愛しのニコール (ショコラ文庫)

著者 :
  • 心交社
4.09
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本棚登録 : 365
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778119737

感想・レビュー・書評

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  • よかった…(けど、マスターとくっつくルートもありだったのでは…!

  • 最初から最後までほんと胸苦しい、
    もうほんと凪良先生、神様、、
    一気読み必須ですよこれ、

    ニコの一途っぷり苦しいぃ

  • ニコがいい子すぎて、なんでこんな貧乏くじばかり引いちゃうんだろう!とヤキモキしながら読みました。ハッピーエンドばんざい。

  • 凪良さんの優しく抉ってくる作品。

  • あんなに榮のこと好きだったのに、全部やり切ったと思ったら執着が消えるって、えーそう来たか!でも分かるーって思いながら、さすが凪良ゆう先生、めっちゃ共感でした。
    だけどちょっとニコと榮のラブラブが少なすぎた。
    もっとラブラブ見たかったー♥

  • 田舎のいじめは…陰湿なんだ……
    都会の闇も…陰湿なんだ…
    いやしかしほんとに凪良先生のBLラノベはリアルとフィクションのスレスレのラインでBLしてるな…

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000055208

  • ニコは中学の時にいじめにあった。
    隠していたのに、ゲイだとばれてしまったから。
    死んでしまおうと自殺するため、よるの学校のプールに行って、榮と出会い、初恋をする。
    榮により、自殺は思いとどまったニコは、いじめにあうくらいならと、翌日からオネェキャラになった。ほんとはそんな気ないのに。

    高校でまさかの榮と再会。
    しかし、榮には、好きな人がいた。


    学生時代と、社会人(榮は大学生)と時間は進み、
    二人の関係はかわっていく。


    でもやっぱり、ニコは榮が好きで、榮はそれを冗談だと思い込んでいた。



    すんごーーく、大きな事件があるわけでもな・・・あったなww(´ー`)
    でもなんというか、なんとなく、ぽわーッとした感じで、
    ニコちゃんは可愛くて、
    榮は鈍感でww

    その空気がまだいいなーって。

    二人はずっと仲良しでいてほしいですね。

  • ニコ、ニコール、良かったね!
    最終章の愛しのニコールを読み終えて
    やっと心から安堵のため息をついた

    中二の夏のプールでの出会いから
    ニコの榮への初恋は始まった
    榮の言葉と榮の残したTシャツを胸に
    自分を偽り榮への気持ちをひた隠し
    ひとりでゲイへの偏見と向き合い闘ってきたニコ

    凪良ゆう先生はあとがきで普通のごくありふれた恋愛をしている子たちの物語と書いているけれど、実際にニコの境遇は田舎の狭い価値観に傷付けられ続けた残酷なものだったと思う

    だから榮の恋人とのトラブルが元での破局によって
    榮が改めてニコとの今までの関係を振り返り反省し
    自分の本当の気持ちに気付いていくくだりは
    ちょっと攻め様ざまぁな感じで小気味良く
    2人がやっとお互いを見つめ合い心と身体を通わせあえた時は心から嬉しくバンザイと心躍った

    凪良ゆう先生の書く普通のでもちょっと人と違う部分に気付いて傷付いてしまった男の子たちの
    リアルで切なくて可笑しくて愛おしい姿は
    私達の心の奥深くにある脆い部分に優しく沁みていく

    ニコと榮がずうっと幸せに時には一緒に田舎に帰って
    手を繋いだりしながら仲良く歳をとっていくことを
    これからも願ってやまない


     

  • 傷つきやすい少年の幼い初恋が色々な事を乗り越える強さになり、諦め、辛さ、無くならない愛おしさを経て結ばれる、純愛と成長のお話

    閉鎖的な片田舎と奔放で自由な様で生きづらい都会の中でも真っ直ぐにピュアなニコが愛おしいです
    秀作だと思います

    榮の恋心も普通な気持ちの変化で、想いに突っ走る姿も等身大で、エンドの想いも真っ直ぐで、青春そのもの
    ニコの優しさは、居づらい所ではあったけれど、田舎の持つ許しの優しさで大切に育てられた証
    読了感が良かったです

    yoco 先生のイラストが雰囲気にあって素敵でした


    #愛しのニコール
    #風良ゆう https://t.co/L8KzBrA4OZ

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著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

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