翻訳論とは何か: 翻訳が拓く新たな世紀

著者 :
  • 彩流社
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779118715

作品紹介・あらすじ

新しい研究領域として文化批評を活性化させてきた「翻訳論」は、
現在、どのような展開を遂げているのか──

言語は「他者」にどう関わるのか、「他者」と「主体」の問題に、
ポストコロニアル批評と翻訳学はどう関わってきたのか──
他の批評理論も絡めながら、多様な「翻訳論」を紹介し、モダニズム後の
言語文化と歴史意識が「翻訳論」とどのような相互関係にあるのかを読み解く。
さらに「歴史」の再読を「自己翻訳」として拓いたホロコーストの言説を取り上げ、
「世界文学」とは何かを提示する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【配置場所】工大選書フェア【請求記号】901||H【資料ID】91132504

  • 様々な国の小説が、日本語で読めるコトに感謝しています。

    彩流社のPR
    「新しい研究領域として文化批評を活性化させてきた「翻訳論」は、現在、どのような展開を遂げているのか──

    言語は「他者」にどう関わるのか、「他者」と「主体」の問題に、ポストコロニアル批評と翻訳学はどう関わってきたのか──
    他の批評理論も絡めながら、多様な「翻訳論」を紹介し、モダニズム後の言語文化と歴史意識が「翻訳論」とどのような相互関係にあるのかを読み解く。さらに「歴史」の再読を「自己翻訳」として拓いたホロコーストの言説を取り上げ、「世界文学」とは何かを提示する。」

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

津田塾大学教授。JBBY 理事を歴任し、JBBY 前副会長(2011〜15)。

専門は20 世紀の英語圏文学および翻訳論など。

◉著書:
『翻訳論とは何か――翻訳が拓く新たな世紀』(彩流社、2013)、『〈終わり〉への遡行──ポストコロニアリズムの歴史と使命』(共著、英宝社、2012)、『世界文学を継ぐ者たち――翻訳家の窓辺から』(集英社新書、2012)、『吉永小百合、オックスフォード大学で原爆詩を読む』(集英社新書、2012)、ほか
◉訳書:
A. A. ミルン『こどもの情景』(パピルス、1996)、エレン・チェスラー『マーガレット・サンガー──嵐を駆けぬけた女性』(日本評論社、2003)、ブライアン・シブリー『クマのプーさんの世界』(岩波書店、2003)、エヴァ・ホフマン『記憶を和解のために──第二世代に託されたホロコーストの遺産』(みすず書房、2011)、ロジャー・パルバース『驚くべき日本語 (知のトレッキング叢書)』(集英社インターナショナル、2014)ほか。

「2016年 『子どもの本がつなぐ希望の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

早川敦子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デイヴィッド・ダ...
宮下奈都
村田 沙耶香
M.バルガス=リ...
恩田 陸
エラ・フランシス...
ミヒャエル・エン...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×