少女マンガ家である作者が、ゲイに目覚めてから現在までをカミングアウトするエッセイマンガです。
作者は友人や家族にカミングアウトすることに成功し、また友人たちからは受け入れられています。母親にカミングアウトした時は「正直きついなぁ」と言われています。
カミングアウト、するべきかしないべきかを考えるかと思います。それによって離れてしまう人もいれば、今までと同じように付き合ってくれる人もいます。
今までと変わりなく付き合ってくれている人の中にも「今までと全く同じでいいのかな?」とか、「その話題に触れてもいいのかな?」と感じる人もいるでしょう。
カミングアウトすることで辛い思いを擦るかもしれませんし、逆に幸せになれる可能性もあります。作者は一概に「カミングアウトをするべき」とは言いません。私も、素の件には賛成です。カミングアウトする人にはして、しない人にはしないという選択肢ももちろんあります。全くカミングアウトをせずに隠し通すという選択肢もあります。
この作品では、カミングアウトをした作者の体験がかかれています。カミングアウトをするかしないか悩んでいる方は、参考になるかと思います。
また、ゲイ以外のLGBTに関しても触れられているので、そこら辺を知りたい方にも向いているかと思います。