- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778111120
感想・レビュー・書評
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ザ・クズ攻め!
作業着萌えもあいまって、良作になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもしろかったー。
買ったあと長らく放置してたみたいで見覚えのない本があるなと思って読み始めたら一気読みだった。
まあこういう展開になるでしょうね、って予想とちょっとずれるけど大きくずれない感じがよかったのかも。 -
memo: ペーパー封入
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読んでると、けっこう心が痛い作品だった…
小田島めなんてヤツだ!! -
ちょとがっつり読みたい時にという感じの話でした。少し痛重い。でも電波ではないので苛立ったりとかはあまりなく読みやすかったです。恋は遊びで好かれる側で好きという気持ちを知らなかった男と、寂しくて利用され続けてきた男。
本編で攻にも何か、それは愛とかそういうものが、芽生えたのかなという終わりだったのが、続編始まると本当に小さな芽でそう簡単じゃなかった。でも、自分の事好きなはずなのに何で喜ばないんだとか、人として普通にある感情の範囲内だったので、そこも苛立ったりはなかったです。受攻どちらも。うまい事噛み合わなかったなー。ようやく攻は受が気になって今度は受自身を誘って気遣ってるのに、受は本編があったから勘違いしてはいけないと自分を戒め続けて、攻は攻でそもそもの原因を知らないからそんな勘違いされてるとは思い至ってないし、ちゃんと言葉にしてるから受が勘違いしてる事に気づかないっていう。お互い一応ある程度は言葉にしてるのに全く噛み合ってなくて、中々くっつけずにすれ違っていくという話でした。でもそれぞれの立場に立つとどっちもそう思っても仕方ないよなぁと。そしてどちらもが自業自得なのですが。もーもどかしかったです。
してやったのにっていう傲慢さは、傲慢じゃなく、というところが面白かったです。あぁ小田島ってそういう人だなと。初めて恋を知ったのかもしれませんね。思い通りにいかないその苛立ちや焦燥は、恋だって今から気づくのかな。
受が遊んでるのが意外でした。あらすじから、地味にひっそり生きてるタイプかと思ってたら。卑屈だけどさみしいからその場その場で。卑屈だからダメ男しか引っかからないんですよね。完全な自業自得でした。ショージとの事に関しては多少仕方ないとは思うけど。でもあんなに心配してくれてる家族のような三津がいるのに、忠告を聞きもしないで心配ばかりかけて、三津が良い人すぎてもっと感謝して!その有難さに気づいて!と思いました(笑)自分なんか、って自分の醜さばかり気にして、普通の人すら三津みたいな友達を得るのは難しいのにね。と、感想書いてみて、そんなに苛立たなかったと思ってたけど主人公の卑屈具合が多少きつかったかもと思いました(笑)そして三津が良かったです。良い友達だなぁ。
封入SSが三津視点で良かったです。面白かった。スマートだった小田島は恋を知って、これから些細な事でおたおたするのかもしれませんね。続編どんなかなぁ。 -
⇒『遠くにいる人』
『隣りにいる人』 -
一言でいうと攻めざまぁ作品。受のことは、意中の子を落とすための駒と考えていた攻が、受けの子にだんだん振り回されていくのが面白いです。