BBT ビジネス・セレクト2 「事例に学ぶ 経営と現場力」

著者 :
  • ゴマブックス
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777105090

感想・レビュー・書評

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  • トヨタ生産方式を以前読んだときに、これは生産方式ではなく経営方式だな、と感じたことがある。この本ではトヨタ以外の会社の事例もあるのだが、自分にとってピンとくるのはやはりトヨタで、トヨタこそ優秀な現場力を体現した会社だと思う。

  • 経営コンサルタントの視点からいろいろな企業における業務改善の事例を当事者を交えて紹介。ビジネス誌ほど脚色がなく現実に即した感じで概論を交えているので非常にすっとわかりやすい。ただ、ある程度経営とかビジネスに関する基礎知識がないと読み応えがないように感じられてしまうかも。かく言う自分ももっと勉強して、実際にその立場になってみたら、より腹に落ちることが増えるような気がしています。
    欲を言えば、もっと業種の幅があっても面白かったかも。まぁある程度専門分野を持ってやっている職業かと思うんで難しいんでしょうけど。

  • ■読了日 2011/7/5
    ■概要(メモ)
    [+]ローランドベルガー会長 遠藤氏の著作(BBTビジネスセレクト第2集)
    [+]強い経営=強い現場の公式から、現場力の大切さについて解説
    [+]トヨタ、三菱電機、DELL、中部電力の各キーマンとの対談収録
    [+]トヨタのトヨタウェイは改めてキチンと理解すると、なるほど感あり
    [+]DELL独自の「ダイレクトモデル」がどのように生まれ発展したのか、が興味深い
    [+]中部電力の調達SCMとCFTの話から、インフラ会社とは思えない積極さに、当社も見習うべきところは多い
    [+]PDCAサイクルからPDCAAサイクルへ
    [-]2004年の情報なので、鮮度は低めですが、「へぇ」は多め
    [-]経済学系の知識がないと、読んでも「・・・はぁ」となると思われます

  • 大前研一のBBTの講義を元にした新書ということで、本屋にずらっと並べられていたので、手に取ってみました。

    現場力が大事ということですが、一般論の部分は少なく、トヨタ、三菱電機、デルなどのグローバル企業の現場について実際の体現者との対話で構成されている部分が多く、さらっと読めます。トヨタやデルは、さすがに立派ですよね。
    実際のBBTでの講義が元になっているということなので、そのために書籍としてはやや弱いという感じもします。これは好みの問題のような気もしますが。

  • 「変える」事に対して、抵抗がある成熟企業の場合、納得性をつくり
    「確かにこれはできる」「効果がある」「いいことだ」と感じたり
    共感者や納得してくれる人を少しずつ増やしていく。
    また、やる気のある人を巻き込んで
    「川の流れを作るイメージ」をもち、
    それに乗らないとまずいなぁという雰囲気を作る。という。
    新しいプロジェクトなどを始めるときは、やはり「人」の力が大きい!
    あとはどれだけ引っ張ったり、巻き込んだりできるかだろう。
    いろんな会社の事例が載っていて、どれもなるほど、とうなずける。
    改革するにはそれなりの努力と工夫が必要。
    2008/11/25

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著者プロフィール

遠藤 功(エンドウ イサオ)
株式会社シナ・コーポレーション代表取締役
早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、複数の外資系戦略コンサルティング会社を経て、現職。2006年から2016年まで早稲田大学ビジネススクール教授を務めた。2020年6月末にローランド・ベルガー会長を退任。同年7月より「無所属」の独立コンサルタントとして活動している。多くの企業で社外取締役、経営顧問を務め、次世代リーダー育成の企業研修にも携わっている。
株式会社良品計画社外取締役。SOMPOホールディングス株式会社社外取締役。株式会社ネクステージ社外取締役。株式会社ドリーム・アーツ社外取締役。株式会社マザーハウス社外取締役。
15万部を超えるロングセラーである『現場力を鍛える』『見える化』(いずれも東洋経済新報社)をはじめ、『現場論』『生きている会社 死んでいる会社』(いずれも東洋経済新報社)『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)『ガリガリ君の秘密』(日経ビジネス人文庫)など、ベストセラー書籍多数。

「2022年 『「カルチャー」を経営のど真ん中に据える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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