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- Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777901531
感想・レビュー・書評
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北欧のデザイナー(1巻)、日本のデザイナー(2巻)ときて、
この巻は木製の名作椅子を集めた内容になっている。
木材をどのように人体に沿わせるよう加工するか、
ということに苦心しながら、
技術や機械を開発し、
やがて名作と呼ばれる椅子が生まれていったのだなぁと思うと
人間の研究心というか探究心というか、エネルギーには感心してしまう。
古い木製の椅子は、写真でも伝わるくらいの威厳や風格があって
是非実物を見てみたくなる。
トーネットの14番、
それをアドルフ・ロースがリデザインしたカフェミュージアムチェアは
シンプルでとても美しい印象。
もしくは座り心地が悪いというヘリット・リートフェルトのジグザグno.280
は是非座ってみたい。
今巻は椅子の源流についても書かれているが、
そのなかの中国明式椅子は
写真からもその威厳や力強さのようなものが感じられて、
より一層、椅子の魅力に取りつかれた気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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