里山のヤママユ: ヤママユが紡ぐ緑の宝物 (ふれあい写真えほん)

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著者 : 新開孝
  • 小学館クリエイティブ (2017年2月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778035297

里山のヤママユ: ヤママユが紡ぐ緑の宝物 (ふれあい写真えほん)の感想・レビュー・書評

  • [墨田区図書館]

    うちの小学校では3年生時にカイコを育てて、その繭でストラップを作るということをしている。入学後に1年ではプールから採取するヤゴを育てた後にそのことを知り、息子が3年になる年にも変わらずあるといいなと思っていたら、今年もやることになり、この本は後から見つけて野生のカイコガとの差異を見せるとまた理解が深まるかと思って借りてきた。

  • ヤママユの一生と、ヤママユの繭から絹糸(天蚕糸)を取る営みを描く写真絵本。

    ヤママユの終齢幼虫は、何度見ても目を惹きつけられる。顔はグロテスクとも言えるはずなのだが、脚はまるで赤子のよう。
    成虫は、雄の触覚がやはり格好良い。
    そして束ねられた絹糸の緑が美しかった。

    繭から絹糸を取ることで、ひとがヤママユを殺しているということを、柔らかい言葉でとはいえ、子どもの読者に伝えているところも、真摯で良かった。

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里山のヤママユ: ヤママユが紡ぐ緑の宝物 (ふれあい写真えほん)の作品紹介

野生のガからとれる緑色の美しい絹!

地球は「奇跡の星」といわれ、100万種以上の動物、30万種以上の植物が生きています。私たち人間も地球に暮らす動物の1種です。そして、地球上の生き物はすべてがつながり合って生きています。そんな生きものたちと人とのつながり、著者の愛情こもった美しい写真と平易な文章での生態や生息環境などを解説するのが「ふれあい写真えほん」です。
本書は、昆虫の多様で不思議な生態を掘り下げ独自の視点で撮影してきた新開孝氏が、里山に生息するヤママユと人とのつながりを紹介するものです。ヤママユという巨大なガは一見グロテスクですが、その繭からはカイコに劣らない絹がとれ、人は昔からそれを利用してきました。このことから、カイコを家蚕と呼ぶのに対し、ヤママユは天蚕や野蚕と呼ばれます。ヤママユの孵化から幼虫の生活、繭をつくってさなぎになり、羽化して成虫になる瞬間までを紹介するとともに、ヤママユの繭から生糸を作る工程も見てみます。また、里山にくらすそのほかの生きものも併せて紹介します。身近に生息するガから絹がとれるということは、読者にとって新鮮な驚きでしょう。生きものと人の深いつながりが実感できる1冊です。

里山のヤママユ: ヤママユが紡ぐ緑の宝物 (ふれあい写真えほん)はこんな本です

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