勉強がキライな子どもたちへ勉強がキライだった大人たちへ: キタハラナカダスクール

  • ネコ・パブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777050840

感想・レビュー・書評

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  • 数年前に一度読んでいるはずだが、捨てる前に再読した。
    再読して気付いたのは、北原照久氏の方が中田宏氏よりも含蓄のある言葉が多いことである。
    北原氏の言葉は体験に裏打ちされているから地に足が着いている。さらに、北原氏は読書家である。
    【勉強は何のためにするのか?』
    ・人間的な魅力を養うため
    ・魅力のある人には、人が集まる

    人間的な魅力すなわち人間力は知識量の多寡だけで決まるわけではない。しかし、知識がある人の話は面白い。教養がある人の話は深い。

    中田氏の言葉で印象的だったのは、行政の役割に関する次の件である。
    【行政の役割は?】
    ・システムを構築と運用
    ・システムを多くの人に使ってもらう

    大企業はシステムの構築が上手い。システムが優れていれば、運用する人間が少々アホでも全体としてはうまくいく。少々のエラーにも対応できるのがシステムだからである。
    行政システムもそれが優れたものであれば、多くの人を乗せるプラットフォームになる。
    優れたプラットフォームは、多くの人への行政サービスを維持する。

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