ドン・ファンの教え (新装版)

  • 太田出版
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本棚登録 : 114
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778313043

作品紹介・あらすじ

"ドン・ファン"シリーズのなかでも精髄と評される「初期4部作」を、同シリーズの代表的訳者による翻訳で統一し、これからの世代に向けて装いも新たに刊行。呪術師との出会い、新たな宇宙観の学びのはじまり。すべての起点となった第1作。

感想・レビュー・書評

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  • 儀式の手順などとても細かく書いてあるのが面倒で少し飛ばし読み。このシリーズ、創作説があるけど、1巻目については少なくともそうは思えなかった。最初の4部作が好評で、そのあと創作に踏み出していったとかではないのかしら。

  • 創作なのか実話なのか、本当なのか幻なのか、自分が体験しているこの世界は唯一のものなのか、それとも別の世界があるのか。西洋人がアメリカネイティブの精神世界を探求する話です。若い頃に読んでいたらハマったかもなー。

  • 師と弟子の”特別な合意”に従うリアリティがどのように形成されていくかが示されている。そして、それが特別な合意によって見えている一つのリアリティであったとしても、日常的現実において実際的な価値を持ちうるという話。

    本書は特別な状況下における師と弟子の二者間における特別な合意によるリアリティ形成の過程を描いてはいるものの、宗教や民族的な伝統というのはその特別な合意を集団的に作るものであるのではないかということが、そこから透けて見えてくる。

  • 【文章】
    読み辛い
    【ハマり】
     ★★★・・
    【共感度】
     ★★・・・
    【気付き】
     ★★・・・

    幻覚性植物を、アメリカ大陸の先住民から手解きを受けながら使用した体験記。

  • カスタネダとドンファンの師弟関係は、ダン・ミルマンとソクラテスの関係を彷彿とさせるものがあります。

  • 宿題本その1。
    なんとまあ魅力的な本なのだろうか。本読みとして劫経たいまだからこそ、酔いを意識しながら読み通すことができたが、若い時に読んでいたら影響力に飲み込まれていたと思う。

    再刊の企画をされた北山耕平さん、訳者の真崎義博さんに感謝。

  • カルロス・カスタネダの第1作目。

  • 2013-6-13 中原先生お勧め

  • 「呪術師ドン・ファン」シリーズの記念すべき第一作。帯推薦文は社会学者の
    真木悠介(見田宗介)氏。
    このシリーズはもう40年以上世界中で読まれてます
    が、今あらためて読む時に最適な読書ロケーションはアメリカでもメキシコでもなく、間違いなく現在の日本だと思う。「リアル」の意味するものが人によって正反対にすらなる場所。
    「今の/日本で/カスタネダを読む」ことは、ドラッグ云々とは別に、それ自体で非常にヴィヴィッドで不思議、そして新鮮な体験です。

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