超クソゲー1+2

  • 太田出版
4.10
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本棚登録 : 53
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778312749

作品紹介・あらすじ

『超クソゲー』シリーズの衝撃をギュギュッと濃縮!ファミコンからプレステまで、最高で最低なクソゲーがここに。

感想・レビュー・書評

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  • 2021年11月22日再読。「超クソゲー3」に続き読んでみた。「『燃えプロ』を創った男」の記事が読み応えがあった!いい時代・熱い時代がかつてあったということか、我々の前の世代にもビートルズなど「最先端を行く熱い存在」が常にあったわけだし、若者は常に「新しい刺激的ななにか」を探し、それが歴史になっていくことが繰り返されるのか…。

    2014年4月9日読了。古今東西のゲーム界に渦巻く「クソゲー」たちのレビュー記事(各ライターとも相当やり込んでいる様子)と、今だから聞けるクソゲーのクリエイターへのインタビュー記事など。クソゲーとはみうらじゅんの造語だが、どうしようもない低レベルのゲームに逆転した価値を見出すよい言葉だと思う。単に製作側に能力がなかったか手を抜いたかのスッカスカのゲームはクソゲーとは言えない、現在でも語り草にされるクソゲーには、作り手の熱い思いがほとばしりすぎて常人には理解不可能な方向にすっ飛んでしまった珍作や、「ゲームバランス」という言葉をみじんも意識していない、幾多のプレイヤーが絶叫しコントローラーを投げつけた鬼のような難作などが多いようだ。任天堂や大手メーカー作による、バランスが取れていて当然のように面白いゲームをやるばかりが、ゲームの楽しみではないということか。(ほんとか?)

  • ファミコン時代のクソゲーは、クソゲーだと分かっていながらもみんなその上で遊んでた。
    今のクソゲーはどうなんだろう。語られることもなくただ消えて行くだけという場合も多い気がする。ソシャゲなんて言うまでもない。
    この本の記事のすごいところは、どのゲームも一応クリアするところまでプレイしてるっぽいところだと思う。
    まあ、クリアって概念すらないゲームもありますけどね。

  • ファミコンからプレステまでのゲームで、くそつまらないもの(難易度が以上に高かったり、設定がおかしかったり、1回のプレーで十分な感じ)をプレイしそのレビューを載せてます。よくここまで探した、というのが第1印象。ただ酷評するだけじゃなく、その設定の素晴らしさ(開発者の悪意と言うか)を解説しつつその楽しみ方を書いてます。世の中にはここまでひどい(素晴らしい?)ゲームもあるのだなと・・・。

  • まえがきの『クソゲーは本当につまらない。でも、クソゲーの悪口を言ってるときは最高に楽しい』この一言が全てを物語っています。まだクソゲーがある意味楽しかった時代の思い出です。

  • 元祖にして最強、伝説の『超クソゲー』が完全復活しましたよ、お客さんッ!!

    まずは『超クソゲー』『2』『remix』『revolutions』の4冊から
    ベストセレクション(←クソゲーなのに)に書き下ろしを加えた『1+2』をお届け!!
    かつてボクたちの胸を熱くしたファミコンからプレイステーションのクソゲーたちを一挙掲載!!
    さらに伝説の「バントホームラン」の真相も明かされた(?)「燃えプロを創った男」、元祖クソゲー『いっき』がPS3で復活した理由をサンソフト@名古屋まで行って直接聞いてきたスペシャルインタビューまで載ってる大盤振る舞い!!

    これを読んで『超クソゲー3』を読めば、キミもクソゲーハンターの仲間入りだ!!

    (編集部Hこと担当編集・林)

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