最強チームにまとめる技術

著者 :
  • ゴマブックス株式会社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777118489

感想・レビュー・書評

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  • チームシップという考え方については参考になった。チームメンバが自分事として動けるか、課題の本質を見極めた判断、行動ができるかの重要要素を理解できた。

  • チーム力を上げるにはどうすれば?について書いた本。

    サクッと言うと、ついてこい!といった昔ながらの
    リーダーシップのスタイルだと、高度成長期でもなく、
    終身雇用でもない時代では誰もついてこない。

    各メンバー個々人の性格を理解したうえで、
    企業理念とすり合わせ、タスクを割り振っていくのが大事。
    最終的には個々人が率先して動くことが出来るような、
    期待や夢を描かせるような取り組みをやっていくこと、
    これが今後のリーダーに求められる資質である。

    この本でも書いていたが、
    社長の仕事って調達と組織づくりなんだと改めて感じた。
    メンバーが育っていくことに対して真剣に取り組めない
    組織は遅かれ早かれ負け組になるのは必然だと思う。

    【参考になったこと】
    ・リーダーに求められるのは、正しい目標設定が出来、
     かつ間違ってたときに目標の調整が出来ること。

    ・これからのチームに求められるのは指示待ちではなく、
     各メンバーがそれぞれ何をやるべきかを考えることが
     出来る主体的に動くことが出来る、かつ判断出来るチーム。

     そのためにも、そもそも何故この仕事をやるのか理解し、
     かつ、チームで進めていくために、お互いを理解して
     得意・不得意に応じて役割分担していくことをメンバーが
     率先して出来るようになる必要がある。

    ・リーダーは謙虚であり、勤勉であるべき。
     特に先入観や過去の成功体験にとらわれすぎないように。

    ・チームが主体的に動けるようになることで得られる効果
     1. 先回りした将来の仕事が出来る
     2. 結果の予測がしやすい
     3. 次のリーダーを育てやすい
     4. 業績・評価に時間を取れるので公正な評価が出来る
     5. リーダーが悩みを抱え込まなくなる

    ・偉大な企業の経営者は、まずバスの行先を決め、
     それからバスに乗る人を決めるのではない。
     適切な人をバスに乗せてふさわしい席に着かせ、
     不適切な人をバスから降ろすと、バスは素晴らしい
     場所に行ける。
     →上記が理想といえば理想だが、現実的にそんな人は来ないので、
      企業のミッションやビジョンを明確(定量的な数値)にして、
      それに共感してくれるメンバーを募り、
      かつ、そのメンバーに合う役割を与えることが、
      会社として最初に取り組むべき仕事。

    ・課題が山積している場合、事実整理から入るのが正しい。
     各メンバーから吸い上げることと温度感を確認し、
     改めて課題の優先順位を決めることが大切。

    ・組織が強くなるためには、判断基準を明確にすることが大事。
     いろんな問題が起きたときにどちらを優先するかの判断を
     メンバーに委ねることが出来るようにするためにも、
     判断基準を定義することを怠ってはならない。

    ・教育こそが社長の仕事

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著者プロフィール

池本克之(いけもと・かつゆき)
組織学習経営コンサルタント。株式会社パジャ・ポス代表取締役、NPO法人Are You Happy? Japan 代表理事。
1965年神戸市生まれ。日本大学卒業後、金融会社を経て、ソニー生命保険に入社。わずか2年で「全国トップ20」の成績をあげる。その後、マーケティング会社、通販会社の経営を経て、ドクターシーラボ、ネットプライスなどの社長を務める。年商3億円の企業をわずか4年で120億円にするなど、さまざまな企業の上場、成長に貢献し「成長請負人」と呼ばれる。現在は数社の社外取締役を務めつつ、コンサルタントとして一部上場企業からベンチャー企業まで200社以上を指導。
著書に『「いまどき部下」を動かす39のしかけ』『「すぐやるチーム」をつくるたった1つの考え方』『“圧倒的信頼”が手に入る営業PDCA』(以上、三笠書房)など多数。

「2023年 『「それでも稼ぐ人」33のルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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