- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778313456
作品紹介・あらすじ
3・11以降の新しい「自然哲学」は、哲学の自然を取り戻す試みであり、動植物の利害も含めた民主主義(まさに「どんぐりと民主主義」!)を目指す運動である。
感想・レビュー・書評
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難しかったが、わからないところは、読み飛ばして進んで行って読了した。
わからなくても最後まで読むことの意味を
この本から知り得たかもしれません。
内容は僕の知識では到底理解出来ない
難しいものです。
読める人は素晴らしい!
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哲学
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☆最近の中沢新一の技術認識論にはちょっと違和感があって、なお、彼が理系と聞いてさらに違和感を抱いたのだが、生物らしい。なるほど。
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80年代思想ブームの火付け役の一人である中沢さんと
気鋭の若手哲学者である國分さんとの対談本。
とてもおもしろく一気に読み終えることができました。 -
原発問題や市民運動などを自然科学の分野から考察しているところは好感が持てた。また具体的な哲学的アプローチも含まれており、実践的な内容も良かったと思う。これが本当に糧になることを祈りたい。
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ようやく、自分のサイズに合ったポスト3.11の日本、原発問題の話題展開をしている本に出会った。
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国分功一郎氏のヴィジュアルにほれてしまい。。。
写真も素敵です。
中沢新一氏は以前、内田樹氏と対談本を出していて、好感が持てたのもあり。いや実際生物学から宗教、哲学ってオールラウンダーはなかなかいない存在なんじゃないでしょうか。
対談形式なので、とても難しい内容の割には、スラスラ読めました。
でもあんまり頭に残らず。。。
「哲学者になるには、たくさん本を読まなきゃ行けないし、語学も勉強しなきゃいけないんだなあ」ということはわかった。
中で、自然との「非敵対矛盾」という言葉が心に取っ掛かりました。
動物が求めているものと人間が求めているものは、お互いに矛盾する。しかし、必ずしも敵対はしない。里山などでの人間の技術と自然との間に生ずるバランスは、「自然との調和」ではなく「非敵対矛盾」である。
というような意味です。
そして、「太陽からの贈与」という話が、興味深かったです。
「核エネルギーの利用とは、人間が住むことのできる生態圏には存在し得ない太陽圏のエネルギーを無理矢理そこに持ち込むことだ。」
化石燃料や自然エネルギーは「太陽からの贈与」であり、そことの違いを打ち出していることが興味深かったです。 -
知人に貸してもらった本
かなり難解で、わからなかった部分ばかりですが、
資本主義における贈与と交換の概念
祝島と反原発
小平の都道計画などは
現実に即した内容だと感じました。 -
やはりイオニアについて考えなきゃダメなんだと改めて思った。