図書館が街を創る。 「武雄市図書館」という挑戦

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著者 : 楽園計画
  • ネコ・パブリッシング (2013年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777053407

図書館が街を創る。 「武雄市図書館」という挑戦の感想・レビュー・書評

  • 出張ついでに立寄った武雄図書館で購入。
    悔やまれるのはカードを作り忘れた事。

    良くありがちな、プロジェクト紹介だったりせず
    普通に図書館とは何かということを考えさせてくれる一冊。

    関わる人の顔が見えて想いが伝わってくるとても素敵な内容だった。

    六本木、代官山、武雄、そして函館に。
    現状に甘んじず次に向かう姿勢はみていてとても刺激になる。

  • 私は30才過ぎまでほとんど本を読むことはありませんでした。その後、いろいろな役割をいただく中で、読まざるをえなくなり、結果として、年50冊程度を読むようになりました。武雄市図書館は単に本の貸し借りを通じて知識を得るだけでなく、様々な知が混ざり合う場になっていくように感じました。今後、どんな図書館になっていくのか、一度、訪ねてみようと思います。

  • 公立の図書館の運営をTSUTAYAに託す。

    この手の「官から民へ」のケースを見て最初に思うのは、効率化を民が追求した結果、金太郎飴的な「どこでも同じ」様な施設が出来てしまう懸念だ。
    郊外に立ち並ぶショッピングモールの様な、ありきたりな箱モノがこれから図書館の世界にも入り込んでくるのか・・・、と正直この本を読む前はうんざりもしていた。

    しかし、武雄図書館はそうした画一的な施設ではなく、地域に根差しつつも、集客も見込めるユニークな施設として生まれ変わっているのだ、ということがこの本を読んで見て取れる。

    これは託した相手のTSUTAYAの意識にも拠るところが大きいとは思うのだが、図書館という文化的スペースに画一的な構想を持ち込まれては利用者としてつまらない、そうした声なき声を汲み取ってくれたのか知らないが、一つの事例としてこれから波及しそうな気がした。

    なんでもかんでも図書館を民間にお任せ状態にするのも良くないが、一つのケースとして有益ではないかと、読む限りでは思った。あとは利用者側のアンケート結果なども載っていれば更に信憑性が出てくるのだが。

  • タイトル通り、地域活性化に図書館を主軸の一つに持ってくるという発想と実行力はすごいなと思う。開館時間を延長したり、開架の本を増やすなど...。ただ、なんだろう、図書館の本をカフェで読むスタイルがとても強調されているような気がした。飲み物がほしいときもあるけれど、飲み物がなくてもくつろげるところが図書館ではないのかなと思う。私が保守的な発想しかできないのかもしれないけれど。2年、3年が過ぎた後、武雄市図書館がどのような評価を得ているのかが、楽しみです。

  • 新しいことを始めるのは賛否両論ありますね。自分が当事者だったら決断できるとは思わないけど、こういう試みは嫌いじゃないです。

    蔦屋書店も武雄市図書館もすごいけど(タイムリーに蔵書の問題が出てましたが)、他にも本の文化を根付かせようとする地方の取り組みが紹介されていて、素敵だなと思いました。

  • 武雄図書館とそのコンテクストとすこしのエピソードをまとめたムック。とても良く出来たパンフレットがわりだと思います。
    不勉強にしてヘイ・オン・ワイや「たもかく本の店」などの興味深い事例を初めて知れたことも嬉しい。

  • 図書館で働いていた人間からすると、
    武雄市図書館のような新しい図書館を歓迎します。
    十進分類法も図書館経営論も資料サービス論も、
    とっくに消費期限の切れた学問だと思っています。
    図書館は生まれ変わるべきです。

  • 武雄市図書館イメージブック。客観性がなく参考にならない。武雄市のチャレンジ自体は画期的なものだけど。広告本の割に館内写真が少なすぎたりと、なんとも中途半端で、この本を読んでも図書館の全体像は浮かび上がってこない。他の関連本や雑誌記事の方が情報量があります。副タイトルに「武雄市図書館」の名を謳ったのだから、この図書館についてもっと情報を出すべきで、後半部の他地域の紹介はむしろ不要。

  • 理想論的と感じる部分もあったが、まずは理想ありきから始まる。
    自宅用に一冊、武雄の義実家に送るために一冊購入。

  • 話題になったあのTSUTAYAが図書館を運営したことについてやっていること、仕組み、なにが起きているかが詳細に書かれていて純粋にこの街にいってみたいと思わせる。

    図書館という居場所。cafeという求められている場所。武雄市は人口5万人。
    自分が行っているKouminkan cafeも少しだけ大きな街の誰でもいける小さな役割、居場所作り。いたい場所。
    全て実現できるはず。さまざまな未来へのイメージが沸く良書。

    未来と居場所と街をデザインするのはデザイナーじゃなくてもできる。だれでもソーシャルはデザインできる。

    そんな可能性を感じさせてくれる。

  • まさに図書館の再発明と呼ぶにふさわしい内容である。常に”公共”のあり方を考えている樋渡武雄市長とCCCの増田社長との出会いは偶然だったのか、あるいは必然であったのか。問題意識が高い人同士が出会うともの凄いシナジー効果を発揮する好例ではないでしょうか。

    改革のポイントが全て利用者の立場に立っているのが素晴らしいと思います。”官”と”公”はイコールではない。”公”と”共”は一緒ではない。
    官営図書館から真の公共図書館へ変身させる試みが成功することを大いに期待します。

  • 武雄図書館がCCCとどう関わるようになったのか、裏でどのような動きがあったのか概要を理解するにはちょうどよい本。町おこしの一環として、また、利用者にサービスが行き届いていないのではないか、という疑問から行政が図書館の在り方に一石投じたことは個人的にとても評価できると思う。ただ、TSUTAYAや市長の側に意見が偏り、賛美する方向性ばかりが目についたのが少し残念。図書館の在り方を吟味せずにとにかくやってみる、ということの是非は置いておくとしても、そのことで起きてくるはずの問題点などにも触れられていると良かった。

  • 利用者からすれば使い勝手のよさが最優先。最新刊の雑誌の購入と図書館の本、ツタヤのDVDの貸し借りを一度にできて、軽食しながらゆっくり読書もできる。今あるものを利用し、今までなかった時間の使い方ができる場所を市民に提供した市長の功績は大きい。

  • 和図書  016.2/To72
    資料ID 2013103985

  • 蔦屋書店の運営する図書館なら毎日通いたくなります。

  • 資料番号:011523024
    請求記号:016.2ト

  • メモ(・ω・)
    ・『無料ビジネス』ちくま新書
    ・喪くしたものは・・・図書館児童サービスの視点から(http://blog.livedoor.jp/poplar_green/archives/51850719.html
    ・図書館総合展「武雄市図書館を検証する」
    http://www.huffingtonpost.jp/2013/10/31/takeo1_n_4186089.html
    ・武雄市の新・図書館構想について
    http://www.jla.or.jp/demand/tabid/78/Default.aspx?itemid=1487

  • ・地域資料をなくすのも問題だけど、活用できなかった責任もあるか。
    ・興味のない人が、地域の棚を前にしてうんざりしないか。
    ・地域資料要らないという人たちへの理論武装を固める必要がある。

  • 実家の新聞の書評で見つけて興味を持った。TSUTAYAを指定管理業者にして官民一体で再生した武雄市図書館。蔦屋書店をもとにまったく新しい図書館を創り上げた。地域起こしのために地元の視点からではなく、都会に出て民間で働いたからこその視点。自分がやりたかったのはこういうことかもしれない。地元のためにこういう仕事がしたい。

  • 図書館業界では、賛否両論ある「武雄市図書館」ですが、見学に行ってみたいなあと思いました。

  • 既成概念に捕らわれないで考えること、見ることって大事だなぁ。
    武雄市図書館には行ってみたいし、いわゆる従来の図書館関係者から見た図書館のタブーは、利用する人にとって障害になってる可能性もあること、
    気づきの場としての図書館を目指すには利用者目線の大事さを改めて気づかされた。

    古い体質にあわないと思ってたけど、やはり染まりつつあると言うことにも気づいて、本を読んで、読むのをやめたくなるくらいだったけど、これからの自分の方向性を考える上でとてもよい本だった。

    以下めも。

    たもかく 只見町 本と森を交換
    ヘイ・オン・ワイ イギリス

    守破離
    形をまねる。基本を学ぶ

    一転して、違う形を試みる

    これを繰り返し、その積み重ねにより一段上にたつ

  • TSUTAYAとコラボした武雄市図書館を中心に、これからの本と街や人との関係にいろいろと考えさせる良い本。

    この図書館は、営利企業の参画について、賛否両論の中でかなりもまれているけど、今後の公共施設のあり方については、こういうことがしばらくは起きるのかもしれない。

    いろんな角度からのインタビューも面白い。オススメですよ。

  • 残念。この本は買わない。

  • 「公共図書館の在り方にイノベーションを!」かぁ、、、それで図書館ユーザーが増えると良いかも。。。

    ネコ・パブリッシングのPR
    「九州・佐賀県の西部に広がる武雄市。
    人口5万人余りのこの街の市長を務める樋渡啓祐は、
    ある夜、何気なくTVを見ていた。
    注目の人物に焦点を当てるドキュメンタリー番組。
    その夜は、ある企画会社の経営者がスタジオに招かれていた。
    画面に一軒の書店が映し出された。
    その企画会社がオープンさせたものだという。
    それは従来の“書店"とは一線を画す概念のもので、
    大変な人気を集めていると司会者が説明した。
    樋渡は「これだ! 」と思った。直感だった。
    樋渡はすぐに東京への出張の予定を組んだ。
    (前書きより)

    本書は、常に改革を目指してきた市長の挑戦と、それを支える人々の想い、
    それを実現しようという情熱をドキュメンタリー形式で綴ったものである。」

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