幸福論

著者 : 須藤元気

• ネコ・パブリッシング (2005年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

須藤元気が、空海の辿った道=四国88カ所・お遍路を旅をした、待望かつ初の書き下ろしエッセイ。

感想・レビュー・書評

[クロワッサンさんの感想 · 2021年2月6日]

須藤元気さんが初めて書いた本。
この人の文章が好きです。
物事は全て一つだから自分に返ってくる。
だから人には親切にしよう。
今は意識しないとできないことも、
いずれ無意識にできるようになるから。
ビジョンをしっかり持って、
変人と思われても貫く精神を持とう。
そんな本です。

[磯部 俊哉 ☻さんの感想 · 2017年7月17日]

思い切ったタイトルだし、「これを読めば幸福について知れる！」みたいな本ではない。でも、須藤さんなりの考えや感情が教養と共に述べられていて、すごく興味深い本だった。お遍路行く前にまた読み返そう

[hagiさんの感想 · 2016年11月25日]

”四国巡礼.

[machikoppuさんの感想 · 2015年9月30日]

結局、大事なことほど
自分が楽しむことを
意識すれば
上手くいくのである。


すべてはひとつ

[matsufukuさんの感想 · 2012年11月21日]

この本を読んで強烈にインスパイヤーされた当時大学生の僕は四国を旅しました。所々に笑えるポイント、考えさせられるポイントがあり、須藤ワールドに完璧に虜になりました。自分も四国では様々な体験をしました。

[hanagerugeさんの感想 · 2012年1月23日]

やっと買った須藤元気の本。
気になってたが中々機会がなく購入せず。ようやくですよ。
文章もトリッキーで楽しいです。こんなボキャブラリーは僕にはありません。。。知識量、雑学量が半端じゃないです。

幸福論という題名もそうですが、四国のお遍路での出来事や、その時に考えていた事などが書いてあります。ギャグもあります。歴史も感じれます。旅も出来ます。知識も増えます。

今まで実用的な本ばかり読んでいましたがこういう本もおもしろいですね。スッと気分が晴れました。

お遍路について興味もあったので読了後に調べてみましたが
旅費がかなりかかるので断念。

でもいつか行きたい。
それまでこの本を捨てないで持っておこうと思います。
例え無駄だとしても。

[ヒロ之丞さんの感想 · 2024年1月4日]

著者が"四国遍路"を通じて感じたこと、考えたことを綴った本。この文庫本のもとになった単行本が出版された当時、著者はまだ27歳！驚いた。

俺は"洞察力"という点において、そこそこ"非凡な"人間だと自惚れていた（そうすることで、おのれの"自信のなさ"を防衛していたともいえる）。

だが本当の"非凡な"洞察者というのは、著者のような人間をさすのだろう。思考の方向性こそ近いモノがあるのだが、著者は洞察がさらに深遠まで及び、"頭デッカチ"ではなく経験、行動力も伴い、かつ年が若い。

完敗だ（そもそも他人と自分を比較している時点で、俺は紛れもなく平凡な"俗物"なんだけど…）。

いまさら言うまでもないが、単なる"タレント本"ではない。"先達"の本としておすすめする。

[maruiwanさんの感想 · 2021年7月19日]

10年後くらいにお遍路行きたいと思いました。
唐人駄馬にも寄りたい。

[rickieさんの感想 · 2015年9月17日]

　アメリカで修行をして、日本に逆輸入格闘家として活躍した須藤元気氏。
現在は、スーツを着たパフォーマンスで有名なユニット「WORLD ORDER」を組んで活動をしている。

　2005年春〜夏にかけて、四国八十八ヶ所巡りの旅日記。
大きく分けて、4つの章に分けて書かれています。
徳島県、高知県、愛媛県、香川県です。
カラー写真が多いので、四国八十八ヶ所の大まかの雰囲気を知ることができる。

　冒頭のプロローグに「人生で大切なのは、本を読むこと、人の話を聞くこと、旅をすること」 と書かれている。
須藤氏は、坂本龍馬から大きな影響があるようで、龍馬の言葉や、関係書籍なども書かれている。
読書好きなのだろうか、読んでいても飽きることがない文章でした。
文章中の例え方は、若さを感じる表現がされていて、面白いです。

　本の終わりには、長谷川 晶一さんという方が書いた須藤元気氏の生い立ちがまとめられている。
幼少期、学生時代、格闘家時代、試合などの写真が掲載されている。

[senさんの感想 · 2014年11月27日]

須藤さん、独特の一人ハイテンションについていけませんでした。。。

先輩に借りて読んでみたはいいけど、読み終えるまでなこなかしんどかったような…

著者プロフィール

すどう・げんき　1978年東京都生まれ。 K-1やUFCなどで格闘家として活躍し、2006年現役引退。現在は多方面で幅広く活躍。2008年、母校拓殖大学レスリング部監督に就任。2009年にはダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」を立ち上げ、You Tubeで公開しているPVは世界中から注目を集め、発表するPVのほとんどが160万回以上という驚愕の再生回数を誇っている。格闘家現役時代から掲げている「WE ARE ALL ONE」（すべてはひとつ）というメッセージは、多くの人々の支持と共感を集めている。著書に『今日が残りの人生最初の日』『WE ARE ALL ONE　須藤元気のボランティア記録』（講談社）ほか多数。

「2012年 『自分が変われば世界が変わる～呪術師ルハン・マトゥスの教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」