それはどっちだったか

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制作 : Mark Twain  里内 克巳 
  • 彩流社 (2015年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779120947

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それはどっちだったかの感想・レビュー・書評

  • 面白かった…とても怖くて。
    少しの嘘や出来心から、とめどなく転落していく人々。
    主人公の罪の木の絵にぞっとする。
    人物造形がとても丁寧で、どのキャラクターも地に足が着いていた。
    そこで終わるか、という結末も、読み終えた後しばらく経ってからも思い返し、あれからどうなるのか、ああなるまえにどうするべきだったのかと考えさせられて、本の裏表紙の更に先があるというのは良作なのだろうと思う。
    好みかというと、甘っちょろい私は頷けないのだけど…でも面白かったのは確か。
    しかしタイトルの邦訳がぎこちないのが気になる…。
    確かに原題もそうなんだけど。けど。
    ぱっと上手いものは浮かばないけれど、わかれ道とか、枝分かれとか、何か。
    意訳でも良かったと思うんだけどなー。
    邦題で読みたい気持ちが若干削がれる気がする。

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それはどっちだったかの作品紹介

グロテスクで残酷な笑いと悪夢の物語──
マーク・トウェイン晩年の幻の「傑作」、本邦初訳!

南北戦争前のアメリカ南部の田舎町インディアンタウン。
〈嘘〉をつくことによって果てしなく堕ちていく町の名士。

恐怖と笑いが入り混じる独特の筆致で浮かび上がる、
トウェインの鋭い人間観察と、同時代アメリカへの批判的精神。

晩年期の1899~1906年にかけて長く断続的に書き継がれた
未発表作品『それはどっちだったか』。
19世紀の人種問題を背景の一部にした暗く苦い物語は、
一般的な明るいイメージのトウェイン像を大きく裏切る異色の作品であるが、
盛期から晩年に至る作家の歩みを凝縮した「隠れた代表作」と言える。

トウェインが執筆にかけた年数と分量から、無視できない作品であるにも
かかわらず、国内外で長く黙殺されているトウェインの幻の「傑作」を、
丁寧な「解説」とともに紹介する。

原型となった短編「インディアンタウン」(1899)も収録(本邦初訳)!

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