センネン画報

著者 :
  • 太田出版
4.20
  • (200)
  • (138)
  • (89)
  • (9)
  • (2)
本棚登録 : 1287
感想 : 155
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778320591

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本をキーワードで表すならば
    エモーショナル
    センチメンタルな恋の一コマ
    何気ない幸せ
    きゅん
    カルピス
    ポカリ
    二つ並べたラムネ瓶
    青く高い夏の空と海
    ピンクと水色
    キュンと冷たいハート型のピノ
    みたいな色 そんな日常。

  • 1ページ漫画。
    台詞はほとんどない。
    見たことがある気がするありふれた(ちょっとだけ特別な)一瞬が描かれていて、その一瞬にずぼっと入り込んでしまう。
    すごくうまいと思う。

    風の表現だったり、何かに触る手のアップ、カーテンで姿を隠したりする無音の1コマ1コマに無駄がない。
    本当にうまいなぁ‥。

    全部カラーで見たかった。
    それが残念。

  • 画風が素敵で借りてみました。
    基本的にほとんどセリフがない漫画です。数人の高校生男女が主な登場人物。
    1ページ漫画っていうやつなんですかね、ちょっと長いのもあるけれど。
    見開きの左右で話が関連してたりするのがいいですね!

    単純だけど深くって、わかるけどわからないみたいな。
    こういうの好き!良い作品だなぁ。

  • 言葉の少ない柔らかな色で描かれた絵だけで表現された世界は綺麗で切なくて、想像が広がる。
    行間を読む楽しさがある。

  • 今日マチ子がブログで描いた主に1ページの漫画を集成。おもに女学生の日常が描かれるが、学園ものの映画などでも日頃から感じていたことだが、女学生たちの日常には、自然が豊富なんじゃないか?自然に触れるにはあえて足を運んで行かねばならない、という実感とは正反対なのだ。あと、ニベアの青缶の匂いが冬の匂いだというのには目からウロコだった。女子と言えばニベアだと思っていたのに、季節をそこに感じるとは!さすが。

  • 茨城県水戸市の芸術館で行われている「新次元」にて始めて知りました!
    引き込まれてしまいました!凄く良いと思います

  • WEBでカラー原稿を見ているので
    モノクロになっているのが大変残念。
    カラーで再発していただきたい…
    という気持ちをこめて★4つ。

  • 借りて読みましたが、すごく好みでした。
    投げ出された足や触れる手の感覚、
    ほんわかした中にある怠惰、憂鬱、欲情がなんとなく
    伝わってきます。
    そして、
    あ、という瞬間、ことばに出来ぬ気持ちを
    今日マチ子というひとは表現してくれるなあ。
    好き。

    フルカラーで出たりしないかな。

  • せかい−じぶん=せかい

    素敵、青の色彩が素敵。

  • 淡い色と風と空気と喪失の予感。

全155件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東京都出身。東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。自身のブログで、ほぼ毎日更新している1ページのショートマンガ『センネン画報』が単行本化され注目を集める。2005年に第1回「ほぼ日マンガ大賞」入選。2006年と2007年に『センネン画報』が文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に2年連続で選出。2010年に『cocoon 』、2013年に『アノネ、』がそれぞれ、文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に選出。2014年に『みつあみの神様』で手塚治虫文化賞新生賞、2015年に『いちご戦争』で 日本漫画家協会賞大賞(カーツーン部門)を受賞。その他の作品に『みかこさん』『かことみらい』『U』『5つ数えれば君の夢』など多数。

「2023年 『From Tokyo わたしの#stayhome日記2022-2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

今日マチ子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
川上 弘美
島本 理生
中村 明日美子
ほしよりこ
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×