きみは藍色の夜に生まれた (ショコラ文庫)

著者 :
  • 心交社
3.18
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本棚登録 : 58
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778114947

作品紹介・あらすじ

ある夜、極めて平凡なサラリーマン・神宮司智久の部屋の天井を突き破って王子様のような美形が落ちてきた。その男-アパートの二階に住む桐生青衣と智久は、天井の修理が終わるまで空き部屋で同居することになる。だが青衣は能天気すぎる変人のうえに下半身がゆるく、セフレを部屋に連れ込んだあげく智久まで抱きたがる始末。怒り狂った智久は青衣を追い出そうとするが、金も行くあてもないという彼に泣きつかれてしまい-。

感想・レビュー・書評

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  • ある夜極めて平凡なサラリーマンの神宮司智久の部屋の天井を突き破って王子様のような美形が落ちてきた。

    男はアパートの二階に住む桐生青衣で天上の修理が住むまで同居する事となり…。

    青衣がとにかく能天気で人恋しいからと男女問わず関係を持ち、しかも智久にまでちょっかいを出しこの人大丈夫なのか智久と共に心配になります。
    途中までひたすら青衣には早くてで行って欲しいと願っていた智久が青衣を契約だからと言って自分の思うように従わせようとする斑目との事等からとか青衣の人となりを好きになって行くのはとても自然で。

    青衣が選び守ろうとしたのは自分だとわかった智久がカッコよかった。

    イルカのぬいぐるみ、そして青衣の生まれたと思っている夜の青、綺麗だろうなと。

  • 前半がダラダラ長すぎて飽きた。二人の仲が深まる過程にしても、冗長。
    後半で急に話が動き出す。タイトルの意味と、雰囲気はとても素敵だと思った。

  • 天井が壊れて修理が終わるまで空き部屋で同居することになった二人のお話。自分で良くないことだって判ってても必要とされたくて、間違えたりすれ違ったりしたけど最後はちゃんと結ばれた!良かった!イラストもすごく綺麗で本の題名もこのお話にぴったり。少し長かったけどすらすら読めた!二人が幸せそうに笑いあってるイラストも見たかったな~。

  • こういう攻めは実は苦手なんだけれど、そんなに嫌な感じなく読めました。 それはやっぱり成長するからでしょうねぇ。いいわ♪成長ものは大好物。 寂しいがゆえに人肌を求めてしまう攻をいいように扱う先輩なんかも出て来て、なかなか煮え切らない智久にちょっとイライラしながらも、とっても楽しく読めました。 アパートの住人の実は社長!の彼もすごくいいキャラでしたね♪なんかほのぼのして好きだわ

  • 攻めの人があほのこなんだかそうでもないんだかよくわかりませんでした。前作の方が好きです。

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