マイケル・ムーア、語る。

  • 辰巳出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777811557

作品紹介・あらすじ

アメリカでもっとも憎まれている男が自ら暴いた半生記。

感想・レビュー・書評

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  • ジョン・レノンから突然電話がかかってくるようなことを、ハタチそこそこでやってたマイケル・ムーア…昔から変わってないんだな。オモローでした。

  • 野球帽を被った肥満のむさくるしいオッサン。
    彼は、どこから来て、どこへ行くのか?
    2004年の『華氏911』は最高だった。

    この本、ページをめくって、まず最初の、ウッディ・アレンのおかしすぎるジョークに笑った。

    マイケル・ムーアは、ケネディやケリーらと同じ、元は移民のアイルランド系家庭に生まれたローマカトリック教会の熱心な信者。

    神学校に通いながら神父を目指していたとは。

    過激な映画を撮影して、いろんな奴らから命を狙われながらも、生きのびてて、すごい。

    生きることは、なんて素晴らしいんだ!

  • 著者の映画で特に良かったものは、911と世界征服だ。
    これは著者の思想を語るというより、体験談を語るものである。
    しかしこれが面白い。
    小さい頃から人種差別に疑問を持ち、カトリックの神学校に通うのだが、自分には神父は無理と気付く、その過程。
    米国の高校では最高のステイタスである、チアリーダーから告白され、デートするが次は無かったこと。(彼女は次を望んでいたのに!)これはムーアの行動の中で唯一私が理解できなかった事象だ。
    18歳で教育委員会に立候補し当選、結果、自分の学校の校長らを退職に追い込む。
    ジョン・レノンから彼が亡くなる8週間前に直接電話があり、ムーアの活動に賛同しており、チャリティコンサートなどを提案されたこと。
    アカデミー賞のオスカー受賞コメントで、政権批判したことの顛末。
    どれも凄すぎる経験談であり、これからもその反骨精神を発揮し続けてもらいたいと願うばかりである。

  • ただのおさがわせ監督と思いきや、実にまっとうなアメリカ人。今のトランプ政権をどう思っているのだろう。

  • 語るので読んでください。必読。

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