- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778113209
感想・レビュー・書評
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ドーベルマン攻、苦労人で健気な受のファンタジー。
利口で一途なわんこ最高!な話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★3.6
犬視点で進んでいくのが面白い。人間になるきっかけになった祐天寺さんとの関係が素敵だったから亡くなったの悲しかった;;春哉と3人での穏やかな生活もっと読んでいたかったな。 -
memo: 番外編ぺーパー封入
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短期間に似たような設定の本を読んだんでちょっと混乱www
ドーベルマンわんこは人間になってもドーベルマンな感じだったんでちょっと微笑ましくなった。
そして祐天寺じいさまが全く動じずに賢人に接する姿に、さすが年の甲!と唸ってしまったのでした。 -
◇◆◇先の長くない大事なご主人様を助けるために人間化したワンちゃんがある青年に恋をして切磋琢磨するお話し◆◇◆
犬が擬人化してもすんなり受け入れられる飼い主のおじいちゃんがいい味出してます(笑)家族にあまり縁のない彼等のエピソードがほんのりと切ない。
どう人間らしくすればいいかわからない賢人(犬)は、いきなり手を繋いだり匂いを嗅いだり涙を見て舐めちゃったりしてしまうんだけど、春哉(青年)はそれを嫌がるというよりも…戸惑って恥ずかしがってるのに、犬にはそれが全く伝わってない(笑)
普段はシャンとしたドーベルマンが「もう嫌われたかな?許してくれないかな…」と葛藤してて超カワイイ〜(*^∇^*)
あと付属のペーパーもすごく良かったです!!
意外な相手にヤキモチを焼く春哉。…笑えましたヨ♪♪♪
キュンたくさん頂きました☆
面白かったです^ ^ -
人外 攻め視点 ケモミミ 犬(攻)
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結構面白かったです。
犬や猫、はたまた狼やこうもりが人に化けるっていうお話は沢山あるけれど、好きになった人のために単に変身(変態)するものではなくて、人に変化するキッカケが飼い主の心臓発作にあるというところに凄く惹かれたというか。
大切な人を助けたい。
その一心で最初の変化が訪れるというのが、実は群れなす生物の本能のようなもので、実際、飼い主である祐天寺のお祖父さんは呼び捨てだし、仲間だしと言っているし。
賢いと言われる「ワイズ」の、人になっても犬の本能を失わないところとか、行動や言動に人過ぎる無理があまりないところとかは、少しリアリティがあって嘘くさくない気分で読めた感じです。
ワイズが変身した賢人もカッコイイし、祐天寺も春哉も寂しい人であり優しい人で、傍に居る脇役の小倉さんや松田さんも良い人で、ワイズのやらかすことが面白くて笑ってしまったり。
最後は全てが丸く収まる……というわけには行かないかもしれないけれどハッピーな感じでした。
ところで、人間はハゲだからなって……確かにそうだけどそうハッキリといわれるとwww -
犬擬人化(お金持ちの犬)×普通の青年(貧乏)
いつ犬に戻ってしまうかわからない状況という
のが面白かった。あと犬だったから常識がない所とかw
ずっと攻視点(ワンコ)なんで、受の心情が分かり辛かった。 -
ドーベルマン(人間になれます)×貧乏青年
金持ちの老人と共にくらすドーベルマン・ワイズは、ある日庭にあるお気に入りの場所で昼寝をしていたところ、探し物をするために屋敷に侵入していた青年と出会う。時折訪れる青年との逢瀬を楽しみにしていたワイズだが、青年の時折見せる寂しい表情が気にかかっていた。そんな時、ワイズは人間のオスになってしまった。
期待していたんです。犬×人が読めるんじゃないかって。
…犬(人型)×人でした…。←そりゃそうです。
それ以外は期待していた通り、っていうかんじですね。
何がいいって、ワイズは賢い賢いって飼い主に言われていて、すごく冷静な賢いワンちゃんなんです、ええ事実。
しかし、それはワンコだからであって、人間としての常識も知識も備わっていないんです。しかも受けのこと大好きだからまーーー、暴走しちゃうわけで。
それに翻弄されてしまう受けがまあかわいくてですね。
犬×人を期待しない方にはおすすめです。 -
ドーベルマンが「想いの強さのあまりに」人間になってしまうお話。……だけだと、今までもいくつか見たパターンですが、このお話でなにがおもしろかった、って、すっげ~かっこよくて、渋いような感じなんだけど、行動が全然かっこよくいかなくて、犬っぽいところ!?つい手づかみでご飯を食べようとするとか、つい、直情的に相手に乗っかろうとするところとか。イラストがすごい男前だけにおもしろかったです。
軽く読んで楽しみたいレベルでしたら面白いです。本が太いわりに軽めでしたね。