親なるもの断崖 第1部 (宙コミック文庫)

著者 :
  • 宙出版
4.10
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本棚登録 : 93
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776794103

感想・レビュー・書評

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  • 壮絶。こんなことがいくらでもあったんだろうと思うと言葉が出ない。スマホで広告が気になって購入したのですが、読んでる間も読み終えてからもぐったりした。ずーっと尾を引く重たい気持ち。この後救いがあるのかなあ。

  • web広告からの試し読みしかしてませんが、つらい。圧倒的絶望感がつらい。

    北海道の歴史の影に、タコ労働者と遊廓という人柱があったということ。北海道でなくても色んな場所で色んな時代にあったんでしょうが、比較的新しい話なわけで、とにかくつらいですね。

    先を読めるかどうか。難しいです

    タイトルは、ちょっと覚えにくいし不思議ですね

  • 室蘭の、北海道の開拓の裏に、ってか近代日本の陰にあった悲しい話なんかな。生きるって大変なことだ。

  • web広告から、試し読みして、購入しました。
    涙なくして読めないし、この感情は、どんな言葉で伝えようとも、読んだ人にしかわからないと思う。
    ぜひいろんな人に読んでもらいたい一冊。

  • 見たくなかった。
    でも現実にあったことなんだから
    きちんと知ることができて良かったと思う。

    男性のこと嫌いになりそうだよ。
    時代のせいだなんだと理由をつけるけど
    結局動物なんだと嫌気がさす。
    生き直そうとしても
    何度も何度も追いかけてきて
    逃れられないなんて。
    なぜ人として生きさせてくれない!
    歯を食いしばりすぎて痛いです。

    二度とこんなことがないように
    戦いたい。

  • 人類史上女性が初めて就職した、
    それが水商売だったというくだり
    かなり衝撃的な一文だったんだけど。
    あんまり正確に覚えてないのがとても残念。

    昭和初期、全てが底辺だった時代、
    その中でも更に底辺だった人々の話。

    遊郭舞台だからってエロっぽい話と期待して読んだらいかんのだよ。
    むしろ萎えるくらいに性を生々しく描いとる。
    男性恐怖症になるやつとか出そうな勢いかもしれん(==`

    自分がこんな、いっちゃなんだが、マイナーな本
    読むことになったのは
    母親が「とにかく読んでみ」つってよこしたからだ。
    まぁ、読んでみればわかるが、性教育にはもってこいかもしれない。

  •  日本漫画家協会賞の優秀賞に輝き、曽根富美子の名を不動にした名作を読んだ。長らく絶版になっていたが、やっと復刊された。昭和初期の遊郭が史実に基づいて描かれている。一度目で挫けた。意を決して再読したが、私の精神力が耐え切れず、飛ばし読みをするのがやっとだった。“地獄”という名の現実が、そこにあった。

     <a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20080103/p1" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20080103/p1</a>

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