地獄の果てまで追いかける (ショコラ文庫)

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著者 : 宮緒葵
制作 : 葛西 リカコ 
  • 心交社 (2013年3月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778114398

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地獄の果てまで追いかける (ショコラ文庫)の感想・レビュー・書評

  • ★3.0。女の情念こええーー!!どんどんホラー色濃くなる展開は面白かったです。クライマックスの月子消滅のテンションと駆け足感にはちょっとついて行けませんでしたが、丸く収まって何より。ただ残念ながら、全体的にBLではなく女の因縁話にしか思えなくて萌えには引っ掛からなかったけど(女装攻にも萌えはなく)、まずまず楽しめたので良かったかな。

  • 完全に地雷踏んだ。
    それも立ち入り禁止看板掲げてる地雷原に埋まってる地雷を。

    執着攻は大好物なんですが、前回読んだ分もあわせると、私は宮緒さんと相性悪いのかも……。
    この作品を一言で言い表すなら、



    ただただ怖い



    もうこれに尽きます。
    気味悪いってレベル超えて完全にホラー。
    冒頭一目惚れからしてついてけなかったんですが、
    展開がもう色々とあり得なさすぎて、疲労感が凄い。
    レーターさんが好きなので何とか読めましたが、
    二度目はないです。
    多分この作家さんはもう買わないかな。

  • 再読。執着攻め。どツボです。この作品で、一時宮緒さんと葛西さんにハマってしまったのでした。葛西さんは絵師買いしちゃうほど今もファン。

  • うん……こういう執着はちょっと苦手だ。
    攻め一人だけの思いで執着するのなら「怖いなぁwこのヤンデレめっ♪」で流せるものを、女の情念を絡ませちゃったりするから背筋から冷たい汗が垂れるような怖さ。
    でもしっかり最後まで読めたからストーリーとしては面白いんだと思う。
    もともとの攻めの中にその粘着気質もあったのかもだけれど……でもやっぱり前世かなんかの記憶に支配されるって怖いわ〜。
    愛情の裏返しとはわかっていても…

  • 久しぶりの宮緒さんでしたが、さすがこのグイグイ来る感じたまりません! 悪夢(前世?)と現実のリンクにハラハラさせられながら、とめどなく高まっていくお得意の執着愛を楽しませていただきました。で、私も好きです女装攻め! また葛西リカコさんの呉葉が…眼福!! うるわしいのにちゃんと男なのが最高です。いつもながらHシーン多いんですが、いてもたってもいられない切迫感があるから飽きずに読めるんですよね。悪夢的な部分の収束の仕方はすっきりしない向きもあるかもしれませんが、最後に愛が勝つ!ってことで。満腹感いっぱいです。

  • 女装攻×女性恐怖症の受。ワクワクして読み進めたら、うわ〜!ホラーだよ〜ホラーBLでした(^^;;ま、そこはBL♡女装した攻がスカートを捲り上げて受を後ろからガンガン突くシーンは楽しかったですね♡

  • なんというか…ホラーなBLでした。互いに夢に支配されながら、それに抗おうとしても逃れられないように惹かれ合う二人。タイトルが示すような執着愛。女装攻めもホラー要素を深める一因であり、エロさも然る事ながら恐さも倍増でしたw
    一般のホラー小説のようにすらすら読めて終盤まで面白かったのですが、割とサラッと上手く決着がつきすぎてしまった感が…。結局悪夢から解き放された今も、攻が受に執着し過ぎているのは変わらず、互いの関係に満足しているようで…まぁ万事OKですね(^_^;)

  • ちょっと変わりダネでよかったかなーと思います。
    なにげにホラーちっくですが。
    イケメンで何かと女性に興味を持たれる祐一だったが、実は女性恐怖症。昔からリアルにある女に絞め殺される夢を見続けているせいだった。
    しかし先輩に連れて行ってもらったクラブでは拒否反応が出ない。そこは女装をした男がホステスのクラブだった。そしてそこのオーナーでありナンバーワンの牡丹は誰もが見とれ、跪くような美女。その牡丹が祐一に一目惚れし、祐一も惹かれていく。
    そして牡丹と一緒の時にはあの悪夢から解放された。
    しかし・・・・。
    平安時代からの怨念が追っかけてきてます。怖いです。執着の物語です。
    さて、月子が消えて牡丹の本性やいかに・・・?という感じでその後もニヤニヤしたくなるような執着っぷりがたまりません。

  • 【観点別評価】文体☆3、文章表現☆3~4、作品としての質☆3、個人的嗜好☆2

    【総合評価】タイトルどおりの執着っぷり。ラストが呆気なかったのが残念。☆3

     ストーリーだけ取り出せば超常現象的というかファンタスティックな話であり、割とシンプルな前世の因縁話で全て説明して大団円に持って行ってしまう辺り、素朴すぎるような気もする。女装攻でありなおかつ元を辿ればNLでリバ(?)というのが好みの分かれる最大のポイントかも。

     この作品はタイトルが示しているとおり、受のことを地獄の果てまで追いかけちゃう攻に重きがおかれているので、受に人間的魅力もとい萌えを求めるバリタチ脳の受ペロリスト読者としては、薄味な受さんに少々物足りなさを感じた。しかし攻ペロリストでなおかつ女装攻やら美形攻やらがお好きだという方にはたまらないと思う。この辺は本当に読み手の好みだろう。

     攻さんの執着っぷりはなかなか堂に入っていて、女の情念を感じさせる描写は凄味があって良い。前述のストーリーの素朴さも霞むくらい迫力満点のヤンデレっぷりである。そのぶんラストがあまりにあっさりしすぎていて、どうしても気になる。

     結論としては、攻のスペックと怪談的な幻想性がハマれば美味しくいただけると思います。個人的にはCPがやや地雷で、濡れ場もちょっと苦手な感じで苦戦しましたが、これは本当に嗜好というか相性の問題ですので、「イケる!」という方は是非。

  • 少し変わったお話。ホラー要素が強いです。
    BLなんだけど「道成寺」みたいな要素があるので、あんまりBLという感じは強くない。
    でも最後に月子の執念を振り切るから、やっぱりBLかなっていう。

    祐一の擦れてないところがすごく可愛らしかった。呉葉に殺されてもいいというところは、強いなと思った。
    呉葉の惚れっぷりもよかった。後半はだいぶ怖かったけれど、必死に抗ってるところははっとする。

    葛西リカコさんのイラストがとっても素敵。

  • 女装攻。意図せず女装攻ばっかり引き当ててしまう
    のは何故だろう?wいや、好きだからいいんだけど。

    タイトル通り、地獄の果てまで追いかけるほどの
    執着攻でもあります。そこにいきつく理由には
    ホラーなファンタジー要素もありつつ
    ひとあじ違うBL作品で面白かったです。

  • ひぃーとんだホラーでした怖っ!ちびる…タイトルから怖かったけど宮緒さんだしそれぐらい強い執着って意味かなと思ってたら文字通りのホラーだった…うっうっ。最後のあーなーたーてところはそう来るって判ってたしギャグでしょって思うのに怖すぎてぶるぶるしました。
    仲睦まじかったのに、強すぎる執着から疑心暗鬼の悋気により夫を絞め殺した妻と、愛してるのに信じてもらえず殺された夫。その夫婦の生まれ変わりの2人の話でした。逃げても逃げても追いかけられ絞め殺される夢を見続けて女性恐怖症だった受と、一時期誰かを絞め殺す夢を見ていた攻。そんな2人が出会ってという。
    前半の甘々っぷりは本当に好みでした。もーべったりべったり。誰もがひれ伏して寵愛を欲しがる麗人が自分にだけ尽くすっていいですよね。何でもしてあげたい。尽くし攻っていいなーと思いました。言葉は多少粗雑なのに甲斐甲斐しい。べったり。そして女装攻。オカマではなくて、単純に似合うからお金になると女装してオカマバー経営してる。最初、女装姿で落としときながら途中で理性切れて素が出るとこが良かったです。しかもどっちかというと荒っぽい、男臭い男でした。女装の時はすごく気品あるのに。
    一応最初は友人関係ですが、初っ端かららぶ甘全開でにやにやしながら読んでたのだけど、前半だし残りページいっぱいだし夢の事があるしこの甘さは束の間なんだろうなぁどこからおかしくなるんだろとはらはら。攻が時々夢の女にダブるなとうっすら恐れながらも、でも攻は好きだしって気にしないでいたら途中で完全にダブった場面がパニックでした。そこは何とか良い方向に収まったものの、そこからじわじわじわじわ攻がおかしくなっていくのが怖かったです。包丁で無心にひたすら野菜刻むとこから始まり。妻に乗っ取られちゃって。必死で抗おうとしるのに殺したくなんてないのに気づくと首に手をかけてる。攻が壊れてくのがちょと可哀想でした。可哀想だしいやもう本当ホラーだった。人が変わったようになるのって怖い。
    生まれてからずっと見続けてきた悪夢が、攻のそばだと初めて安眠出来る、ての、でも攻は妻の生まれ変わりなのに変じゃない?と思ってたらそういう事か!と。怖っ!
    心霊的にもホラーだったし受に言い寄ってた女もホラーでした。ストーカーだし襲うし。同期も人として最低過ぎて苛々しましたね!2人とも幽霊見ちゃって報いを受けたので良かったです(笑)いやでもあの場面は本当怖いって。女の嫉妬って怖いですね!
    最後、呪いはなくなっても攻の嫉妬深さは本来の性質だったようで笑いました。でも今度はらぶらぶだからいちゃついてるだけだよね。
    この葛西さんはとても良かったです。ちゃんと恵まれた体格の男なのに綺麗な女装。男だけど綺麗ってのが、すごく上手いな合うなと思いました。チャイナドレスの攻が綺麗だったー。

  • 女装攻めということで即購入しましたが…前世との絡みがあり後半が女装を活かしきれていない印象を受けました。イラストは素敵です。

  • いろいろな意味でゾクゾクさせられました。怖かった…サスペンスです。心霊現象ありホラーありなんですが、なによりも人間の嫉妬や執着がハンパなく怖い!
    女装クラブ経営者の深見×女性恐怖症の祐一。
    女装攻です。幼い頃から見る悪夢のせいで女性恐怖症になってしまった祐一が、生来の美貌を活かして女装して働く深見と出逢い、彼から尋常ではない好意を示されます。
    祐一も深見の性別を超越した美貌に惹かれ、女性に感じる恐怖も彼には皆無だったことから、あっという間に深い仲になってしまうのです。

    なぜ、深見が祐一にそこまでの執着をみせるのか、というのがストーリーの重要な鍵となっていて、かなりのホラーテイストです。
    千年の時を越えて、嫉妬する女の魂。タイトルそのものです。ぞっとするような怨念にあやつられる深見のヤンデレぶりが見もの。
    野菜を切り刻みすぎるシーンなどはハラハラさせられます…
    社長の娘のしつこい横恋慕や職場の人間関係の嫉妬も渦巻いていて、ダブルで怖いです。

    女装攻といえば、マンガでは井上佐藤センセとか、小説では崎谷はるひセンセの不埒シリーズとか、木原音瀬センセの男の花道とか、胸キュンなものが記憶にありますが、こういったシリアスなヤンデレは希少ですね。
    女言葉と男言葉が混ざるところが、女装攻のツボ。深見は、本当の意味でのオネエではないんです。なので、オネエかと油断させといて突然オラオラ攻になったりするところがよかったです。女装したら絶世の美女なのに、実はイケメンの肉食系で祐一を軽々お姫様抱っこできちゃうところが私的ツボでした。

    宮緒ワールド全開。攻が受をどこまでも執拗に追いかけて独占欲を露わにするところは、あぁ、センセらしいなと思えます。
    深見も、最初は傲岸不遜なタイプの攻かな?という雰囲気が、だんだんほっとけないヤツにヘタレていきます。
    犬属性まちがいなし。
    むしろ、最後は祐一のほうが気丈な男前に成長していました。終始王子様キャラでしたね。ベッドだけじゃなく、玄関とか色んな場所で深見に執着翻弄されて、色気に磨きがかかっていくのも見どころでした。

    遠い過去の因縁を乗り越えて、愛する二人が幸せを掴むお話。美形カップルというよりは、バカップルに進みそうです。

  • スピリチュアルヤンデレwいや、ヤンデレってか只の病んだ人かww

  • 「蜜家族」の後なので、怖々読みました。
    結果これはホラーでした。BLよりホラーなので★3.5くらいです。
    毎夜、夢で自分を殺す女と、その女の生まれ変わりかと思われる女装の麗人呉葉。
    因縁のせいか二人は出会ってすぐ魅かれあいます。二人とも特出した美形なのでどうして魅かれたか、因縁なのか美貌ゆえか。この辺りが物足りなかった。もう少しラブが欲しい。
    祐一に執着してくる女にもどんどん追い詰められます。
    祐一はまた呉葉に殺されてしまうのか。執着ゆえの狂気がひたひたと迫ってくるお話でした。
    女装の攻に萌えるか。あたりが私のツボとは違ったようです。

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地獄の果てまで追いかける (ショコラ文庫)の作品紹介

長い髪の女に追いかけられ殺される-幼い頃から毎日のように見る悪夢が原因で、有村祐一は極度の女性恐怖症になってしまった。そんな祐一を気遣った会社の先輩に連れられ女装ホステスばかりの高級クラブへ行った祐一は、そこで恐ろしいほどの美形の男、深見呉葉と出会う。牝丹の源氏名を持つ深見はなぜか祐一を気に入り、優しく酒を勧めてくる。したたかに酔った祐一はその夜、深見に激しく抱かれてしまい…。

地獄の果てまで追いかける (ショコラ文庫)はこんな本です

地獄の果てまで追いかける (ショコラ文庫)のKindle版

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