その男、甘党につき

著者 :
  • 太田出版
3.63
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本棚登録 : 791
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778322021

感想・レビュー・書評

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  • パリジャンなショコラ紳士ジャン=ルイのおはなし。
    本文もチョコレート色でとてもお洒落です♪
    えすとえむさんの短編の名手ぷりのよくわかる作品。
    手作りのショコラみたいにひとつひとつのエピソードが重ねられていきます・・・。
    甘党紳士の口の中をショコラが充たしたり、歯医者さんがつついたり
    妙にセクシュアルな、いけない気持ちになる一冊でしたー。

  • 装丁とタイトルが素敵だったので購入しました。
    大人の甘いストーリーになっていますね。
    素敵です。ショコラがおいしそう。

  • 2015/01/24
    【やや好き】一応BLではない?。 ショコラが好物のジャン・ルイが甘いものを食べる姿を見てギリギリするお菓子テロ漫画( ̄∇ ̄) 遠い所にある美味しいものよりスーパーで売ってるもので事足りてしまう自分としては、心動かないで欲しかったがやはりそうはいかないよね。 もうショコラが食べたくて仕方ない…。 ジャン・ルイは素敵だけど自分の美学を持つ男ってちょっと面倒臭い、だがそれがいい。

  • 「君が作るからには『君の味』が知りたいんだ」

    板チョコの薄紙の様な装丁にチョコレート色のインク!なんて素敵なブックデザイン!電子書籍では味わえない楽しさ!

    そして主人公のチョコレートを何よりも愛する紳士ジャン・ルイが文句なしにカッコいい。深夜に読むのはお勧めできません。太りたくなければね。

  • ▼あらすじ
    あふれんばかりのチョコレート。氾濫するロマンティック。――チョコレート好き紳士をめぐる、ある愛の物語。
    パリに暮らすやり手の弁護士、ジャン=ルイ。彼が世界で一番愛するは――チョコレート。彼の向かうところ、いつも悩める人々が待ち受ける。果たしてジャン=ルイは、チョコレートで人々を救うことができるのか?そして、彼の秘められた過去とは……?
    えすとえむが描く、スウィート&ビターな大人の寓話。

    ***

    ぽこぽこでWeb連載してた時から追っかけてました。
    やっぱりこうして本になると嬉しいです。
    チョコレートを包むシートのような手触りの表紙に金の帯、本を開ければチョコレート色のインクで様々なお話が描かれています。
    ここまで装丁に拘っている漫画も珍しい。
    是非お手に取ってその美しさをご自分の目で確かめていただきたいです。

    内容はショコラを愛する紳士、ジャン=ルイとそれを取り巻く人達のスイート&ビターなお話です。
    一つ一つのお話自体は短めですがオチはきちんと纏まっています。
    現実と妄想が入り乱れているので読んでいて楽しい(笑)

    とりあえず、ジャン=ルイがショコラを食べるシーンがとってもセクシーなので必見です。

  • ショコラを愛するフランス紳士の日常。
    本そのものの装丁も含め、全体に漂う雰囲気がとてもきれいです。
    あとジャン=ルイは本当においしそうにショコラを食べるよね。

    読みながら、bassoさんのイタリア男シリーズを思い出したりして。

  • ショコラのパッケージをイメージしたとおぼしき装丁が凝ってて可愛い。中身もショコラカラーのインクでオシャレ!

    主人公はショコラ好きの紳士ジャン=ルイ。しかしチョコを食べただけで作った人のプライベートまでわかる・・・とかは、ちょっとファンタジーすぎて序盤いまいちだったかも。後半、母親とのエピソードが出てきたあたりからは、ちゃんと読み応えが出てきて良かったかな。

  • 作画や表紙のデザイン等がとてもお洒落。
    内容も大人向け。フランスへショコラ探索旅行に出かけたくなるようなお話。
    個人的に好きな作品。ただし、少しだがBL要素が存在する。

  • いい感じのきちんとさのある、大人な漫画だっただけに、微妙にBLっぽい描写とかでてきて、ちょっと残念…
    それがなければ、★4つ。

  • 『その男、甘党につき』読んだ。
    この装丁は紙書籍でしか味わえない。透けてるカバーとの組み合わせ…デザイナーてらこ…

    チョコ(や他の甘味)を媒介とし、人の交流を描いてる。例え話に「見かけはスイート」とかオシャレでクセ強いし、えすとえむ節がすげえ。個人的には3話のクロカンの話がお見事。

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著者プロフィール

2006年「ショーが跳ねたら逢いましょう」(東京漫画社刊)でデビュー。フィール・ヤング(祥伝社)にて連載の「うどんの女」が「このマンガすごい! 2012」のオンナ編第3位にランクイン。2011年からは月刊IKKI(小学館)にて闘牛をテーマにした「Golondrina ゴロンドリーナ」を、2012年からはジャンプ改(集英社)にて若き靴職人を描く「IPPO」を連載。BL誌、女性誌のみならず、青年誌にまで活躍の幅を広げている。

「2021年 『CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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