猫と写真の時間 (エイ文庫)

制作 : エイ出版社編集部 

• エイ出版社 (2004年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ほじゅどー（旧あお）さんの感想 · 2019年6月28日]

「この猫、いいなあ」と思ったら、ぼくは素直にシャッターを切る。いい風景や人物に出会った時と同じように。でも猫の写真を撮ろうと思ってカメラを持って外へ出ると、そういう時に限って猫に出会わない。。。写真を撮るということは、カメラを通して自分以外のものと交流したり、周りの世界との結びつきを実感することで、精神的にも肉体的にもその働きを上向きにするような癒しになっていると思う。猫を写真に撮ることもこの写真を撮る癒しと猫そのものの持つ癒しが相乗的な効果を人にもたらす。

[出雲一寸さんの感想 · 2014年12月31日]

読書録「猫と写真の時間」4

著者　藤田一咲
出版　エイ(木世)文庫

p85より引用
“猫のリラックスしたようすが撮れない、撮
りにくい街では、その街の環境や人の心のあ
りようが影響するのかもしれない。猫の「原
子の血」も周囲の環境や人の心に反応してい
るからだ。”

目次より抜粋引用
“猫のいる風景
　猫たちの夢
　猫の島々
　ギリシアの哲学猫
　ゴミ捨て場の猫”

　ジャンルを問わず撮影するフォトグラファ
ーによる、猫のフォトエッセイ。
　和から洋、子猫から大人の猫まで、愛らし
い猫の写真と穏やかな文章が綴られています。

　上記の引用は、ギリシアの猫について書か
れた項での一節。猫は、人間に一番近い野生
だそうですから、猫達が緊張を解くことが出
来ないという場所は、危険な場所であるとい
うことなのかもしれませんね。
　カラーモノクロ合わせて、8割以上のページ
に猫がいますので、猫好きにはたまらない
一冊なのではないでしょうか。

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[lmndiscrmさんの感想 · 2014年4月29日]

猫に対しての筆者の独特の考え方、宇宙人がきて猫に挨拶したら人間は猫のペットだと思ったらどうしようだとか、がたくさん書かれておりどんどん読める。

猫は人間に対して何を思っているのだろう、意外と何も思ってなかったりしてっていう可能性はある。対等な関係を醸し出してくれるところが、ペットとして猫を見ない、猫のいいところだと思う。

[真崎大矢さんの感想 · 2014年4月23日]

猫とエッセイ！
比率はちょうど1:1！

[kuromamemaさんの感想 · 2012年11月28日]

眺めているだけで本当に癒される。いつか猫と一緒に暮らしてみたいな。

[chiinegiさんの感想 · 2012年8月14日]

表紙に一目惚れ！さりげない猫の写真とエッセイで、癒されます。お気に入りの一冊。

[コマネキさんの感想 · 2012年7月6日]

魅力的な猫写真や猫エピソードが載ってます(^ω^)

[betchyさんの感想 · 2011年9月26日]

町で猫を見かけたりすると、ちょっと嬉しくなる人向け。
文庫本なので気軽に持ち歩いて、気軽に癒されることが可能。

[hikaruさんの感想 · 2010年8月15日]

ちょっと前、ＡＥＯＮの伊都店の最上階の本屋さんのカメラコーナーで
ちらっと立ち読みして以来、

全部読んでみたいなと思っていた藤田一咲さんのシリーズ。

せこい私は、給料日の後に、すぐ図書カードをチケット屋さんで
96％の金額で購入して、その足でこの本を買ってしまいました。

私は猫とウサギに並々ならぬ愛情を持っているので、
猫の写真はいずれライフワークとして撮っていきたいなと思っているので
撮影の仕方や、被写体に対する愛情や心構えなど凄く参考になりました。

この人の、ボンヤリ具合がいいなと思いました。

[akichannさんの感想 · 2007年5月6日]

とにかく、猫ちゃんがカワイイ！！！それから、写真の撮り方の勉強にもなる。「猫も人も平和に暮らせる世界を願いながら」という言葉が心に残る。