書籍版はこれで初めて。たまたま、誕生日に読み終えた。大きなプレゼントを貰った気がしました。
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巻頭の、裸から服、食べ物、家、環境を手に入れる。ひきこもりの人。
昔、すべては人の脳みその中から作られたもので、誰かが愛情を持ち、人の幸せを願ってつくられたものがほとんどで、世の中思いやりで出来てて、その中で自分が作ったものや考えたものはひとつもないってことに気づいた時のことを思い出した。
気付きの大切さ。
感動をもらったらお返ししよう。
それがエネルギー源。
何もないところから頑張ろうとする方が難しい
四コマでもない、1ページ漫画。 -
やはりよい、戸田誠二。いつもじんとくる、すごく共感できる。この漫画の良さが分かってくれないひとはちょっと疑うってくらい。ヒューマンドラマとかカテゴライズしたくないな、人生を考えさせられるようなものばかり。
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「作品タイトルで物語のテーマが読後にストンと胸に落ちる」という快感は誰しも経験があるだろう。長編漫画なら「タッチ」とか、良質な4コマなどもそのようなことがよくある。数ページの短編が連なり、長編より気軽に、4コマより深く、この快感がたくさん味わえる。なんだか、とても人にすすめたくなった温かい一冊。
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この人の作品については何が好きかわからないんですが、とにかく好きなんです。
好きすぎて言葉にできない。
生きていくって大変だけど素晴らしいことなんだよ、そんなメッセージを感じます。
好きな作品について熱く語るBOOK BATONで語らないというのはどうかと思いますが、初期の作品がHPで公開されてるので興味のある方は読んでみてくださいませ。
『人生』←これが一番好き
http://www2.odn.ne.jp/~cbh42840/COMPLEX_POOL/life.html
戸田誠二 COMPLEX POOL
http://www2.odn.ne.jp/~cbh42840/COMPLEX_POOL/Top.html -
なんかくるものがある。
ひきこもりの話。
何かを作り出す話。
自分はたまねぎな話。
死を感じる話。
笑う黒い犬こがいい。 -
(2012.04.06読了)(2012.04.06借入)
息子の本棚にあった本です。面白そうなので、ちょっと拝借しました。
1頁から数頁で終わる漫画の短編集です。
生活の中のひとコマ的なものから人間の一生を扱ったようなものまでいろいろあります。ちょっと笑えるもの、ずっこけてしまうもの、泣けてしまうもの、…。
【目次】
メイキングワールド
第一章 まるで花が咲くように
第二章 1頁ほどの毎日
第三章 夜を抜けるために
第四章 ラスト・ムービー
あとがき
2009年の決断、花、アトムの光、ナイフ、ラスト・ムービー、メイキングワールド、と言ったところが好みです。
●描き手は(59頁)
描き手はもっと描くことによってしか救われないものをもっていなければいけないんじゃないか
●花を咲かさない(67頁)
花を咲さない方法って言うのがあるの、水も栄養も十分与えるのよ。そうすると植物は安心して花を咲さないわ。
(2012年4月6日・記) -
生きようと思う。
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戸田先生の描く漫画はとても感動できる。
何だかがんばれそうな気がしてくるから不思議です。