ケータイ名作文学 人間失格 (ゴマ文庫 135 ケータイ名作文学)

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  • ゴマブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777151424

感想・レビュー・書評

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  • 好きな作品だ、と思った
    飾らない。客観視。
    だけど、書いてる内容的に仕方ないが、いいのかそれで?と感じてしまう部分も。

  • 人間合格だと、思います。ただ不幸がつらなっただけですよ。主人公を許してあげたくなる作品。

  • 自分だけに相談されているような文章で、堕ちて行く切なさが読んでて辛かった。

  • 言わずと知れた一番有名かつ最も読まれている太宰作品。太宰治論の奥野健男氏は「太宰治の全作品が消えても、『人間失格』だけは人々にながく繰返し読まれ、感動を与え続ける、文学を超えた魂の告白と言えよう」とまで評しています。

    アフォリズムを作り出す天才だと言われる太宰治。中でも『人間失格』の中の言葉は際立って名文揃いです。主人公である葉蔵の破滅へのリアルな道筋は、読んでいて寒気がするほど。人と人との繋がり、社会との繋がりなどの意味を改めて考えさせられます。

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著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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