嘘とシンデレラ (ショコラノベルス・ハイパー)

著者 : 葉月宮子

• 心交社 (2009年11月10日発売)

感想・レビュー・書評

[のこさんの感想 · 2017年4月26日]

絵が綺麗で手にした作品。
正直、途中まで流される真志にあまり好印象を抱かず、ただただ王子であるレナードとのエロエロなお話に感じ、途中でどうしようかと思いました。途中で急展開があり、レナードがどうしてこうなっていったのかがわかり、楽しく読ませていただきました。ただ、理解はできない。
彼らのこの行動はいったい…。ただただ運命という言葉を信じ、想いあっただけなのか。それにしても惚れっぽすぎませんか、二人とも。
あとはタイトルどうにかならんかねとは思いました。「シンデレラ」はないと思います。そんな過酷なところで生活してないし、意地悪な人間が周りにいるわけでもなし。私はどちらかというと「赤ずきんちゃん」に感じました。

[遅咲き腐女子(^^;;さんの感想 · 2012年11月27日]

小学校の教師（受）×即位直前の皇太子（攻）というカップリングのお話です。
設定は、それほどまずくないと思うのですが、読んでいて「先を急いて読みたい！」ワクワク度が低かったので、この評価にしました。

[bookaiさんの感想 · 2009年12月13日]

ロンバルド王国のレナード王子が花嫁探しのために来日―日本中を騒がすニュースも、小学校教師の桐嶋真志には関係がないはずだった。だがレナードが小学校を視察に訪れた際、真志が彼を庇って怪我をしたことがきっかけで二人は結ばれる。美しく高貴な王子に愛され、自分の幸福が信じられない真志だったが、レナードの花嫁探しにはある重大な秘密が隠されていて―。

著者プロフィール

小説家。８月２０日生まれのＢ型。
趣味は、温泉巡りとビーズアクセサリー作り。