ローライフレックスの時間 (エイ文庫)

著者 :
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777904587

感想・レビュー・書評

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  • カメラを持つということは哲学を手に入れること。哲学とは考えること。カメラは幸せになる道具。単に世界を写し取っただけでは幸せは得られない。カメラと散歩すると光や色、形、空気にさえも敏感になって、いつものものがいつもとはちがって見えてくる。発見がある。再認識がある。自分の街を写真に撮りたくないのは日々の心のありようなのではないか。街の見え方は心の見え方に繋がっている。街を撮りたくないのは街を見たくないからだ。それは今の現実、リアルな心の内側を見たくないから。

  • 30年位片思いのカメラ
    もうそろそろ付き合う資格有るかも

  • さて、四角い写真のカメラ本が2冊目。
    見えてきたのは「正視の力」。
    正方形のフレームは逃げ道が無い。モノは正面に置くが吉。
    必然的に裏道小道なんてなくて、真正面から対象と向き合うことになる。
    これ、結構カメラを通じて被写体と対話できる方法かも知れない。即ち自分との対話ということになりますが...
    そう言えば1:1で写真を撮る時に意識して、ど・センターにモノを置くようにしてから、4:3、16:9でも上がってくる写真がやや違ってきたような気がする。
    適当に写真ズレしているおっさんには、改めて写真力をアップしてくれる魔法のフレーミングかも知れません。

    ちなみにこの本はローライフレックスの本であって真四角写真の本ではありません。念のため。
    ローライもいいけれど、やっぱり憧れはハッセル。中古探しちゃおうかな。

  • 110624/今年30冊目
    カメラエッセイの一冊。二眼レフ入門書としてもいい感じ。

  • ローライフレックスの教科書

  • 散歩気分で読めます。二眼を使った事が無い人も、フィルム装填の方法から書いてあるのでいいですよ。

  • この人の写真は正直好きではないのですが、種類の多いローライのことをそれぞれ事細かく記してあるので、ローライを買おうかな、でもどれを買えばいいのかな、という時にとても参考になります。

  • 二眼レフについて勉強になるわ。

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著者プロフィール

本名同じ・東京都出身・フリーランスのジャンルレスフォトグラファー。写真関係の著書・個展多数。玄光社では本書の読者に強くお勧めしたい『フォトグラファーのためのカラーコレクションレシピBOOK』『フォトグラファーのためのポートレートレタッチテクニック』の他、『フォトグラファーのためのセクシーポーズBOOK』シリーズ全3冊など多数の著書がある。

「2021年 『Lightroom カラーグレーディング活用BOOK』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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