- Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778320041
感想・レビュー・書評
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単行本1冊できれいにまとまっている。
相変わらず一般的な倫理観を超えたところでガラス細工のようなストーリーを構築。
最終話が◎。 -
始まりのマイルスがよくわからない話だったし、他の有名な2作品は暗い話だし、こいつはどうかな?と単純にともかく読んでみた。
読む度に発見がありそうだし、救いがあるからいい。 -
「なるたる」みたいな長編もいいけど(「ぼくらの」は未読)、
「ヴァンデミエールの翼」「残暑」に並ぶ短編集もいいなぁ。
恋とポゼッションというテーマが、嫌味でなく綺麗に示されている。
そしてただ綺麗なだけでなく、人間の孤独や愚かさをうまくクローズアップしている。
とにかく線の細い薄倖の少女を描かせたら最強の漫画家さん。 -
SFxロリxディストピア的都市。各エピソードのエッセンスはとても好きなのだけど、ロリセックスいらなかった(仕方ないと思うが
本を記憶する話が本読みとしてとても好き -
「積み木の家」のように、上へ上へと積み上げられていく都市の出来事を描いた連作的短編集。小川洋子的なはかなさが良いです。細くて儚い画風とよくマッチしてるし、お話としても好み。
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読むとズドーンと重い気持ちになる。
けど「読むんじゃなかった」とはならない。 -
未レビュー消化。近未来において生死を描いた物語。神のように気紛れに命を与えたり、奪われたり、街の見る夢のようにフワフワした話もあって面白かったです。特に、第6話の造物主の檻は良いオチだなぁと思いました。ゲームキャラクターに退屈を与えなければ争い事が起きないがつまらない。そう思うと僕らの世界に神がいるとしたらこんなめんどくさい感情を人間に与えたのも納得ですね。
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ほんと独特な感性。
人間が他の存在へ発する、それぞれの愛の形。他者からみれば滑稽であったり、奇妙であったり、畏怖されるようなものであっても、主観的には「愛」という感情の発露による行動なわけで。
んー、深い。