渡したい本がある君のために。―成功と幸せが集まってくる「読書のすすめ」

著者 :
  • ゴマブックス
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本棚登録 : 62
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777104260

感想・レビュー・書評

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  • 私の読書の目を開いてくれた本の一冊です。
    どういう読書をするといいのか?どんな本を
    読むといいのか?をガイドしてくれています。

  •  清水店長が、色々なエピソードを交えて、お薦めの本を紹介してくれます。清水店長の「誰かのために」と言う気持ちが滲み出ています。

     そして、お薦めの本情報も貴重なのですが、それ以上に本の読み方指南に気持ちが動いてしまいました。私には、フォトリーディングとかの速読技術もなく、冒頭から順を追ってじっくり読むタイプなのですが、清水店長曰く、本はどこから読み始めても、好きだ部分だけを読んでもいいとの事です。

     清水店長のアドバイスわかります。わかりますが、すぐに自分が変われるかと言うと、そうでもないかもしれません。でも清水店長なら、それはそれでいい!と人によって快適な読み方がある事を認めてくれるでしょうね(笑)

     私も親父の本棚をつくろうと思います。

     ありがとうございます。

    ★★★★

    以下、本書で共感した箇所です。

    ☆page.23

     問題というものは、自分のレベルが上がればすべて解決してしまう・・・自分のレベルが上がるっていうのは、心が横に広がること

    ☆page.48

     小さなことで人を責めたり断罪したりするより、許して見逃してあげる、そんな心の広さを持てるかどうか

    ☆page.55

     修行時代の若い人たちは、職場の選び方にもむしろ困難な部署を選ぶくらいの心意気がほしい。

    ☆page.64

     人には誰でも、その人が一番になれる場所が必ずあるのです。

    ☆page.72

     本を読んでも、一冊一冊に執着せずに、サラサラ流していくことです。読書は、心を洗う清流を作り出すためにするものだと思ってください。そのためにもどんどんどんどん、読みましょう。・・・忘れたと思っていても、あなたにとって本当に必要な知恵なら、ちゃーんと深い所に響いて残っているはずです。

    ☆page.107

     男性は、ぜひ、子どものためにも親父の本棚を作ってください。子どもは毎日何気なく、親の本棚を眺めています。いつか何かのきっかけでそれらの本が役に立つ日がくるかもしれません。親父が本を読んでがんばっていたことを、いつか思い出し、自分もやるぞと、勇気を持つ日が来るかもしれません。知らないうちに、子どもの心に焼き付く読書の風景、そんなものをぜひ残してあげましょう

    ☆page.110

     「本との出会い」と「人との出会い」を続けて、この世に成功してない人はいません。もしそのほかに、まだあなたに足りないものがあるとしたら、たった一つ、それは自信です。

    ☆page.111

     本は自分に自信をつけるために読むもの。自分流のやり方、自分流の登り方を見つけるために読むもの・・・本を読んで知恵を入れたら、ぐっと黙って、ますます人に優しくなれなきゃ嘘なんです。

    ☆page.135

     たとえ何が起ころうと、自分の見方・生き方を「これでもか~!!」と明るい方向に徹底的に変換出来たら、ピンチはすべてチャンスに変わってしまいます。そう考えたら、やっぱり人間は、頑福体質になれるものなんですね。

    ☆page.142

     一人ひとりが、自分のことはさておき、「あなたって、すごくツイている人ですね。きっとうまくいきますよ!」って周りの人に言ってあげられるような、そんな「愛語」を使える人間になること。人に「愛語」を求めるのではなく、自分が「愛語」を話すほうの人間になって、影響力のある人間になること。

    ☆page.144

     本は読みたい所だけ読めばいいし、後ろから読んでもいい

    ☆page.145

     人のすすめた本を読むのは、視野の広がる絶好のチャンス

    ☆page.151

     「夕焼けは、なぜ、おじいちゃん、こんなに美しいの?」・・・「人間であろうと、なにであろうと、お別れをする時が一番美しいんだ。今、太陽がね、地球からお別れをする挨拶をしているから、こんなにも人の心を打つんだよ」

    ☆page.155

     心を磨く読書をしていけば、必ず、その輝きは顔に出てきます。

     勢いをつけて、学んだことをやってみる。人を喜ばせるために・・・・・・

  • 清水店長の本は、どれも オススメ
    必読です!

  • ■目的
    「渡したい本がある 君のために。」と言われたら渡されてみたい。タイトルに惹かれました。


    ■本の内容・特徴
    出会いということを大切にして人と本を繋げるお手伝いをしている、そんなステキな本屋の店長さんが紹介する本の数々。また、本とどういうふうに向き合うか、読み方のご指南です。


    ■感想
    人や場合に応じて、その時々に合う本を紹介できる清水さんはとてもカッコいいです。こんな読書家さんってとてもステキです。

  • 素晴らしいオススメ本がたくさん載っています! そして、込められた熱き想いに感動します!

  • 読みたくなる本がわんさか増えました。CDを聴いた後はますますあの4冊が読みたくなります

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著者プロフィール

書店「読書のすすめ」店長

NPO法人読書普及協会理事長



1961年、東京生まれ。

大学在学中、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読み、突如として商人を志す。大学卒業後、大手コンビニエンスストアの店長を10年間つとめた後、「本をすすめる本屋をやろう」と一大決心し、周りの猛反対を押し切り1994年に会社設立、95年には書店「読書のすすめ」を東京都江戸川区・篠崎にて開業する。

立地の悪さをがんばるバネにし、汗と知恵を出し切って商いを続けた結果、全国からお客さまが押し寄せる大繁盛書店となる。

「読書のすすめ」の売れ筋情報や、本のソムリエとして出演したテレビ番組などからベストセラー本が生まれる現象が続出し、注目を浴びている。



「2008年 『出会いの成幸法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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