ビロウな話で恐縮です日記

著者 : 三浦しをん

• 太田出版 (2009年1月22日発売)

感想・レビュー・書評

[しをん。さんの感想 · 2012年9月26日]

これは本当に公共の場(特に電車)で読む本ではない。
なぜならば、一人で笑ってしまう。それも、クスクスならまだしもだが、腹を抱えて笑ってしまう場面が多々あるから。

この本は、三浦しをんさんの日記を公開したようなもの。(ブログみたいなもの？)
でも、それがとてつもなく面白い。

まえがきから、吹き出してしまった。
おかげで、電車では白い目で見られたが。(確か、前も三浦しをんさんの本を電車で読んで白い目で見られた記憶が…。)

三島由紀夫の自意識過剰さ、それ以上に、ものすごく人に気をつかう性格だった。らしい。(本文より。)
それを読んで、なぜか三島由紀夫に親近感を。

あとがきも、まえがきに負けじと面白い。
これ以上書くと、面白さが少なくなりそうなのでこの辺で留めておくが。
しをんさん、とても愉快で面白い人だなあ。と、感じた。

[まりこさんの感想 · 2022年12月23日]

たくさん笑わせてもらいました！

[sakiuraさんの感想 · 2012年11月19日]

三浦さんのエッセイを読むといつも思うのだが、このかた日常の出来事に対して起こすアクション（頭の中含めて）が面白すぎる。映画やBL漫画の感想や思索も興味深いと思う（わたしはBL漫画も小説も全く読んだことなく、知識なしにも関わらず）。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2013/09/19]

｢（頭の中含めて）が面白すぎる。｣
当初、フィクションとエッセイの落差に戸惑いましたが、こんな風にオープンに出来るコトに或る種の感動を持ってしまいました。。。

[naonokotoさんの感想 · 2016年10月31日]

この人の小説もいくつか読みましたが、エッセイもほんとにおもしろい！オタクなアンテナをちょっとでも持っている人ならみんな楽しめるんじゃないかなー。BLもこんなに勧められたらうっかり読んでしまいそう。 時々出てくる夢の話が短編小説みたいに完成度が高くて、そこも楽しめました。好きだー。

[bukkubukuさんの感想 · 2016年6月22日]

なんて稀有な方でしょうか。
すごいのにぜんぜんすごくない（笑）？
ようにおもわせておいてあんな小説書いてからに。
楽しいしかないんです読んでる間。
そして小説を読んだ時の感動といったら。
もうなんなんてかんじです好きでしかない。
ファンかよ…

[namin3さんの感想 · 2013年5月23日]

吸引力すごすぎです。

[はな そらまめさんの感想 · 2013年5月8日]

ほんとに大好き。しをんちゃん。

[さゆりさんの感想 · 2013年2月9日]

日記だからひとつひとつが短くて読みやすいです。
しかし短いのに内容が濃い！濃すぎる(笑)

夢の話がなんとなくぞくっとするのもいいですね。

[ramushutoumiさんの感想 · 2012年4月6日]

もうしをんさん、好きだー!!
おもしろすぎる!!

最後のあとがきにあった、なにかの記録をつけるという行為自体が、自分以外のだれかとつながりたいという欲望の表現なのだろう、というのになるほど、と思った。
じゃあこのブクログも、そういう欲望に入るんだろうな。

[黒蜜糖さんの感想 · 2012年2月11日]

しをんさんのエッセイの中で、この本が一番面白い。

著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。