初恋のかえる場所 (ショコラ文庫)

著者 :
  • 心交社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778113193

感想・レビュー・書評

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  • 中々自分の気持ちを自覚しない凛。ユアンも凛がどう思っているのか分からず、焦れったかっただろうな。と思う。とにかくユアンのことを第一に考えている凛。ユアンの為に必要なら自分のことも蔑ろにしそうで怖くなる。でもそんな場面になったら、ユアンが止めてくれるかな。とも思った。これからも色々ありそうだけど、味方になってくれる人も巻き込んで解決していきそう。

  • 貴族で大会社の社長×社長秘書
    すばらしい組み合わせですね。
    なかなか自分の恋心に気付かないところがやきもきです。
    自分以外の周囲はほとんど知っているのに見守っていた優しさがみられます。

  • 健気で献身的で鈍いリンと貴族的でちょっと強引だけどとてもリンのことが好きなユアンの組み合わせがとてもツボで、話自体はよくあるパターンだけど、リンが屋敷を出てからお迎えまでのくだりは切なくてとても好きです。

  • 「私を諦めるな」という攻めの台詞が印象に残った本でした。恩人で主人で幼なじみで、神様みたいな攻めの気持ちを受けとめるのは覚悟のいることだろうけど、こんなふうに言われたら観念せざるを得ないだろうなあ。
    受けが出てって戻るくだり、貴種流離譚を思い出しました。いい美人受けでした。

  • 会社社長(かつ貴族)×秘書。

    10歳の頃、外国で孤児となり父母の雇い主だった伯爵家で使用人として仕えたリン。
    会社社長として地位も名声も手にし、女遊びも派手なユアン。実はユアンがリンにぞっこんだった訳ですが、そこが分かりづらかったように思います。まあ、リンが鈍すぎるのもあるんでしょうけど、おかげで暴走したユアンの所業を誤解してしまうわけですから。
    思いが通じたところで終わっていますが、彼らはこれからが大変なハズ。そこが書かれず終わっているので、そのあとが気になったりします。リンが間違いなく苦労しそうですが・・・。

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