恋の病が重すぎて (ショコラ文庫)

著者 :
  • 心交社
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本棚登録 : 88
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778120245

感想・レビュー・書評

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  • 攻が壊れているタイプの名倉さん。好き。
    ただ、攻の異名はとてもダサい…

    設定などはだいぶ違うけど、攻のタイプはちょっと「愛に目覚めてこうなった」に似ているかも。あっちも好き。

  • ★3.6

  • 前半部分は、これがどう面白くなるのか疑いながら読んでいましたが…
    途中からぐっと引き込まれます。コミカルにテンポよく物語が進み、なかなかに面白いっ!

  • イケメンなのに、残念な攻の言動が滅茶苦茶面白かった。
    でもそれがようやく恋人同士になったノンケ受のためというのが、変に一途でいい感じにキモくて良い。
    何も考えずに楽しんで最後まで楽しめたお話でした。
    名倉さんは健気受ばかり読んでましたが、こういうのもいい!
    楽しい気持ちになりたいときにおススメ。

  • 読み始めと攻めの印象が途中でガラリと変わる一冊w
    スタイリッシュないい男を気取ってるけど、実は装ってるだけでアタフタしてるのが面白かったです。
    当て馬が嫌な奴なので苦手な人は注意です

  • 名倉さんのきれいな受け溺愛系コメディは
    疲れもふっとばす癒し・・。
    両視点の配合が絶妙なんで。
    カップルに絡んでくる、ちびのタチ後輩は
    濱田岳の顔浮かべながら読んでました。

  • ▼あらすじ
    同僚の若宮浩輔に告白された池ノ上一樹は、彼の非の打ち所のないイケメンぶりと真剣さに絆され、生まれて初めて男とお付き合いすることに。一樹は尻に突っ込まれる覚悟だったが、紳士的な浩輔は甘い触れ合いだけで満足している様子。だが一樹は知らなかったのだ。彼が死ぬほど我慢してカッコつけていることを…。そんな折、人事異動で浩輔は神戸勤務になってしまう。離れ離れの寂しさに、浩輔の重い愛が暴走を始めそうで――!?

    ***

    ★3.5
    面白くない訳じゃなかったのですが、ちょっと求めたのと違ったかな…。
    出だしは割と真面目だったし、攻めもちょっぴり気障なところはあるけどスマートだし紳士的だしでなかなか好感が持ててたのですが、それも最初までで、転勤後、明らかになる攻めの本性を知って吃驚。
    素は紳士の欠片も無い変態の入ったちょっと気持ち悪いレベルの残念キャラで、にかく言動や行動が痛々しく、トイレ記念日のくだりは寒過ぎて軽く引くほど(笑)
    ギャップ萌えをする私でも、正直、このギャップは受け入れられなかったです…。

    攻めは受けにとって理想の同僚であり恋人でいるべく、デキる営業マンで紳士で頼りがいがあるスタイリッシュな都会の男(原作引用)を必死に演じていただけで、あらすじ通り本当に死ぬほど我慢してカッコつけてただけだったんだな…と改めて実感しました…(^^;)
    お話や会話のテンポは良いですし、両視点から描かれているのでお互いの気持ちも分かりやすかったのですが、いかんせん攻めのぶっ飛んだキャラがあまり好きになれず、最後の本番シーンでの暴走っぷりも微妙に引いてしまって結果的にあまり萌える事が出来ませんでした。

    正直、同じ見た目と中身にギャップのあるキャラならまだ小森(当て馬)の方がマシかな…と思ってしまう始末…(笑)
    勿論、小森も総合的に見たらあまり好きになれるようなキャラではないのですが、攻めのような気持ち悪さはないので、その分いくらかマシかな…と(笑)
    寧ろ可愛い顔に似合わずふてぶてしくてどちらかと言えば割と好きな方だったり。
    まぁ、あくまでほんの少し程度ですが。

    それと最後の方で同棲するかみたいな話が出ていましたが、その後で特典ペーパーを読んだら攻めの言ってる事が180度違ってて「は?」となりました。
    いやいやいや、本編だと受けの考えに素直に賛成してたじゃん…!みたいな。
    これ、もしかしなくても作者さん、本編で同棲の話を出した事忘れてますよね…?(^^;)
    こういう些細なミス、凄く気になるので何だかなぁ…といった感じでした。

    コメディ系の作品は嫌いではありませんが、とにかく攻めのテンションに付いて行けなかったのでマイナスです。個人的にはあまり趣味じゃなかったかな。
    残念過ぎるイケメンが大好物な方にはおそらくツボだと思うので、気になった方は読んでみると良いかもしれません。因みにイラストは良かったです。

  • とても楽しく読みました。名倉さんのコメディ大好きです。

  • 浩輔×一樹。同期で部署違い。
    ややコメディタッチで、でもきゅんとするところもあっておもしろかったです。
    浩輔のカッコつけたアプローチ攻勢や一生懸命紳士ぶってるところと、素の妄想逞しいところのギャップが可愛くも楽しかった。初めて本気で惚れた相手に嫌われたくない大事にしたいと一生懸命なのが伝わってきてとても微笑ましかったです。
    一樹はモテる割に無防備でびっくりです。懐が深い〜。男前だ。

  • 名倉センセのリーマンもの。最後までドキドキハラハラさせられて、ものすごく面白かったです!

    同期で非の打ちどころのないイケメン営業マンの浩輔と、彼から告白され付き合うことになったノンケ美人の一樹が、いきなり浩輔の転勤によって離れ離れになってしまうという話。
    これからという良い時期に遠距離恋愛になるのは切ないです!会いたくて、でも会えなくて寂しくなったり、浮気しないかと不安になったりするけど、互いへの気持ちが全くブレなかったのに安堵。

    「二丁目の暴れん棒」に吹きましたw
    男らしくてカッコよくて、クールな男かと思ったら…ww
    このギャップにはジタバタしちゃいました!カッコイイんじゃなくて、カッコつけてたのね⁉どんなヤセ我慢してたのかと想像するだけで、笑えてツライです。
    一樹は本当に愛されてますよね。
    一樹も、浩輔ラブがハンパないですwノンケなのに、浩輔に全てを捧げようとあれこれ調べてグッズまで購入していてかわいいです。ちょっとぽやっとしてるけど、いざとなると男前で積極的なのも好印象です。

    エロ的には浩輔がどれだけ我慢して性欲抑えてるのかって場面が、とてもエロかったですww
    妄想がエロ過ぎて、もはやHENTAIの域に達してたのに萌えました…!
    なので、晴れて最後までできたシーンが激しすぎてw
    絶倫の名に恥じないHに満足です…

    指先で
    君の熱を感じたから
    今日は二人のトイレ記念日
    …に、大爆笑ww天才。

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