特攻隊と〈松本〉褶曲山脈: 鉛筆部隊の軌跡

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  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779119118

作品紹介・あらすじ

信州松本浅間温泉には多くの特攻隊が滞在していた!
『鉛筆部隊と特攻隊』の反響続々。次々に明らかになる新事実と深層の息つかせぬ展開。
褶曲山脈(中部山岳地帯)に国の中枢を温存し、本土決戦に備える戦略のなか、
大刀洗飛行学校の特別幹部候補生“特幹”(松本:空541、長野:空542)各部隊、
決部隊などが終戦間際の松本に来ていた事実、部隊の詳細を明らかにする鉛筆部隊員、
鹿子木幹雄少年日記の発見等々埋もれた史実を掘り起こし、終戦期の空気を膨大な取材によって再現する傑作ノンフィクション。

著者プロフィール

1945年満州(現中国東北部)撫順生まれ。文化探査者、物語作家。96年『トロ引き犬のクロとシロ』で「サーブ文学賞」大賞受賞。97年『走れ、走れ、ツトムのブルートレイン』で「いろは文学賞」大賞・文部大臣奨励賞受賞。11年『鉛筆部隊の子どもたち~書いて、歌って、戦った~』で「子どものための感動ノンフィクション大賞」優良賞受賞。著作に、『トロッコ少年ペドロ』(97年)、『出発進行! ぼくらのレィルウェイ』(98年)、『広島にチンチン電車の鐘が鳴る』(99年)(いずれも汐文社)、『日本鉄道詩紀行』(集英社新書)、『峠の鉄道物語』(JTB)などがある。
「鉛筆部隊と特攻隊」(彩流社)、「特攻隊と《松本》褶曲山脈」(彩流社)、「忘れられた特攻隊」(彩流社)、「と号第三十一飛行隊(武揚隊)の軌跡」(えにし書房)、「〈改訂新版〉鉛筆部隊と特攻隊 ― 近代戦争史哀話」(えにし書房)。これに加えて『ミドリ楽団物語 ― 戦火を潜り抜けた児童音楽隊』(えにし書房)がある。

『北沢川文化遺産保存の会』の主幹として、世田谷、下北沢一帯の文化を掘り起こしている。地図『下北沢文士町文化地図』(改訂8版)を作成したり、ネット上の『WEB 東京荏原都市物語資料館』に記録したりしている。この物語はこの活動から発掘されたものである。

「2022年 『台湾出撃沖縄特攻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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