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みんなの感想・レビュー・書評
SSRIが市場に登場するとうつ病が増えるというのは欧米から始まりわが国にも及んでいる。データを含めて説明され納得しやすい論である。そういう見方もあるのかと、納得した。国を挙げての自殺対策がうつ病対策になっているのもこれに乗っている部分で、全ては製薬会社のマーケティングに乗っていると考えると恐ろしいことである。
勇気ある著者。以降は本からの引用です//1999年からの六年間で通院するうつ病患者が約二倍に増えた。100万人を超えた。99年は日本に初めてSSRIが導入された年。新薬の薬価が従来より数倍高くなれば製薬会社にとって抗うつ薬市場は魅力的な市場となった。処方薬の場合は薬価が高い程売れる。disease mongering 1.不安、2希望、3行動。マルクス、経済活動の変化によってのみ政治体制や社会制度が変化する。認知療法 個人のものの考え方、つまり認知が精神状態に影響を及ぼしていることを認識し、その認知を変えることによって精神状態を変えていく。多剤併用療法が日本の精神医療の悪習。メンタル休職者を減らすには出口を広げる、つまり三次予防に重点を置く。リハビリ、体力??を少しずつ動かすこと。小さな目標をつくってそれを少しずつ達成していく
うつ病の本はかつては専門家しか買わなかったが、今では実用書として買われている。90年から94年にかけては27冊だが、99年から2004年までには177冊もの、うつ病の本が出ている。
99年以降、うつ病の薬も激増した。社会全体のストレスが増えていた。自殺者が始めて3万人を超えたのが98年。
この本を書くにあたっての冨高氏が思いを語った、終わりの方の部分から引用したい。 「『SSRI発売後、日本全体でうつ病患者が急増した』と説明されても、気分を害す患者の方が多いのではないかと思う。うつ病で苦しんでいるのに、大局的な一般論を説明されると、不快に感じる人もいると思う」(p.240) 個々の製薬会社の個々の薬に関して、治験のあり方、副作用の問題、プロモーションのあり方が問題にされてしか... 続きを読む »

うつ病になる人が急速に増えている。この人たちと接するたびに、気の持ちようなのではないかと思ってしまう。世の中には重度のうつ病の人もいることは分かっているが、軽度のうつ病の人と会うと、どうしても「病は気...





