ファンタジー (エフコミック) (F COMICS)

著者 :
  • 太田出版
3.68
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本棚登録 : 312
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778321734

感想・レビュー・書評

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  • エフの広告ページを見て即本屋に直行。
    表紙の絵を見て「これはいぃ!」と萌え、カバー外してため息が出た。

    心の痛みとか、相手を好きになる気持ちとか、そこに不安と歪みが出てきたりとか、いろんな意味で年齢は関係ないと思った。
    中途半端なSEXシーンより、抱擁やキスシーンで存分にエロさを出してる点も◎

  • 14歳でも、女なんだよなぁ、って思い出すような感じです。
    帯にあった、

    ぎゅーってしたいの、されたいのって言葉にきゅんてして
    ぽっかりあいたとこに、あったかい気持ちをもらったら泣きます。

  • う~わ~なんかそわそわたまんなかったす! エピローグ(描き下ろしかな?)でるみちゃんが大人っぽく明るくなってたのはジンさんを始め、他の人のおかげなんだろうなあ。かえちゃん・月野カップルはどうするんだろう。
    いや元々大人っぽい子ですけども。しかしジンさん63歳……?
    まっかになるジンさんかわいい……。
    えろありレーベルなので、まああれそれ。

    ジンさんがえろいこと考えるのは、隠せないししゃーないよな~って考えてそうなところと、道行く女の人を見て、いい女だなあと思うだけなら男だし思うよーみたいな、そんなある種の開き直りのようなずるさが見えてずるいなあとおもいます(笑)それに加えて、いくつでもえろいことは考えるさーみたいな生々しさ……。
    内面は年齢なんて体面をいちいち意識しないんだから、本音はああ好きだなあって思うよなあ。そこから世間体とか自分の状況とか諸々で、気持ちにセーブかかって、普通の人の言う好きとかになるけど、そこの中に入ってきちゃうから丸見えとかそんなかんじ?

    超能力云々も、まず前提に14歳の女の子が59歳の男の人を好きになって、自分の方を向けるにはどういう子だろうか、って出来たのがるみちゃん、というかんじでした。これはそれでいいかなあ、メインはあくまで、「豪快な歳の差恋愛が成り立つ可能性」という……。
    でも正直、エピソード背景がちょっと足りないというか、もうちょっと詳しくみたかったなあってところは多い気が。ちさちゃんと「お兄ちゃん」はどうなるんだろう……。
    というか4年間と、ご両親にご挨拶とかその後とかめんどくさいのも含めてめっちゃ見たい……。

    なんだろうこれ、考えれば考える程もえてきた!(笑)
    あと、カバーをめくった表4の、ジンさんの手のいやらしさがすばらしかったです。歳を重ねた手が、まっさらな何も知らないものを摘み取る様はやっぱり萌えだよ……萌えですよ。

  • 59歳と14歳という年の差に惹かれて購入。
    大好きな作品。

  • ときめいた…年の差の極み。

  • ちょーいい!だいすきなラブストーリー。
    59歳イケメンと14歳美少女。そう聞くだけでときめくのに読むと想像以上に良いです。
    こんな人と恋できるなんて幸せ過ぎるでしょう。

  • 題名通り、設定もファンタジー。キャラの感情がじわじわ染みてくる。かえちゃんと月野カップルがとてもいい!

  • エピソードが未消化のような気もするが、むしろそれがいいのかとも思う。

  • 超年の差愛。
    おじさんと少女、ということで榎本ナリコ作品のような臭そうで閉鎖的な世界を想像していた。けど、こちらは飄々としたおじさんがいたって健全思想なので、性に積極的な禁忌的な女の子も、可愛く思えて面白かった。
    表紙絵の二人より、奇形の女の子と性にトラウマ持ちの男の子のカップルの方が気に入った。なぜその奇形について詳細がないのか。これって何かのスピンオフ?まぁ、他の作者だとここぞとばかりにそのエピソードを掘り下げていくだろうけど、そのあっさり感が逆に引き付けられた。

  • 年の差LOVEは大好物なのですが、これはちょっと生々しくて…

  • 年齢差に度肝を抜かれたけどフツーに純愛だった。悪くない。

  • 如何とも判断し難い。嫌いではない、が、これを諸手を挙げて肯定してよいのかと思ってしまう自分もいる。多分内なる良識みたいなそんなものが。
    でも、もっとじっくり描いてもらえてもよかったかなぁ・・・

  • 14歳の少女・るみと、定年間近の警官・ジンさん。
    出会い、心を通わせ、いつしか本気の恋を結んでゆくふたり。

    年の差恋愛を描いた作品は数あれど、こんなに切なく心ときめく物語はありません。
    色気のある男性を描いた作品は数あれど、こんなにかっこいいイケメン中年はいません!
    口は悪いけれど優しくて、るみを温かく見守ってくれて、
    そうかと思えば、るみを意識して戸惑うところが可愛かったり。
    「カレセン」なんて言葉がありますが、まったくカレてなんかいないジンさん。
    ずっとずっと読み継がれてほしい、ラブストーリーです。

    そして、この作品は、生まれながらに人の心を読む力をもってしまった少女・るみが、
    “フツウ”になりたいと憧れ、“フツウ”になれないことに苦しみ、それでも幸せにいきる道を探していく、成長譚でもあります。
    著者の御徒町鳩さんが紡ぐ言葉が、胸にジンと響きます。

    「きれいごとってなに?」
    「信じたいことだよ」

  • 触れた人の心が読める少女(14才)、彼女に触れられる事を避けない59才の刑事の恋の話。
    寮で共に生活している特異体質の同級生たちの苦悩と恋も。

    エロ描写にちょっと戸惑いましたが、「普通」に生まれなかったために親にも愛されなかった若者たちの、誰かに触れたい、触れてほしい、という想いは純粋。

  • 面白かったーもうちょい膨らませて読みたい

  • 2012/12/11
    【やや好き】非BL。 59歳♂:ジンさん×14歳♀:るみ。 るみと同じ施設で育った月野×かえで。 超能力持ちとか超年の差CPとか表題作通りファンタジーだった(笑) 親に捨てられたり寂しかったりする痛さを幸せになりたい願いで越えていく超能力者の青春。 ジンさんの頬染め顔はなかなか◎。 しかし、るみが18歳だとジンさんは63歳だけど…大丈夫なのか?デキるのか?

  • 個人的にエロのところって必要??って思っちゃった。
    むしろそこはプラトニックなままがよかったなー、妄想だったとしても。
    そこはそんなに生々しくなくていいんじゃないかなって。

    お話としては特殊能力を持った子供たちのお話で、事件にも絡めてて、そこはストーリー的に好き。
    今回起こった事件の結末とかもちゃんと書かれてて、なるほどなぁと思ってしまった。

    家族愛が裏テーマなのかな??

  • 一冊で完結してるのがもったいない!

  • 59歳×14歳。ぎゅーってしたいの、されたいの。特殊能力者。こんなの書いてるんだーとおもって作家見て帯見てとりあえず衝動買い。やっぱいい話書くなあ。ジンさんかわいいよもえる…!特殊能力はサブ要素で、あとレーベル的に知らなかったけどエロ系だったらしいんだけど、友人の同級生カップル含めてやっぱ人間関係とか恋愛とか気持ちのお話。じわっとしあわせになるかんじ。

  • 続きあればいいのに。

  • 「歳の差」で購入。

    ストーリー的には好きなパターン。
    ちゃんと丸く収まるし。
    おじさん優しいし。

    しかし、14対59はどうか・・・。
    おじさんがもう少し若く見えるので、50くらいでも良かったかも。(あんまり変わらんか?)

  • 1巻で終わってしまうのはもったいない。超能力者とそれを利用した犯罪捜査、マイノリティとしての迫害、14歳と59歳の歳の差の恋、いくらでも膨らませられる要素がたくさん詰っているのに1冊ではぜんぜん足らない。

  • あまぞん徘徊中に見つけた本。

    “年の差”を扱ったストーリーと書かれていたのと、“おじさん”というフレーズで即購入(笑)
    そのまんまでもファンタジーだと思うけど、女の子が能力者という設定。おじさんは非能力者だけど、女の子の良き保護者(のちのち彼氏)。
    女の子の押しっぷりとおじさんの紳士的な対応が堪らん作品でした。

    作者さんの他作品の絵を見ると、この本とではかなりの違いがあるのかなと思う。
    でも、この作品に合った繊細で艶やかなタッチがとても気に入ってます!

  • 最初、それってほんとに恋かなとか思っちゃってごめん。

  • 14歳と59歳。という帯に惹かれて買ってみました。
    「フツウ」じゃない能力を持った3人とその周辺の人々のおはなし。

    主人公ではなく、その友人かえちゃんと月野くんのくだりが個人的に好みでした。

  • タイトル通り色んな事がファンタジーなお話でした。人のこころが読める子の話だけど、基本スタンスは他の作品と変わらず、ふんわりぎゅーって話。あとエロFて事で。強調するわけでもなく普通にそういう。
    異能設定がメインではなかったのでそんな暗い、どろどろした話ではなかったです。犯罪者のこころ読んで警察に協力してるって始まりだったのでもっと暗い話かと思いましたが、それはその最初だけでした。他2人は特に何かに協力してる!て感じじゃなかったし。
    59歳はこころ読まれてもいいよって平然と触らしてる、主人公の担当者なのですが、抱きつかれて普通に妄想して、その妄想読まれてるのも知ってて、そういう意味ではすごい話でした(笑)14歳相手に。読まれても堂々としてるのは勿論すごいけど。その状況がすごいなと。うん、多少のシリアスとか暗い部分はあれど14歳と59歳の恋愛漫画でした。
    友達2人は高校在学中に子供産んでどうやって暮らしてくんだろうとか思いましたけどね!3人とも普通の高校行ったの?主人公だけは持て余す力の大きさだったのに大丈夫だったのですかねー。その辺はすっ飛ばしだったなー。て意味でもファンタジー。飽くまで恋愛漫画だったなと思いました。子供相手にその気になった59歳がすごいかな(笑)子供の方はもう必然的に。

  • かえでちゃんと月野くんに萌えすぎて死ぬかと思った

  • こう書くのが適切なのかは微妙だが・・・線の一本、一本がエロい
    ハードなシーンは皆無なんだけど、こう、読み手のツボをまともにくすぐってくるからか、妙に興奮してしまう
    キャラの心理描写が丁寧で、淡いキラキラを感じて、胸が切なくなると同時に、奥の辺りが柔かく温かくなる
    友情、愛情、親愛が混じって、タイトルに偽り無く、幻想的な気持ちになった
    14歳と59歳か・・・愛に年齢の差なんて関係ない、なんて簡単に言って良いものじゃないけど、誰かを好きになってしまうのは理屈じゃなくて、もしかすると、その年齢差が理由になるのかも
    ちゃっかりしてる宮村さんと沢田先生が結構、好きかも
    これから要注目の漫画家、ベスト10に入れました、御徒町鳩先生

  • 帯読んでから読んだら(先入観あって)最初から相思相愛でびっくりした(笑)
    歳の差いいと思うけどジンさんが父親と同年代で想像したら無理だった…(笑)でも、ジンさんは格好いいよね、るみのことを受け入れてちゃんと素直にそのままの気持ちでいるから。実際にるみみたいな子が身近にいたら自分はどうするかなあ?て考えると、それでも気にせず受け入れたい、友だちになりたいって思うけど、やっぱりきれいごとなのかなあ…?
    お気に入りのキャラは月野です!かわいい!思春期の男の子って感じ(笑)で、絶対いい奴だもん!
    たしかにるみたちは力のせいで家族ってものが遠くなってしまっているかもしれないけれど、それ以上に色んな人に愛されているし愛しているなあと思いました。これはこの作品に出てきたすべての家族に共通して。(たしかにこどもたちの親は微妙だけど混乱のなかにも愛があって欲しいという願望で)
    かえちゃんの予知夢はふたりの将来が視えたってことでいいのかなあ?
    なんか1冊にまとめるのがもったいないくらいだなあと思いました。

  • 異能の子供たちが主人公ですが、そこが主題じゃないせいか痛々しくて(ちょいエロー)も暖かいエンド。痛々しいのに甘さでクラクラする程。
    この世界の断片でつなぐ物語、別のメンバーでも読みたいな。予定なさそうだけど。

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著者プロフィール

東京都出身。2006年、「月刊ウィングス」にて三木鈴名義でデビュー。以後、読者の共感を呼ぶリアルなキャラクターや、人間の内面を掘り下げる深い心理描写で、恋愛マンガの旗手として注目を集める。主な著書に、『堀居姉妹の五月』『きみ諦めることなかれ』『腐女子っス!』『ファンタジー』など。

「2017年 『堀居姉妹の五月(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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